見出し画像

しあわせのかたちに色をのせていこうか

2019年9月1日
舞台『7ORDER』
東京公演の幕が下りた。


6人が集まった2019年3月31日
顕嵐くんがファンの子に言ってくれた「今年はみんなで幸せになろうね」の言葉、信じててよかったんだなあって思った

7人が揃った2019年5月22日
安井くんが7ORDER projectの動画に現れた瞬間、パズルのピースがすべてはまったような感覚、全身鳥肌が立って涙が溢れてきた。もう大丈夫、そう思えた。


そして2019年8月23日。
1年4ヶ月ぶりに7人に会いに行った日。
始まる前の心臓の音が自分のものなんじゃないかと錯覚するくらい、彼らが舞台のセットに上がる音が聞こえるたびに速度を上げていった。

幕が上がると、本当に7人がいた。ずっと待ちわびていた瞬間だった。1人ずつスポットライトが当たり、歌い出す彼ら。
ずっと会いたかった7人が 歌って、踊って、舞台上で輝いている。
美勇人くんがセンターに立ってダンスをリードしているところ、前よりも動きが揃っててびっくりした。会えなかった間にもレベルアップしていた7人がかっこよくて誇らしくて、眩しかった。

そうして「LIFE」という今回の舞台のメイン曲を歌い上げたあと、一幕が始まっていく。

舞台の内容を簡単に説明すると
「AZ法」と呼ばれる 人々をランク付けした法律で最下層のZランクに位置付けられた彼ら7人が、自分たちの秩序やルールで自由に生きるために、音楽という武器で革命を起こそうとする物語。
ストーリーでは、ケンタロウを中心にして
RPGゲームのように1人ずつ仲間が増え、2ORDER、3ORDER、…… 最終的に7ORDERとなっていった。

私は、ミュウトの「こういうのは7人って昔から相場が決まってんだよ」という台詞が好きだった。7人っていいなあって思った。

ケンタロウの「俺たち7ORDER、ただ今より革命を開始する!」の台詞とともに、7人が舞台で手を重ねて円陣を組む姿に震えた。
それは2017年のZepp単独公演の頃に撮られた写真と同じ光景だった。

そうして7ORDERを結成した彼らは、ある日バンド(=音楽)という武器を見つける。
ドラム担当のケイゴ、キーボード担当のレオ、サックス担当のショウキ、ベース担当のミュウト、ギター担当のユウマ、そしてボーカル担当のアラン。
そして、自分たちなりの武器を見つけて喜ぶ6人を、少し離れたところから見つめるケンタロウがいた。

それから半年後の7ORDER初ライブの日。会場は彼らが拠点とするZベース。観客ももちろんZの人間。ライブ会場は既に熱気で包まれていた。
しかし、なぜかケンタロウが会場に来ない。焦るメンバー。だがライブを中断する訳にもいかないため、無理やり始めることにした。

ユウマが緊張しつつも挨拶をする。
「みんな、今ハッピー? ハッピーだぜー!!って、胸張って言えるやつはなかなか少ないと思う。特に今日ここに来てくれてるみんなは。俺たちも含めて、…Zだから。
もうなにもかも全部嫌になっちまいそうなときだってあったよ、俺ら7人もそうだった。光が見えなくて、諦めちまいそうな時だってあったよ!けどさぁ、自分らが動かないと何も変わんないんだよ。そうだろ!?」

台詞とは思えないほど一つ一つの言葉がこれまでの自分の心情とぴったり重なって、涙が止まらなかった。辛かったのはファンだけじゃない、7人もそうだったんだ。これは舞台の話のはずなのに、そう考えざるを得なかった。本当は、少し考えてみれば簡単に分かることだったのにな

全部自分たちで一からやり直して復活を遂げた7人に恐いものなんてない。それは一幕最後、
戻ってきたケンタロウが「みんな、待たせちゃってごめんな。俺たちの7つの音色、聴いてください。」
と言って始まるバンド演奏を見ればはっきりと分かることだろう。それにしてもその台詞はずるいよ〜。

私が友人と7ORDERの話をする際に口癖のように言うことがある。

一回どん底を味わったから、もうしあわせなことしか待ってないんだ と。

安井くんが二幕のMCに入るときに
「Happyですかー!?」って聞いてくれるの。
もちろん客席は「イェーイ!」って答えるし、私もそうだった。これ、1年前の私が聞いたら間違いなくびっくりするだろうな。 ハッピーだよー!って胸張って言えちゃうんだもん。

ジャニーズという肩書きがなくなってからも彼らはずっと一緒にいて、この革命を起こす瞬間を今か今かと待ち構えていたのかな。
彼らの言う革命は、彼らと彼らのファンによるHappyな世界をつくること。ううん、それだけじゃない、さらにその周りの人々も巻き込んで、みんなでHappyになること。
正直最初は「めちゃくちゃ抽象的だな」って思った(笑)けど、さっきも書いた通りハッピー!って思ってたらなんか自然とわくわくして楽しくなってくるの。「ああなんだ、これでいいんじゃん」って思った。単純だけど、この感情があるのとないのとじゃ何もかも違ってくる。

去年の今頃はいくら待っても辛くなるだけだった。「長妻くんに会いたいなあ」なんてツイートをして自分で自分の気持ちを繋ぎ止めてたりもしてた。なんでそこまで?って思うけど、それだけ長妻くんと7人の存在が特別なものだったからなんだよなあって思う。たまに出る遭遇情報に一喜一憂していたあの頃の自分は間違いなく7人に対しての光を失っていたし多分どん底にいた(まあ本当は元気に生きてくれているだけで嬉しかったんだけど)。

千秋楽のMCで安井くんが「幸せすぎて爆発しそう!」と言っていた。何それ、それはこっちの台詞だよ!!と思った。
たのしい とか うれしい はアイドルの口からもよく聞くけれど、「しあわせ」はあまり聞かないのでは?と後になってから考えていた。
美勇人くんもよくカテコの挨拶で「しあわせでした!ありがとうございました。」と言ってくれていた。こっちがしあわせにしてもらう立場なはずなのに向こうもそう言ってくれるなんて、こんなに嬉しいことある? これからも変わらず一緒に歩いていけることを実感していると、また涙がこぼれた。


だらだら書いてたけど、本当にまた7人のこと応援できるんだなあ。イケダンとか観てても、自分の目で7人が揃っていることを確かめるまでは夢の中にいるんじゃないかって気持ちも少なからずあったから、今回の舞台で夢じゃないことが分かってほっとした。


よし、いつものようにまとめられないから、
最後にこれだけ言わせて!(cv:ショウキ)

表舞台に戻ってきてくれてありがとう。これからも素晴らしいエンターテイメントを色んな人に届けてください。そして一緒に、たくさんの景色をカラフルに彩っていこうね。

7ORDERとしての7人の新たな門出をお祝いします💐 おめでとう。だいすきだよ!

#SevenOrder #7ORDER


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?