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使命の力を失うとき。


とにかく小さい頃からジャンヌダルクが大好きでした。
今でも考えるだけで、なぜかわからないけど涙が出ます。

・・・ジャンヌダルクは、フランスの農家に生まれました。12歳の時、神の掲示を受け、19歳の時、フランス国王に「わたし、国救えるんで。」と申し出て、フランス軍を率いてイギリスからフランスを解放しました。その後、イギリス軍に捕らえられ、宗教裁判にかけられ、異端の罪で処刑されます。

リュックベッソンの作ったジャンヌダルクの映画がスピリチュアルでとても好きです。
その中で、ミラジョボビッチ演じるジャンヌが、
イギリス軍に捕らえられた時に、牢の中でキリストと会話をします。

(記憶が曖昧なので、間違ってたら教えてくださいませ。)

その会話の中で、ジャンヌは、キリストに
「命を助けてほしい」と頼みます。「自分は、フランスのために力を尽くしてきた」と。

その時、キリストが、
「それはお前が自分のためにやったことだ」というのです。

自分は神の子なはずだ、というジャンヌに、キリストは厳しい言葉を投げかけます。

イギリス軍に捕らえられ、命乞いを始めたジャンヌに、それまでのような奇跡は起きませんでした。

映画を見たのは多分2000年ぐらいなので、もうだいぶ前ですが、
そのシーンが強烈すぎて。

もう。。。ヒョエエえええ。。。。です。
キリスト、、酷っみたいな。

あんなにジャンヌ頑張ったのに。みたいな。


で、今。
なんとなく自分なりに思うのは

あの酷いキリストは、ジャンヌ自身の声だったのではないかと思うのです。



使命とか、お役目を持っている人は、
地球全体の波動を上げるのが目的です。

そのために、人間の波動を上げます。

使命を全うするための必要な人間関係、いろいろな機会、そのための閃き(あれやってみたい、ここに行ってみたい)を与えられます。

そして、『影響力』というものを持っています。

影響力は、良くも悪くも影響します。
波動を上げることができる代わりに、下げることもできるのです。

そして、自分のエゴや、本来の目的から外れた時には、その力を失うのではないかと思います。


例えば、

メッセンジャーの話す言葉には、人を動かす力があります。
目の前の人を目覚めさせるため、波動を上げるため、にそれを使いますが、
他人を自分の都合のいいようにコントロールしようと言葉を使い始めると、
その力を失ってしまいます。

トランスミューターはたくさんの人に働きかけることができます。
あなたが非難を口にすれば、みんなが非難を口にし始めるでしょう。
「まあ、そういう人もいるからね」と、みんなに話したら、
みんなは「そういう人」を非難し始めるでしょう。

ヒーラーは人や、場を癒すことができます。
自分がどこの次元とつながっていて、どこのエネルギーをひっぱているのかをいつもよく知っておかなければなりません。


人間ですから、
たまには、自分の力に酔ってしまうこともあるでしょう。

だけれど、その影響力を自分の承認欲求のために使い始めた時、
そしてそこに気付けなかった時、
使命の力を失うこともあると、
知っておいて欲しいと思います。


ライトワーカーは、波動が高いです。
自分のためにその力を使うとき、波動が下がります。
だとしたら力を失う、というのも当たり前だとわかります。

ただ、力を失わない人もいます。
それは、波動が強い人です。

高くて強いうちは、使命やお役目を果たしていますが、
いろんな本当が見えなくなって高さを失っても、力技で影響力を持ち続ける人、という方もいます。


今は、みなさんの『目』が変わってきているので、
コントロールしようとするエネルギーや、低い次元と繋がってしまっている時のエネルギーに出会うととても違和感を感じるはずです。

(私の周りでも、人と離れたり守破離のようなことが起きたりしている方がとても多いです。この人は素晴らしい、と感じてついて行っていた方でも、変わってしまう、といういうことはよくあることです。
そういう時は、何か問題が起きてお別れすることになるか、自然と縁が離れると思います。)



お役目を持っている方は、
とにかく自分を整えること。
これは心理カウンセラーも同じです。

自分にいつもジャッジがないよう、整えてください。
自分の出しているエネルギーが人に影響している、ということを忘れないように。

使命を持った人は、
人を幸せにできる人たちです。



もし私がおかしなエネルギーを出し始めたときには、どうか教えてくださいませ。

愛をこめて
elly


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