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『自分らしい星よみ』とは。

星☆部のメンバーから、
こんな質問をいただきました。

「ellyさんの星よみは、とてもellyさんらしいと感じるのですが、
最初から、自分らしい星の読み方やオリジナルの解釈を意識してきましたか?」

ご質問ありがとうございます。(嬉しい♡)
この質問には、こうお答えしました。

「自分らしい星の読み方を意識したり、
自分らしい星の読み方ができていると思ったことは一度もないです。」

実は、「ellyさんらしい星の読み方ですね」と言っていただくことは多くて、
とても嬉しいし、ありがたいと思うのだけど、

私自身は、そういうのは全く意識したことはなくて
どちらかというとその逆の、
どこにでも載っている、王道の、誰でも辿り着ける知識での
星よみをしたいと思っているのです。
極端なことを言うと、
誰もでも言えそうなことを言う星よみ、というのが理想です。

珍しい小惑星を読み込めたり、
誰も知らないような読み方を知っていたり、というのも
実はあんまり好きではなくて、

10天体、12ハウスを誠実に、確実に読める人になりたいです。

なので、昔から意識していることは、
『自分で星の読み方を作らないこと』です。
オリジナルや、自分らしい、というのは
私の星よみには必要ないのですね。

なぜなら、星は、宇宙の叡智で、
私のものではないからです。
そこに私らしさが入るようでは、まだまだだなとも思っています。

ただ、100人星読みがいれば、100通りの読み方がある、とも思っていて。

それは、やっぱり人間のすることなので、
その人の辿ってきた人生や、経験や、考えてきたことが
星よみの中に全部投影されるのですね。

Aという配置、角度も、
中身は同じでも、人によって伝え方が全く違ったりします。
通すフィルターが違うからです。

それが面白いとこだったりもします。

『自分らしさ』というのは
他人が作ってくれるものだと思っていて、
『自分らしい星よみ』というのも
人様にそう思っていただいて初めて、そこにあるものだと思います。

ホロスコープを1000枚、10000枚読んでいくうちに
知らないうちに自分らしい星の読み方になっていて、
それを誰かが、「あなたらしいね。」と言ってくれるのではないでしょうか。


愛をこめて
elly


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