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『地の星座』(おうし座・おとめ座・やぎ座)。遠くて近い愛しい人たち。

『地の星座』(おうし座・おとめ座・やぎ座)は、堅実で現実主義だと言われています。
目に見えること、実際に手にできる『物』、確信や証拠、を大切にする。

と、占星術の本には書いてあります。


おうし座の月を持ってる人がこんなことを言いました。
「実際会ってみないとわかんないじゃん。
会ってみるまでわからないから、自分の感情は会ってから決める。」と。

(SNSで出会って仲良くなったけど、いざ本当に会うってなったときにどんな人か、どう思われるか怖くない?っていう質問に対する答え)

これ、すごくないですか?

きっと、地の星座の人は、何がすごいのかまったくわからないと思うのです。
でも、他のエレメンツのみなさんはこの言葉のすごさ、そして自分との違いをうっすら感じていることと思います。。。


どこがすごいって、『会ってから、感情を決める』というところ。
ということは、『会うまでは、感情を決めない=ジャッジしない』ということ。
極端に言うと、地の星座の「実際会って見ないとわかんないじゃん。」は、会うまでの気持ちは『ゼロ。』なのです。

「え、それってそこまでに好きとか嫌いとかないの?相手の気持ちとか気にならないの?」って聞いたら、
「え?だってそれ今わかる?」って言われまして。

その人はおうし座の月の持ち主でしたが、周りの地の星座持ちの人たちを考えたときに、確かに、そういう感覚あったなぁ。。。と。

火の星座も「会って見ないとわからない」というタイプだけれど、彼らのは、『会う』ということに集中しています。
『会おうとする自分』はある。

風の星座は、感情を掴んでおきたい人たちなので、『会いたい気持ち』『会おうとする気持ち』『会った後の気持ち』を自分のも相手のも想像しています。会ったときのいろいろ(その場面や感情)をもうある程度想定して、変わることが前提だったりします。

水の星座は、感情に混ざり合うので、『会いたい』も『会った後』も全部混ざっています。会ったときのいろいろ(その場面や感情)をもうある程度想定して、それと今の気持ちの区別がありません。
多分、この記事も何を書いているのかわからないでしょう。。。空間軸と時間軸を飛び越えてる人たち。

地の星座は、もし相手の気持ちを想像したとしてもそれが本当でない、あくまで想像、ということを『どこかで』しっかりとわかっています。

触れられる距離まで来て、触れて初めて、その感触が自分のものになる。
そういう人たちなのではないかと。
ひとつ手に入れては眺め、ひとつ手に入れては眺め、
そうやって、自分の気持ちや自分の手の中にあるものを一つ一つ確かめながら確実に進んでいくのでしょう。

ちなみに、「人を好きになる」のもゆっくりです。(他の天体、月や火星や金星、も合わせると地の星座でもそこは早い。みたいなこともあります)

感情をゆっくり育てていく。
そして、それが長く続いていく。
確定したことや、確定した気持ちが変化することは少し苦手です。


わたしは風と火が強いので、実際に地の星座が強い人に会うと、スピード感や物事や人に対する距離感が違うのを感じます。(風や火はとにかく早い)
その人の中に入り込むスピードとか、自分のなかを見せるタイミングとか。
言葉の噛み締め方とか。

だから、自分が突っ走ってることに気づくことができます。
「おお。危ない、また突っ走るとこだった。。。」って気づかせてくれるのは地の星座の人たち。


そして地の星座の人たちは、周りに安心感を与える人たちです。
一緒にいるととても頼もしい。
『自分が触れている』ということを大切にする性質なので、、ちゃんと触れてもらっている(自分に向き合ってくれている)感じがします。

地の星座の人がくれる安心感って水の星座の人とまた違った感覚を人に与えます。(水の星座も安心する。。。包み込まれるような安心感)
地の星座が父性で、水の星座は母性。という感じ。



もうすぐ水星がやぎ座に入ると、みんなにやぎ座のエネルギーがインストールされます。
地の星座は、思いを現実化したり、形にすることに長けているとも言われます。その現実化のエネルギーを浴びるわけです。

風の時代に入ったとはいえ、
火の「インスピレーションや閃き」
風の「情報」
を現実化するのは地のエネルギー。
夢が頭の中や言葉だけでなく、この手に掴めるものにしてくれるのは地のエネルギーなのです。



自分があまり持っていないエレメンツのエネルギーが欲しいなんて、無い物ねだりとわかっていても、魅力に触れると、「いいなぁ、羨ましいなぁ」と思ってしまうもの。

言葉だけでは終わらない『地に足』力。あやかりたい。


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