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「新エディタ」を使ってみて

さて、これまでプレミアム会員にのみ開放されていた機能やベータテストされていた機能が盛り込まれた新エディタが公開されましたが、ちょっと使い勝手を探るべく、使用感をまとめてみました。

リスト

所謂「箇条書き」の編集機能が追加されました。オーソドックスに「番号付きリスト」と「番号無しリスト」の2つです。これは本当に欲しかった機能ですね。これまでは「引用」や「コード」等を利用して表現していましたが、ちゃんと専用の機能としてリリースされたのは嬉しいです。

箇条書きリスト

  • あああ

  • いいい

  • ううう

番号付きリスト

  1. いっちば~ん

  2. にば~ん

  3. さんばん

見出し

見出しも大見出し一段階だけだったのが、小見出しも加わり、二段階となりました。これも欲しかったですね。論文というか、テキスト的な文章を書いていると、やはり必要なんですよね「小見出し」。
さらに細かく個々について書くようなときにはそれぞれの見出しがやはり必要で、一段階だけだと「これってどのレベルで書いていたっけ?」というのがわからなくなりますからね(読み手にとってもそうなるはずですし)。

出典元の記載

引用を使ったときに、右下に出典元を表示することができるようになりました。本来の意味での「引用」機能を使ったことが無いので、あまり実感が無いのですが、これも必要ですよね。

画像の説明(キャプション)の挿入

私は写真関連の記事を書くこともありますが、これも欲しいと思っていました。
物によっては「これはこうだったんですよ」とか、「こういうところがよかったんですよ」とちょっとした感情表現というか、説明をしたいところがあるんですよね。これまでが本文でしか書けなかったので、バランスが悪くなることもあったのですが、これならば画像が主体とすることができますので、写真やイラストなどを見て欲しいという執筆者にとっては嬉しい機能だと思います。

細々とした機能

後は使ってみて気が付いた細々なところを。
ワンストロークで改行ができるようになりましたね。以前は改行キー(Enterキー)だけを押すと段落が変わり、単に改行するためにはShiftキーを押しながら改行キーを押さなければなりませんでした。新しいエディターでは改行キーだけを押した場合は改行されるように変更になりました。この細かな変更も結構重要で、文章を書く時って「リズム」に乗る時があると思うんですよ。この「リズム」が途切れなくなるというのが書き進み具合にも出てくるので、この変更は良かったですね。
(ちなみに段落を変える時は、改行キーを2回叩けば段落が変わります)
前からあったのかはわからないのですが、気が付いたら左側にアウトライン表示(見出しマップ)が付きましたね。これは長文を書く人には助かる機能かと思います。執筆物の大まかな構成、流れが一目でわかりますからね。それにリンクになっているので、見出し部分をクリックすると、その段落へ移動することができます。

新エディタについて、気が付いたことをざっとまとめてみました。概ねいいかなと思います。かなり使い勝手が良くなったかなと思いますね。何よりリストと見出しの変更は多くの人が待ち望んでいたのではないかと思います。
私もnoteを使って1年程になりますが、いまだに「文字色の変更」が付かないのは何故なのかなと思います。太字や取り消し線はあるのに、文字色や斜体、文字背景色(マーカーっぽい使い方をするときに使います)が無いんですよね。「装飾系はCSSで」という考え方なのかなと思ったりしますが、ブログのエディタなどでは文字色や文字背景色を付けることができるものもありますからね、あると大多数のユーザーが利用すると思うのですが。太字や取り消し線があるので、斜体はあってもいいかなと思います。
装飾系を充実させるとなると「CSSエディタ」も欲しかったりします。ただ、そうするとHTMLの知識が必要になってくるので、これは無理かな。
(例えば、箇条書きリストのマーカーの変更があってもいいかなと。そこに執筆者の個性も出てくるので)
以前に比べれば使いやすく、凝った文章も作りやすくなったかなと思います。

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