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仮想通貨3年目の雑まとめ

仮想通貨取引を始めてから3年が経ち、
ついに4年生になりました!

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3年目にやった事や成果なんかをまとめて行ってみようと思います。
"3年間"のまとめではなくて、3年目(21年9月~22年9月)のはなすぃ~
理路整然とした内容にはなっていないのでふわふわ~とお読みいただければと思いま~す。

損益

3年目の利益は約2,300万円ぐらい。
1年目:約1,000万 → 2年目:約4,000万 → 3年目:約2,300万

・・・おかしいぞ
利益が減っている。
きっとあれだな。ジャンプする前には一回しゃがまないといけないとか
なんやかんや言っとるそういう奴だな。

3年目のテーマにしていた事

3年目というよりも、もっと前からテーマにしていた事ではあるけど
「収益の柱を増やす」
という漠然としたテーマに沿って行動していました。

人は最初に利益を上げれた方法をママだと思う習性があり
それは人によって様々で、
裁量、ML、NFT、DEXbot、アビトラ...etc
私の場合はCEXの高頻度botでした。

現状維持は衰退を意味しますから、
私も新たな分野、方法で利益を上げる必要があると感じていました。
乳離れの時です。


時は来た。それだけだ。

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ママの乳離れをして、
新たなるおっぱい..もとい新たなる収益源を手に入れるべく
少年は旅に出たのであった。。


3年目を一言で表現すると

「迷走」

完全に迷走状態でしたね。
これだ!というものは何も見つかりませんでした。


時系列

これは、今後の課題の一つでもありますが
やった事をちゃんと記録として残していなかったので
やった事をあまり覚えていないのが問題です。

思い出せる範囲で印象にある程度残っているものだけを
雑に時系列として書いて行こうと思います。

最初の数ヶ月(21年9月~11月ぐらい)

NFTやIDO・IEO、給付金関係(色々なサービスを使ってみる等)

とにかく目に付いたものを片っ端から触ってみるような事をやっていた気がします。エアドロで数千万相当のトークンが配布されたみたいな景気の良い話が続いていた時期でしたので、2匹目、3匹目のどじょうを狙うべく私も色々と触っていました。

他の人たちはそれまで当たり前のようにやっていた事なのでしょうが、私はCEXbotしかやっていなかったのでどれも新鮮でした。

本来手当たり次第というやり方は非効率で良いやり方ではないと思いますが、経験の浅い私は何が続けられそうか検討が付かなかったのでまずは手当たり次第触りながら続けるものを絞り込んでいこうと考えていました。

取るリスクとしては調査にかける時間的なリスクぐらいでしたので、
エアドロの可能性が高いものなどを的確に絞り込める人にとっては
とてもよい投資だと思います。

私は飽きました。

後から、エアドロがあったらしい情報は何個か見ていましたが
もう飽きていたのでどれぐらい給付されたとか値段とか何も見ずに放置しています。

NFTも大いに盛り上がっていました。
そこかしこで景気の良い話が沢山ありましたので、私もあれこれやった気がします。一風変わったものに興味を持ちましたので、文字だけのLootやENSなんかを発行したりしてました。ENSは私が触り始めてからトークンのエアドロまでが割りと早かったので放置せずにちゃんと売れました。これによって、結果的にNFTという大枠内においてはトータルで利益が出せました。

ENSは著名人名や企業名で取得して、高値でリストしておくという戦略で考えていましたが結局放置しています。いつかお宝になるかもしれませんが、可能性は低そうです。
同様の戦略で、solanaのname serviceもある程度取得してありますが放置しています。

NFTの売買をトレードと同様に考えて利益を出す事も考えましたが、それを実現する為には調査能力とあれやこれやそれやが必要で、つまりは飽きました。

正確には飽きたというより、上記の諸々から継続して利益を上げて行く方法にまでたどり着けなかった感じですかね。

次の数ヶ月(21年11月~22年2月ぐらい)

印象に残っているものとしては、数々の上場戦に挑戦していた事です。
それまで上場戦なるものに参加した事はありませんでしたが、Bybitで上場戦デビューしました。

Bybitの上場時に、始値から一瞬で数十倍、数百倍へと跳ねているチャートを見て上場戦というものは時間に対するリターンとしてはかなりいい投機なのではないかと思ったのがきっかけです。

もちろんリスクは小さくありませんが、どこの範囲内の値段で掴むかを絞り込む事で「失敗したら半分とか1/4になるかもしれないが、成功したら数分で数倍数十倍を狙えるトレード」と捉える事ができるのではないかと考えました。また、上場戦で毎回利益を出している人を見て、何かしらのセオリー、攻略方法があるのではないかと考えました。

ギャンブル的要素がある取引ですが、二つのbotを作り上場戦に挑みました。一つはエントリー専用bot。瞬間的に取引を行なわなくてはいけないので、エントリーできたかどうかや証拠金がどれぐらい残っているか等は一切気にせずに指定時間価格を変更し続けながらエントリーをトライし続けるbotを稼動させました。

二つ目は決済専用bot。何も考えずに上記botが注文し続けるので、その後始末をし続けるbotを動かしました。


流れとしては以下です。

①上場前に設定値を決めておく。
開始価格の把握や○倍になった時の時価総額などの基本的な事から、今までの上場時の傾向把握(何分後に最高値を付けていたか、開始○秒後までに何倍になっていたか等)から、今回の設定値を決めました。
始値から○倍までかつ○秒後まではエントリーをトライし続ける設定です。

②上場開始と共にエントリーbotが動き始め、エントリーが成功していたら決済botが後始末。具体的には開始から○秒以内にエントリーできていれば、ラッキーパンチ狙いの欲張り指値(100倍など)を出して、指値にかからないまま○秒経過したら現実的な位置へ(2倍とか)指値を変更。

③決済が完了していないポジションがあれば手動で全決済。

とてもシンプルかつ知能ゼロみたいな戦略ですが、これが中々上手くいきました。原資1万ドルぐらい入れて、Bybitの上場戦だけで8万ドルぐらい利益出せました。

まあこの戦略はもう終わりを迎えましたが。
上場時の注文ルール変更により、うまみが無くなったのでもうやっていません。確か、上場後何分かは成行不可、指値もLTPから10%以内みたいなルール追加がされたんじゃなかったかな。

上場戦のうまみは、上場時に群がるお客様に便乗して利益を出す戦略なので、群がったとしても価格の急変動を抑え込まれた状態では利益が出せないです。


Bybit上場戦には、気付いていた人も多いと思いますが戦うタイミングは2回あります。上場前のローンチパッド計測期間終了前後のBIT(BitDAO)の特徴的な値動きが一つめのタイミングです。

計測期間さえ終わってしまえば割り当ての為に保有・ロックされていたBIT(BitDAO)を手放す人がある一定数いるのはごく自然な事です。
理屈として何ら疑いがないものでしたので、毎回計測期間終了の少し前にレバショートしました。これはやや裁量的な取引でしたが、勝率は100%でした。私はtwitterからこういった情報を仕入れましたが、こういう事を最初に考え付く人ってやっぱり凄いですね。

余談ですが、Bybitは上場前から板情報を取得できていたんですがあれは誰が並べた板なの?まだ発注可能になっていないのに。取引所割り当て分とかをあらかじめ並べていたのか??

次の戦場へ

Bybitの上場戦はやらなくなりましたが、上場戦での成功に味を占めた私は別の取引所の上場戦に乗り込むことにしました。

次に選んだのはFTXです。

FTXでは上場時の注文ルールがBybitとはまた違ったものでした。
確か、成行はOKだけどTake指値が不可だったように思います。

上場時に成行注文は自殺行為なので出来ませんし、take指値ができないとなるとBybitと同じ戦略は取れませんでした。ただ、上場時にガチャ付くのは同様でしたので、ものすごく単純なmmbotを短時間だけ動かすという戦略に落ち着きました。儲かりました。

これでまた味を占めた私は、もっともっと上場戦をやりたくなりました。
魔界CEXと呼ばれるような取引所では、数日に一回の上場どころか一日に何度も上場がありました。皮算用が止まりません。

魔界CEXで上場戦に挑み、ボロ負けしました。
何でもかんでも入ればいいってもんじゃないんだなと学びました。

しかし、一度上場戦の味を知ってしまった私は次の戦場DEXへと移行していく事になります。

次の数ヶ月(22年2月~4月ぐらい)

魔界CEXでは一日に何度も上場があると書きましたが、DEXでは数分に一度上場があるではないか!

まずはコツを掴まなくてはと思い、手動でいくつかの銘柄を取引してみる。

何故このトークンは売れない?送付できない?ブラックリストに入れただと?スワップ手数料が99%???

魔界で数々のトラップに引っかかっていき、ここはまだお前のようなひよっこが来る場所じゃないと言わんばかりの洗礼を受けました。

何でもかんでも入ればいいものじゃないのはわかった。
じゃあどうやって入る銘柄を選別すればいいのだろうか?

魔界と呼ばれる場所でもある程度安定して利益を上げている人たちに注目しました。国内外の様々な魔界インフルエンサー的な存在のツイートに注目して行くと度々不思議なツイートを見かける事があります。

「近々上場予定の銘柄は仕込む予定だ」みたいな、まだ上場していない通貨に関してのツイートです。
何故事前にそんな情報を持っているのか?

これには幾つかのパターンが考えられます。

①高いリサーチ能力をもって、有望銘柄の情報を集める事ができた。
②トークン発行者から事前に情報をもらった。

数万人規模のフォロワーを持つインフルエンサーであれば、トークン発行者も事前に情報もしくはトークンを渡した上でツイートして価格を吊り上げてもらうという行為はwinwinになり得るため、その可能性も十分ありうるように思えました。

また別の角度からも魔界上場戦を眺めてみました。

魔界系の人たちを同じリストに入れて観察していると、魔界銘柄の中にも時たまラグったりせずにプチ祭り(数十倍、数百倍)になるものが発生する。

その銘柄達を初期の方で仕込んでいたウォレットを観察していきました。
プチ祭りになる銘柄を初期に仕込んでいる人の中には、何かしらの根拠(事前情報)を仕入れていた人が紛れ込んでいるはずだと考えたのです。

そうしてプチ祭り銘柄の初期ホルダーを見て行くと、たまたま初期に入ったようなホルダーも当然いますが、長い期間様々な銘柄で安定的に利益を上げ続けているウォレットもいくつか見つかりました。
全てではありませんが、ウォレットの持ち主も特定できました。

これら安定利益の源泉は、才能なのかリサーチ能力なのか、はたまたインサイダーなのかはわからないですが、点と点が繋がって大きな点になった気がしました。

いずれにせよ、魔界上場戦では情報が肝なのだろうと思います。

これらの観察から、自分はどのような選択肢を取るか。
リサーチを頑張るのか?魔界インフルエンサーになるのか?

答えは簡単です。

上記で見つけたウォレット達のコピトレをすればいいのです。
特定ウォレットでスワップが発生したらすかさず同じようにスワップするbotを作りました。

こうして、優秀なリサーチャーかインフルか何かわからないけど、優秀な彼らを無料で雇う事に成功したも同然なのです。これがDEXよくわからないマンの原始的な戦いの一つだ!

みんな丸太は持ったな!

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このbotは多少儲かったけど、それまでの魔界での失敗損失を埋めれるほどは儲からなかったですね。
どこまで行っても他人のふんどしですし、スリップするのでそもそもさほど大きな額でできるものでもありませんし。

この頃、アトミックアーブなるもので一日、数時間、数分などの短い時間で数千万稼ぐ猛者達の話が目に付くようになりました。

次はこれやでぇ!

次の数ヶ月(22年5月~6月ぐらい)

アトミックパンチ。理屈はわかる。どうやるのかさっぱりわからん。
アトミックじゃなくても、手動でアビトラしている人達もいたので、まずは手動でアビトラの成功体験を増やそうと思いました。手動で上手く行くようになったら、それを自動化していけばいいと思ったからです。
しかしこれが中々上手くいかない。何と何を監視しておくみたいな勘所がまったくない為、全然わからなかったです。

唯一ほんの少し利益が出たものとしては、何かしらのバグで時たまマイナススプレッド(bid>ask)が発生する指値DEXがあったので、それをポチポチ拾えたぐらい。それまでアビトラは全然やって来ていなかったので、ほんとにダメだったなぁ。

でもこの時の経験があったので、今DEXでつよつよの人たちの話が大体理解できるようになりました。
私レベルになってくると、彼らの話の99.99%ぐらいは理解できないけど、日本語か英語かぐらいの識別は高い確率で出来ますね。

最後の数ヶ月(22年7月~9月ぐらい)

DEXで暗中模索して消耗している間に、軍資金も寂しい事になってしまったので一旦棚上げにしてCEXに戻りました。

私の悪い癖の一つとして、何か新しい事始めるとそれまでのものを捨て去ってしまう事が挙げられます。あれやこれややっている間に、それまで動かしていたCEXbotもおざなりで止まっていたとしてもそのまま放置してしまったりしていました。ちゃんと動かし続けていれば多少は利益を産んだろうに。そもそも収益の柱を"増やす"という目的であれば絶対止めておいたらダメだったなと反省しております。

久しぶりにCEXに戻ってbotを動かそうと思ったところ、どんな設定で動かしていたのかとか、パラメーターの意味なんかもよくわからなくなっているレベルでした。

折角なので、リファクタリングというかっこいい横文字を使いながら過去にボツにしたbotなんかも調整していきました。

勘を取り戻すのに2ヶ月ぐらいかかりましたが、その甲斐あって8月には再びとーっても久しぶりにS級ボッターにも復帰できました。


この過程で一つ心境の変化がありました。

CEXで何かしらのエッジを見つけたときに私がいつも迷う事が一つあります。エッジを太く短く取るか、細く長くとるかという選択です。

誰かとの対戦ゲームですから、一気にエッジを取りに行くと対戦相手が撤退してしまったり、目立つ行動から競合が同じような事をやってくるなどしてエッジの寿命はどうしても短くなります。

かといって、細く長く取るつもりでやっていたのに何かしらの理由により想定よりエッジが長く続かなかったというケースもありえます。

「どちらを選択した方がトータル利益が大きくなったか」というものの答えは検証不可能ではありますが、いつも選択を迷うところです。

私のような専業にとって安定した利益というものは心の安定にも繋がる為、今までは細く長くという選択を取りがちでした。
また、これは直感ではありますが恐らく細く長くを選択する方がトータル利益は大きくなるケースが多いと思います。

例えば、寿命一ヶ月想定で一気に300万取りに行くのと、月50万程度に抑えた場合を比較した時に後者が6ヶ月以上持つ可能性、つまり50×6以上になる可能性の方が高いと思っています。

ただ、これを一回やめてみる事にしました。
理由としては、比較する際は額だけではなく時間も含めて比較するべきなのではないかと考えたからです。

細く長くケース
トータル利益:400万
8ヶ月間継続してメンテナンス及び監視が必要
太く短くケース
トータル利益:300万
1ヶ月間のメンテナンス及び監視

例えば上記2ケースを考えた場合、太く短くケースではトータル利益は小さいですが7ヶ月分のメンテナンス時間をカットする事が出来、その時間を別のエッジ探索などに充てる事ができるわけです。
そっちの方がよくね?と思ったわけです。
もちろん考え方は人それぞれだと思いますが、私にとってはこれも一つの新しい挑戦です。

案の定エッジはすぐに無くなってしまいましたが、これで8月にS級を達成できたわけです。心境がまた変わるかもしれませんが、しばらくは太く短くを意識して行って見ようと思います。

今後の心構え

①やった事をちゃんと記録しておく!
同じ道をうっかり通って時間を無駄にしないように!
来月か再来月ぐらいからちゃんと記録取るぞー

②ステーブル以外の現物を長期で持たない。
痛い目見たわい!

③頑張る!

今後の予定

今年一杯ぐらいはまだCEXで開発を進める予定です。
もともとCEXでやれる事はやり切ったと思って別の戦場に行ったわけではないので、試したい事は沢山あります。

その後はやはりDの戦場で成果を上げたいですね。手動でも自動でもどちらでも良いです。

Dの方で、ガチガチの技術勝負ではない方法で多分上手く行くんじゃないかなと考えている戦略があってそれをいずれ試して行きたいとも思っています。


あまり進歩の見られない一年間でしたが、そういえばこの一年で、鮎を捕る技術を少し身につける事ができました。

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鮎を捕ってくるとばあちゃんや子供達がとても喜ぶので、まだまだ沢山捕ってこようと思います。

夏はまだ始まったばかりですから。


6月と9月にはさまれたのが夏じゃない
宝物の地図 胸のポケットに入ったなら
-------------------------------THE HIGH-LOWS-夏の地図


何かご意見、ご指摘等ございましたら
とぅいったまで宜しくお願い致します。

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