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金を蒔く

海のお店の小さなクラブ活動
「ZERO WASTE CLUB」

金を蒔く
右はメノウの磨き棒
金が落ち着いたら磨く

心を寄せていた金継ぎ
何度か通ってやっと金を蒔けた

木粉や麦漆でパテをつくってくっつけて乾かして
刻苧漆(こくそうるし)で欠けをうめて乾かしてサンドペーパーでけずって
黒呂色漆(くろろいろうるし)を埋めた部分に塗る乾かすの中塗りを三度くりかえしてやっと金を蒔く

金を蒔いたところ
べんがら漆がほどよく定着したところで蒔かないと沈んでしまう


べんがら漆は細筆で
ドキドキの瞬間


綿で金を蒔く

時間はかかるけど
接着剤で固めてしまわない天然由来の素材を使うことはとても心地いい

何よりいいなと感じたのは
みんなであーだのこーだと探りながら気楽にできるクラブというカタチ

「やりたいんだけど、一人だとなかなか手がのびないよねー」なんて言いながらわいのわいのおしゃべりしながら手を動かすのはとても気軽で楽しい時間なのでした

今は自分のことでいっぱいだけど
いつか道具を揃えて私もクラブ活動はじめたいなーって思った

食器が割れてしまっても手をかけて愛しんで使える喜びに触れられた時間


海のお店の小さなクラブ活動 「ZERO WASTE CLUB」 https://www.sunshine-to-you.com


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