カナダ短期留学🇨🇦inバンクーバー
大学最後の夏休み、3週間の短期留学から無事に帰国しました✈︎✈︎ なぜカナダにしたのかと言うと、他の国のコロナの影響などもあって正直なところ消去法です。この期間にしたのは、1.円安で物価が高騰してお財布的な事情 2.過去に2週間のホームステイ経験があり、同じくらいならできそう 3.性格上、同じ場所に長くいることが苦手である という背景です。
では次、さっそくバンクーバーで感じた日本との違いをまとめてみました。
1番のカルチャーショックだったのが上の3つです。
マリファナ事情
現地ではマリファナが合法のため、バス停や路地で平気で吸っている人を見ますし、甘い独特な匂いがします。医療用に使用されていたりするものの、完全に悪いものというステレオタイプが頭から離れずどうしても受け付けませんでした。
ホームレスの多さ
バンクーバーは世界的にも安全な都市として知られていますが、夜は違う顔を見せます。ダウンタウンやチャイナタウンと呼ばれる地域はホームレスが多く、道にテントがズラーっと並んでいる光景は衝撃でした。昼間でも、お金を両替したい(これは詐欺の手段らしい)と声をかけられたこともあります。ホストファザー曰く、過ごしやすい気候のためホームレスが集まってくるようです。
純カナダ人は存在するのか?
留学前にカナダ人というと、なんとなく白人系の見た目を思い浮かべていました。しかし実際には、移民国家のため世界中にルーツを持つ人達が住んでいる多様な国でした。例えば、私のステイ先は中国と日本のハーフであるファザーと、フィリピン人のマザー、更に3カ国の血が入った子供2人という構成でしたが彼らのアイデンティティはカナダ人なのです。
バンクーバーで生まれ育ち、英語が母語であることからそう考えているようです。この感覚は日本人にとってはとても新鮮でした。
総じて、この留学は本当にいい経験になりました。
唯一の後悔は、語学力向上は短期では難しいのにも関わらず英語のクラスを多く取ってしまったことです。ほぼ毎日放課後に友達と観光したりするため、体力がもたず、よくクラスをスキップしてしまってストレスを感じました。でも、留学エージェントの人や、友達がカナダでしか体験できないことをすることにも価値があると言ってくれました。それからは、留学の目的を持つことの大切さとその価値は人それぞれということに気づきました。
逆に最も得られたものは、意外かもしれませんが、日本人としての確固たるアイデンティティです。ホームシックまではいきませんが、現地で小さなギャップを感じる度に私の考え方はやっぱり日本人なんだと思いました。また語学学校で知り合ったブラジル、韓国、台湾などの友達に日本のイメージを聞いてみたのですが、「日本人は優しい、文化が好き、清潔感がある、可愛い、食事が美味しい」というポジティブな声が多く日本人であることを誇らしく思い始めました。成田空港に着く時も、隣に座っていたフィリピン人の女性が「整えられていて、景色が美しい」と褒めてくれました。
そして、私自身やりたいことがはっきりしました。
いつかの夢だった日本語教師になって、海外の人に日本のことを教えてみたい思うようになりました。来年からは日系の企業に就職しますが、2、3年は下積みというかビジネスの経験や貯金に専念します。その後のキャリアの選択肢が見えた気がして、前向きな気持ちです。
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