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【ワンピースカード】「CS宮城」赤単ニューゲート「ベスト16」

はじめまして、こんにちは。
A.A.と申します。
はじめてnoteを書くので至らぬ点があると思いますがご了承ください。

 本記事では、ワンピースカードの赤単ニューゲートデッキに採用したカードの説明と採用枚数の詳細、大会で勝ち上がるために考えていたこと、プレイングについて記載いたします。カジュアルにやりたいが結果も残したいといった方向けの内容となっております。
 競技勢の方は、「こういう型もあるのか、ふーん」ぐらいの軽い気持ちでご覧ください。


戦績ですが、
1月8日(日)に開催されたCS宮城の大会で
予選7勝-1負7位通過
黒スモーカー2-0
緑錦えもん3-1
緑おでん1-0
赤ゾロ1-0
決勝トーナメント二回戦敗退
赤ニューゲート1-0
緑錦えもん0-1
ベスト16の戦績を残すことができました。


 当初は、僕より上位の方に赤単ニューゲートを使っている方がいたので、noteを書く予定はなかったのですが、デッキレシピを公開されている上位の方(1/12現在)が採用されていないカードを僕は採用しており、「入れたいけど入れない方が強いなら枠から外すかー」といった声を見かけたため、今回書くことを決めました。


1.デッキレシピ

まず初めにデッキレシピをご覧ください


 前置きで気づいた方もいらっしゃると思いますが、そうです。
9コストのニューゲート4枚採用です。
 もともと9コストのニューゲートを採用し結果を残しているデッキレシピが少なく、今回の結果を経てさらに採用しにくくなったカードだと思っています。

 カジュアル勢の方、安心してください。1枚?2枚?いいえ、4枚積みでも勝てます。最強の型ではありませんが、それでも十分に戦っていけるポテンシャルはあります。あきらめないでください!

 独自で試行錯誤したデッキになるので、流行っているモビーディック型とは採用枚数が違ったり、やや回し方が独特なところもあるとは思いますが、
安定を意識して組んでおります。
 今回のCSは、どのデッキタイプが多いのか僕には予想が難しかったため全対面意識するという欲張りな構築になっています。

各対面に対しての考え方やゲームプランなどは下の方に記載しておきます。

2.流行りのモビーディック型でない理由

主な理由は二つあります。

 一つ目は、ニューゲートを使いたかった。
ただこれだけです。
ワンピースの中で個人的に好きなキャラが白ひげです。
 その好きなキャラをリーダーだけ使ってキャラで使わない。そのようなことをしていいのか。ほかの人が採用していないから、結果を残していないから、そんな理由で使うことを諦めるのか!
といった、オタクじみた理由です笑
強いから使う、弱いから使わない、構いません。
でも、自分の使いたいキャラで勝てたら気持ちよくないですか?

 二つ目は、安定性に欠けるといった理由です。
モビーディック号引けなかったときカードパワー足りなくないですか?
スクアード序盤に2枚手札にあって邪魔じゃないですか?
先手後手で勝率が変わりませんか?
同じ型の人と戦った時に練度の差で負けませんか?
こんな疑問が僕の中ではありました。
特にモビーディック号の有無で勝率が変わるのがかなり痛手だと感じました。
 モビーディック号は欲しいカードではありますがマリガンで狙いに行くカードではありません。
 なので初期手札5枚+シールド6枚+7ターン目までのドロー7枚(6.7ターン目に勝敗が決まることが多いため)
この20枚で引かなければならなく、この中に4積みのカードが1枚でも入っている確率は84%です。
高くね?と思う方が大半だと思いますが、CSという最大で14戦ある大会で84%を連続で引く確率は約9%です。僕にはこの9%を引ける自身がありませんでした。(当日10戦やりましたが5試合引けませんでした。84%ある?)
 しかし、ここに4枚のニューゲートが加わると、どちらかを引ける確率は98%。連続で引ける確率は75%に跳ね上がります。(イベントの白ひげ海賊団もあるのでもう少し上がります)
ここにキングデューも入ると3種類のうちどれか引く確率は99%です。
99%なら余程の不運がなければさすがに引けるでしょう笑
(引けなかった試合が実はありましたが泣)

といった理由で「引けなかったから負け」を極力減らしたかったのです。
手札事故を減らすのも構築においては大事な要素だと自分は考えています。

3.採用カードの枚数と理由

モビーディック型と同じ採用枚数、採用理由が被っているものは記載しませんのでご了承ください。

5ターン目までに引く確率を記載しておきます。(マリガンなし)
2積み54%、3積み69%、4積み79%
5積み86%、6積み91%、7積み94%

・1コストチョッパー(4枚)

 1コストのブロッカー。相手とドンの差をつけるために採用。ミラーでない限り1コストのキャラを除去するためには最低でも2コスト必要とします。
相手より自由に使えるドンが多いほどゲーム展開を有利に運ぶことができるので4枚採用。
 2コストブロッカーとの差別化は2枚以上同時に出した時に2ドンの差が生まれる。エースと一緒に出した際に2ドン余るなどがあげられます。手元に使える1000カウンターがない時は雑に使って大丈夫です。

・2コストバルトロメオ(1枚)

 チョッパー+1として採用しています。4ターン目にブロッカーを出すことが多いため、それまでに引ける確率を77%から84%にあげています。
 ブレンハイムとの差別化はモビーディックを出して後半5000でリーダーにアタックと1000カウンターとして使う二つの使用頻度で1000カウンターとして使う方が多かったからです。

・3コストビスタ(2枚)

 環境に赤緑が多いなら4積み必須だと思います。しかし、前述したとおりデッキの予想が難しかったため、黒を考えると手札で腐るただの1000カウンターとなってしまい、青対面でもスクアードとセットでしか使いにくいので2枚採用となっています。海震+アトモスかビスタで迷ったらビスタ出します。後半の海震の方が貴重になってきます。

・3コストスクアード(2枚)

 後半デメリットなしで3コスト-4000。お玉、海震と合わせれば8000以下は5コストで処理できるコスパの鬼。序盤に2枚手札にあると手札-1の状態になってしまい選択肢が少なくなってしまうので4積みはリスキー。カウンターがついてないことも痛手となっている。
 引けなくて困る場面と引いてうれしい場面を天秤にかけた際に後者が勝ったため2枚採用。基本的にライフがなくなってから使います。ミラーの場合はキングデューをとるために中盤でも使ってください。

・4コストアトモス(3枚)

 後手2ターン目の動きではなく、先手3ターン目の動きとして採用。錦えもんの後手1お菊、後手2お菊、リーダーお菊6000アタックをされた際にレストのお菊に7000アタックしつつキャラを出せる。キングデューだと1ドン足りなくなってしまいお菊をとるか、キングデューを出すかの二択を強いられる。
どちらか選ばなければならないときはキングデューを出しましょう。
錦えもん側は6ドンなので、キングデューをとる場合は4コストヤマトとリーダー7000、お菊6000リーダーアタックの錦えもん9000アタックの二択になるので次のターン以降盤面に残りやすくとられても錦えもん側の盤面が強くならないので強気に行きましょう。
5ターン目以降はバニラカードを出している余裕がなく、出しすとしてもキングデューの方が強い。以上の理由から3ターン目までに欲しいので3枚採用。(2枚の場合53%、3枚の場合68%マリガンあり)

・9コストエドワード・ニューゲート

 本記事のメインカード。デッキのコンセプトとなっているので4積みです。
ニューゲートの強い点。
 リーダー8000になります。パワー10000強いです。2ドンでブロッカー除去できます。リーダーのデメリット1ターンのみ消してくれます。手札にあるなら連続で出しましょう。対戦相手は天を仰ぎます。
 モビーディックと組み合わさったときの強さは以上です。12000はカウンターで守れません。2コスト4000カウンター+2000カウンター2枚必要です。
 ニューゲートを出すまでに場にモビーディック号が出たときは、ライフを一回だけ受けてニューゲートを出すターンにライフが、1になるように調整してください。ライフ0の場合に先手4ターン目に9コストで出してしますと貫通されてしますので注意してください。
 ライフが1残っている場合だと、8コストおでんの15000アタック二回を8000カウンターで耐えれます。ブロッカーが盤面にいれば使用するカウンターはさらに減ります。
 モビーディック号が引けないときかなり優秀なカードとなっており、安定性の向上に大いに役立ってくれています。ミラーでの殴り合いにも強いく、サーチ対象なのでモビーディック号と違って手札にこない確率が低いです。
 カードパワーはかなり高いと思っています。しかし、使用するためにはライフ管理がかなりシビアになりますので、手札のカウンターで相手の攻撃を何回耐えれるのか、何ターンまでに決めなければならないのかを常に考えなければなりません。勝つときも負ける時もギリギリの戦いになります。(リーサル時手札の残りが1~3枚が基本)一手でも選択肢を間違うと、リカバリーが難しいですが、ロマンや願望は自分のプレイングでカバーするしかないので頑張りましょう!

・1コスト海震(3枚)

 最強除去カード低コストブロッカーを1コストで除去できるのが強すぎる。ビスタと合わせて除去カード5枚採用。1枚は絶対使うが2枚目を使うかは微妙なところ。
 相手がブロッカーを出してこない、スクアードやエースが引けないときは使いにくいため3枚採用。

・1コスト毛皮強化(2枚)

 カウンターを一枚多く使わせるために+2000でアタックすることが多いが、それを1ドンで防いでくれる優秀なカード。ラディカルビームと合わせてカウンターは6枚採用。5ターン目以降に1枚以上引けていればいいため、90%以上あれば十分。
リーダーではなくキングデューに使うこともたまにある。
 毛皮強化ではなくラディカルビームを使うと、手札に毛皮強化がないことが相手に透けてしまうので注意。

・1コスト白ひげ海賊団(3枚)

 白ひげ海賊団のキャラを持ってこれる唯一のサーチカード。基本的にはニューゲートを持ってきたいが、マルコやキングデュー、ジョズなども持ってこれるのでその都度必要なカードをもってこよう。
 実質白ひげ海賊団のキャラカードがすべて+3枚となっている。
トリガーが付いているのも地味に偉い。

4.苦手対面の戦い方

まず先手後手の話ですが、僕は全対面先手をとっています。まずここがモビーディック型と違いますね。
 2モビーディック→4アトモス→6キングデュー→8スクアードビスタ、マルコなど、後手の強い動きは決まっていますが、モビーディック号引けなかったときのパワー不足を僕は感じました。
 引けなくても最低限のパワーを出すために、先3ターン目のキングデュー
先5ターン目のニューゲートが強いと思い先手をとっています。
先手の強い動きは
1白ひげ海賊団→3モビーディック号→5キングデュー
→7ブロッカー展開→9ニューゲート
です

・緑錦えもん

相性:微不利
 後手1.2のお菊連打めちゃくちゃ強いです。後半の磁気弦でマルコをレストにされるのが一番きついので、リーダーにアタックする時は11000以上でカウンターを吐きにくくさせましょう。
 キングデューを上からとってくるのは7キッドと8おでんがメインですが、守る時に2000カウンター1枚もしくは毛皮強化1枚なら使っても大丈夫です。

気をつけること
 緑対面はマルコの優先順位が低いです。出してもレストにされて的にされてしまいます。なのでカウンターで使いましょう。序盤にカウンターとして使うと、2枚目を持っていると相手が予想してきます。そうすると手札に4ヤマトを抱えたり、お菊をアクティブの状態でターンを返してきたりと、相手の動きに制限をかけさせることができます。カウンターで使った後に4ヤマトを雑に使ってきた場合は、手札に2枚目の4ヤマトがある可能性が高いです。
 リーダーを守るブロッカーはチョッパーで十分です。盤面にお菊がいない時、最低でも2コストネコマムシ、3コストイゾウ、4コストヤマトならかなりアドバンテージが大きくなります。4コストヤマトなら(ラディカル+2000カウンター1枚)×2でおでんの二回アタックを守れるので覚えておきましょう。
 ボニーは取る場合がありますがモモの助は無視しましょう。サーチされるより盤面を強くされる方が厳しくなります。サーチで持ってくるカードは序盤はおでん、ヤマト、中盤以降ほぼイゾウです。モモの助をサーチしたときは5枚の中にその三枚がない場合が多いです。
 最後にリーサルを取りに行くときは相手のライフが残り3枚の場合が多いです。ドン計算はミスらないように慎重に行いましょう。

・赤ゾロ

相性:とんとん
 3コストの速攻ゾロ連打がきついです。1000カウンターで守りたいのですが盤面に出さなければいけないので、ライフを受けるかキャラを出すかの選択を強いられます。9コストのニューゲートを出せれば後半は試合運びが楽になるので探しに行きましょう。
 海震やビスタはナミやサニー君に使いましょう。3000ラインのキャラはリーダーの1ドン+2ドン付けなければアタックが通らないので放置で大丈夫です。レストになっても無視して相手のライフを削りましょう。

気をつけること
 カウンターを使う>ライフで受ける>マルコで守る。優先順位はこの通りです。ぎりぎりまでマルコは温存してください。放置していた3000ラインのキャラが牙をむきます。常に3コストのゾロは警戒してください。3ドン6000アタックが3連打されるときがあります。レストになったら7000で除去してください。残ると次も6000アタックがきて手札のカウンターが足りなくなります。
 9コストのニューゲートを出して安心していると、不意に悪魔脚で14000リーダーアタックがきますので、ライフが0以降にニューゲートを出す場合はケアを怠らないでください。5コストルフィは11000なのでラディカル+2000で守れますが、悪魔脚は+3000カウンターが必要となります。
 このターンで勝ちに行くというよりはこのターン耐えたら勝ちが多いです。カウンターのイベントは贅沢に使ってください。2000カウンターで守れてもイベントで守る場合があります。次のターンに余るドン以上のイベントカウンターよりは1000や2000カウンターの方が大事になります。

・黒スモーカー

相性:不利
 さかづき連打でかなりきつくなります。大型を単体で出してくる相手にはめっぽう強いのが黒なので仕方ありません。

気を付けること
 先2ターン目と4ターン目が鬼門になります。
 先2はブロッカーがいたら出しましょう。返しのターンに4クザン出されるのが苦です。チョッパーを出しておくと、スモーカーの起動メイン+コビー又は流星火山を誘えます。起動メインを発動させたら御の字、スルーされても終盤まで残るので後半のリーダー8000の盾やマルコの裏のブロッカーとなってくれます。
 先4ターン目は、次にニューゲートを出したいのでまたもや4コストのクザンが重いです。このターンは盤面処理を誘いたいので2体はキャラを出してください。
 4コストのクザンを出されてても9コストのニューゲートを出す場合があります。それは出した返しのターンで10クザンを出されても次のターンでリーサルが見える時です。2ドン余っていれば衝撃波を警戒しなけれべならなくなり、リーサルの計算が難しくなりますが、余りドンがない場合は手札のカウンターのみとなり、サーチがない黒の場合はカウンターが少ないことが多いです。
 エースやジョズの速攻が刺さる場面が多いので2000カウンターを使うときはお玉から使いましょう。除去にお玉を使う場面あまりありません。

5.最後に

 試合で勝つためには、割り切りプレイが大事になります。
相手の手札が全部2000なら負け、ブロッカー2枚出されたら負けなど
すべてのプレイをケアしながら戦うのは、ライフが勝手に減るニューゲートでは無理です。リーサル時は心中する気持ちでアタックしてください。
最後手札0枚でも勝てばいいのです。
 次のターン耐えれないのが分かったらアタックしてください。ブラフは使えれば強いですが、使う人の性格やプレイスタイルによって使い方が変わってくるのでここでは記載いたしません。
 耐えれないならアタックしてください。意外と通ります。自分が苦しい時は相手も苦しい時です。最後の勝負は意外とメンタル勝負になります。
 どのデッキにも言えることですが、相手の動きを観察して相手の手札を予想してください。手札が見えれば相手の次の動きが見えてきます。詰将棋のような感覚で二手三手先を読んでプレイしましょう。


ここまでご覧いただきありがとうございました。
分からいことや質問があればコメントにてお願いします。

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