あっという間に消えてしまうそのメッセージを、どうしたらいいか。

時にあふれてくる言葉(メッセージ)があって、
その時に捉えないと、その言葉はすぐ消えてしまう。

その言葉はどこからきたのだろう。

私の朝のルーティンに、神棚へのご挨拶がある。

カーテンをあけ、部屋に明かりが取り込むと
まずは今日も共に生きる家に感謝を送る。

その後、神棚の榊の水を変え、
朝一番の水、うちで育てたお米(イセヒカリ)、地元の塩、玄米焙煎茶をお供えする。

深く二礼した後、大きく二回拍手。
天照大神様、氏神様、ご縁のある神様方に目を向けご挨拶。

そして、
すっと目を閉じ深呼吸をする。

足の先から頭の先まで、
体という存在、そして体の内側に集中する。

この時、
私の脳裏には、

今この瞬間、私に必要なメッセージが降りてくる。

そのメッセージは、

心の底が安心感に包まれるような、
そんなメッセージ。

そのメッセージは、
明らかに私の思考から湧き上がるものではない。

日中の私を支配するエゴ的な考えや論理的思考を超越した
どこからともなく降りてくるその言葉たちは

明らかに顕在的な私が生み出すメッセージではない。

それは、
もしかしたら神棚にいらっしゃる神様からのメッセージかもしれない。

それは、
私の内側に存在する潜在意識(ハイヤーセルフ)からのメッセージかもしれない。

それは、
宇宙から受け取る直感かもしれない。

どちらにせよ

今の私に必要な言葉(メッセージ)が与えられる。

この時間は私にとって
本当に本当に大切な瞬間なのだ。

ただ、

このメッセージは神棚の前から離れ、
日常に身を戻した瞬間に消えてしまうことが多い。

（それだけ人の記憶力というのは能力が低いということだが)

すぐにアウトプットしたり、すぐにメモをとらないと消えてしまう。

いつだって人はすぐに行動しないと
あっという間にチャンスを逃してしまう。

思いついたアイデアはすぐに何かにアウトプットしないと
忘れてしまうし、

誰かに伝えたい思いは
すぐ伝えないと機会を失ってしまう。

今湧き出たインスピレーションをいかに行動するか。
いかに直感にそって生きるか。

それで人生が決まる。変化する。

言うのは簡単。あとは行動するだけ。