詰将棋とわたし(28)

28回目です。
図面のすぐ下に作意手順があります。初見なのでチャレンジしたいという方はお気を付けください。

★下記で手順を並べることができます。
http://yakkun1987.web.fc2.com/tume/nyusen/028.htm

初形

詰パラ 2006年11月号
作意手順:39飛、29銀合、同飛、同玉、36角、イ19玉、28銀、29玉、39銀、19玉、28角、29玉、47角、18玉、16飛、27玉、38角まで17手詰
変化手順:イで27歩合は同飛、19玉、28銀以下同手数駒余り

5手目、47からの逃走を防ぐ36角がポイント。最終手38角で詰む展開は意外かもしれませんが、変化紛れは少ないので難しくはないでしょう。

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当時は高専4年生。
この年の高専将棋大会はベスト8でした。負けた将棋の途中局面図を見つけたので紹介します。

高専将棋大会

図は28竜と指された局面。局面図しか残っていないのでこの図に至る手順が不明ですが、58に竜がいて47に銀を打ったのかもしれません。
さて、この局面で指した手は78金。手堅い指し手で驚かされました。しかしながら、2006年に本局を振り返った本人曰くこの局面では

とにかく53歩を打つべきだった

とのこと。今の目で見ても「確かに」の一言です。
★ちなみに28竜の局面はソフトによるとほぼ互角の形勢

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その後は、免許を取ったり、大学編入の準備を始めたりしていたようです。

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