水曜七時半イートイン  我儘の下手さすら施されてきているというのに連絡をしないのは会えないからです  眼が青い  二重が甘い  ボディクリームあんまり塗っていない
吐き出したい恋や憧憬だけが僕の言葉だったんだと思う  よ  だから不具合みたいな今日は正しい  きみをみつけたことも最早運命になる頃だ  そんなつもりじゃなかった  ともだちを夢みたので悲しかった  おかげで嘘じゃないから気付いたほうがいい  たしかに枕は恋だった  椅子は一方通行の踏切だった  許可と考えているのでベールを剥いだ  それでもはこういうことを描いていたんだろう  足りなかったなんて泣かれたって  ならば今度は僕が待つさ  返さなくていい  慣れてしまえばいい  僕はきみの愛になりたい  きみが愛されることを歌うくらいに

たくさんあるなと話す時間はあまりにも甘やかで儚い筈だった  それが消えないものであるということが信じ難い  それでも忘れはするから書かれたと思う  今日も  今もきみが居ない  ゴキブリも居ない  ツルも居ない  カエルは居る  ネコを見付けて  太陽を迎えるから  暁にはきみを呼べたらと思っている  難しい  マイ エンジェル  律儀に払い跳ねるところも好きだ  ほら  恋だろう

情欲のみで接触を許すほど寛大ではない  僕は  僕に  全てを間違えて流され着いたこんな姿を愛して明日になることのみを唱え続けて四年  四年  もう解きたいだけでは解けないんだとその切実さすらをも嘯くことまで覚えはじめた頃さ  きみの知らない意味できみを抱いていた  八月  見慣れない頃をまやかしと呼べば消える明日をどうして見詰めようか  片付くようにきっと同じ  ひとりとひとり  その罪悪の毒を解くように  補うように侵されていたらいい  いまも続いていた発狂の中さ




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