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POGワーツ馬券魔術学校(身内POG)2023-2024シーズンドラフト1位〜10位指名理由

はじめに

身内POGにおける自身の指名結果を乗せます。取り急ぎ20頭指名のうち10頭。

その他ルールはこちらのとおり。(去年の使い回しです)

また同pog参加者、愛知の盟友こと木戸くんが参加者のパーソナルな部分を触れつつ今年度のpogデータを纏めてくれているので、こちらも併せて是非!

それでは以下指名理由です。

1位 インビジブルセルフ(母アウェイク)

エピファネイア×ディープ最高傑作

自分の1番目の入札はサンクボヌールでしたが、あえなく抽選負けしました。いわゆるハズレ1位の指名にはなりますが、今年のpogにおける1番の目玉が残っていましたので、指名しました。

去年プレドミナルを意気揚々と1位指名した身としては、逃げずにエピファ×ディープに行くべしという天の声が聞こえた気もします。
そもそもこの血統はほぼニックスと言って良いほどの結果を残しています。あとは大物を誰が捉えるか。なのでここでの指名を運命と考えてデビューを楽しみに待ちます。

当馬においては追い風も強く、セレクトセールでのエピファネイア産駒最高額×金子真人オーナー。会場が沸いていたのも記憶に新しいですね。(半弟は更に沸かしてましたが)

母アウェイクも初の牡馬です。ステラヴェローチェやゴスホークケンが並ぶ勢いのある牝系ですし、既に520キロを超える馬体とのこと。何となく短く出そうですが、クリスエスクロスですし、長い方も得意になると踏んでます。

2位 コルレオニス(母ヒストリックスター)

キャロットの真打が血統レシピを完成させる

ヒストリックスターといえばpog大人気の母でしたが、昨今はその鳴りを潜めている様に思います。たしかにピンパータイプですし、G1馬である子のハープスターも繁殖実績を伸ばせていません。さあこの子はどうなるでしょう…。

私としては類似血統であり好きな牝系であるラルケットをスルーしてこちらを選択しました。この辺りはカンとしか言いようがありませんが、新種牡馬に関してはこのカンがかなり作用してくれます。(ディープボンド、タイトルホルダーの実績アリ)

もちろん完全なヤマカンではなく、半兄がキンカメ、ドゥラを付けて跳ねきれていないというのがポイントです。

ヒストリックスターはファルブラヴとトニービンですから、キンカメだとNureyev×FairyKingがキツく、ドゥラだとトニービンクロスがキツイのかもと思いました。

また、もしカナロアだとヘイルトゥリーズンがないし…となるとクロスを少し薄くしアウトブリードを上手く配したレイデオロが一番合いそうかなと。(ハープスター同様WIHH持ちですし)

この辺の血統のバランスというか微妙な調整が主な指名理由です。レイデオロでも一発当ててえなあ!

想定だと東京競馬場のような平坦で直線の長いコースが得意に出ると信じてます。

あと誕生日が一緒です。(ミーハー)

3位 ボンドガール(母コーステッド)

自身初のダイワメジャー産駒は成長力に期待

個人として、ダイワメジャー産駒の指名は初です。これは自分でも意外でしたが、2400は厳しいだろうという判断からだと思います。

しかし去年はモズメイメイ(チューリップ、葵)とウンブライル(NHK2着)というマイル牝馬2頭に20000pt稼いでもらっています。
この成功体験により、マイル牝馬の需要が加速したからこそこの順位です。

母コーステッドはダノンベルーガで知ったにわかものですが、やはり良い物は良い。
セレクトセールでもかなり盛り上がっていましたね。

半姉がドゥラを付けて緩さが出ていましたが、本馬はダイワメジャーで現在450キロ台の当馬はシルエットも締まり、D4橋口厩舎でも成長力の高さから高評価を得ています。

また預託厩舎が今年お世話になった(※ソール)手塚厩舎というのもポイントです。イケイケの厩舎はエネルギーがあり、半兄ダノンベルーガの悲願を達成してくれるいい体制が出来ていると確信しています。

問題はドラ4のチェルヴェニア(母チェッキーノ)と新馬戦で当たるんじゃないかと言われている点ですが、グランアレグリアダノンファンタジーの例もありますし、気にしないことにしています。

4位 チェルヴェニア(母チェッキーノ)

ハービンジャー牝馬最強格

ハービンジャー産駒は毎度のように指名していますが、理想の血統表を書くとすればまさに当馬のようになると思います。(そんなこと言ってたらファントムシーフなんて指名できない)
とにかくめちゃめちゃ良いってことが分かっていただければ嬉しいです。とにかくNureyevとForliのSS持ちです。

また育成牧場の調教が凄かったようです。ノーザンですので当然すごい素質馬と並びで走らされるわけですが、一蹴。(あえて名は伏せています)

母チェッキーノや半兄ノッキングポイントは新馬前にあまり調教駆けしませんでしたので、非常にいい傾向と思っています。またノッキングポイントは成長遅めでしたので、この馬もスタートから強くて更に成長力もあればと思います。

そして今年はこの馬だけでなく、クラシックで涙を飲んだ母を多く指名しています。もちろんスターも居ますが、この辺りは去年のクルミナルを推していた気持ちのままなのかもしれません。ママだけに。

5位 マテンロウゴールド(母ルールブリタニア)

WIHHクロスは業界のニュースタンダードになり得るか

WIHH(ウインドインハーヘア)クロス、ここが種牡馬レイデオロの最大のセールスポイントになるのではないでしょうか。

更に当馬だとNureyevとヘイルトゥリーズンとミスプロもクロスをしています。
この強烈なクロスがどう出るかですが、半兄エピファニーの成功を見るに心配は少ないのかなと考えています。(SS,HTR,サドヌレクロス)

問題は前向きすぎる気性となりそうですが、まじめで一生懸命なレイデオロに変わったことで落ち着いてくれそうです。

厩舎は若手のホープというか、最早栗東のエースの中内田師。オーナーが寺田千代乃氏ですがおそらく川田Jの出番になるような気がしています。

どの方面でもあまりpogでいい思いをさせてもらえてはいないのですが、ここでしょう。よろしくお願いします!

6位 クイーンズウォーク(母ウェイヴェルアベニュー)

超一流の血統表、自身と産駒もGI馬

6位の1番後ろにまで残ってるとは思っていませんでした。この辺りに今年のpogの混沌さというか、難しさを物語っています。

さて、どうやら今年はキズナがいいとあちこちで話が出ているようです。なるほど納得と思いました。というのも今期はライバルであるリアルスティール産駒に大物候補が少なかったりだとか、あるいは各牧場や育成機関がキズナ産駒の特性を深く理解してきたのではないかと考えています。そもそもこんないい母に付けているわけです。

血統表もパッと見コントレイルや、それこそリアルスティールに似ている部分があります。

厩舎は連続で中内田師。サンデーR×中内田(×川田)とくれば半兄グレナディアガーズ、リバティアイランドですね。これはもうクラシックロードに赤絨毯が引いてあるようなもんです。

7位 シュトラウス(母ブルーメンブラット)

暴れん坊型モーリスは空胎あけ

名牝ブルーメンブラットですが、未だ大物という大物は産まれていません。
コルレオニスの時にも書きたかったのですが、キャロットは名牝名牝と叫ばれていながら、すぐには期待に応えず人気が落ちた時に急に名馬を産むケースがままある気がします(ケイティーズとか)。まあそもそも名牝だらけなのですが、これほどの生産者が抱え続けている名牝はいずれ大物を出します(断言)

当馬においては、調教ですごいスピードで走り出してはメイケイエールのように大暴れするタイプのようです。
たまには暴れん坊も指名しなければとは考えていますが、大体それで痛い目を見ています。やっぱり気性荒い馬に名馬多いんですよね。

厩舎は武井師預りなのですが、ダートの勝利が多く目立っています。青葉賞、ダービーのハーツコンツェルトも惜しかったです…。この馬がきっと厩舎初の芝重賞タイトルを持ってきてくれるはずです。年々勝率も上がってきていますし。
あとはかかりつけの騎手で言うと個人的には横山武Jに乗って欲しいのですが、三浦Jにもいい思いして欲しいなあなんて。

8位 クイックバイオ(母アニメイトバイオ)

アニメイトバイオ産駒史上最高傑作

最強の伏兵といえばアニメイトバイオとその子達では無いでしょうか。その最強の伏兵が新種牡馬を引っさげて最高傑作を作り出したという噂を聞いて指名しました。
※ちなみにレインボーラインも同牝系。すごくタフな一族。

ブリックスアンドモルタルは間違いなく活躍するでしょう。なんせGI5勝馬。さらにストームバードが色濃く、Robertoが入っている点が大きいでしょう。前々からノーザンファームは父父にあたるジャイアンツコーズウェイ肌の競走馬を買い付けていました。今回も安い買い物ではないはずですが、待ちに待った、という事なのでしょう。

そんな2頭のカップリングです。オークス向きな気がしていますし、どんな距離やシチュエーションにも対応できそうです。

9位 ミッキークイーンの2021(母ミッキークイーン)

ミッキーゴージャスが強い理由

なぜミッキーゴージャスは強いのか?
ひとえに母の強さがあると自分は思います。
ミッキーロケット産駒で抜けた理由を考えると、他にも有力な母から生まれた馬はいましたがクラシック路線とまでは行きませんでした。
キングマンボ系といえ、トップクラスとはいかない父の産駒をここまでに仕立てあげたのはクイーンの力が相当に作用していると見ています。

また血統で言うと当馬は去年のプレイディヴェーグ(インナーアージの2020)と同一になります。知る人ぞ知るこの馬ですが、いわゆる万全ならば…というタイプの馬。
新馬戦は同一斤量の牡馬相手に出遅れ、アタマ差の2着でしたが、2歳夏の新潟芝1800mで上がり最速32.3秒という脅威的な末脚を見せつけています。2戦目はそこから半年後で勝ち上がり、以降指骨剥離骨折によりクラシック全休。惜しい馬でした。

ただカナロア×ミッキークイーンにかかる期待を一層大きくしてくれたのは言うまでもありません。母母ミュージカルウェイにはカナロアに必要な要素が全て詰まっています。(ミ、ミッキーキング…????)

この馬がまたミッキー冠をクラシックに運んでくれるはずです。

10位 ドゥレイクパセージ(母ソブラドラインク)

社台Gの買付力光る亜3歳牝馬チャンピオンセカンドクロップ

曾祖母Forty Sobriaは孫にG1馬を2頭持っており、その1頭がソブラドラインク、もう1頭がソシオロガインクです。どちらもInclude産駒ですが母父はそれぞれ違います。また、どちらも来日済みです。(ソシオロガインクは21年没)
Include×Forty Sobriaのニックスを信じつつも、日本での目立った実績はありません。

更に言えばドゥラメンテ×Includeは個人的に指名実績がありますが、クラシックはあまり奮わない結果となりました。(ドゥラモンド)ではなぜ指名したのかというと、まだドゥラメンテ×Includeを信じているからです。

ドゥラモンドの母シーズインクルーデッドはGI入着馬で、ドゥラモンドは2歳時2勝しています。であればGI優勝多数のソブラドラインクならば子にもっと力を供給し、結果を残せるはず。

あと自分は毎年南米名牝を指名しています。去年はディヴィナプレシオーサとか。ムキムキになりやすい気がします。実際当馬は超ムキムキで掲示板がボディビル大会になってます。

ここまでの感想

色々な父を指名出来ました。ダブリはレイデオロのみ。ここまでは常にこの産駒の一番を狙って指名している気持ちですが、さあどうでしょう。

今年はかなりニックスを意識して指名しているのつもりなので、長打が出ればスゴイ気がします。ただ例年ほどの打率もないでしょう…。この辺はトレードオフです。

なお去年あれだけ色んな種類のハーツ産駒を指名して全然飛ばなかった男の戯れ言なので何の参考にもなりません

ちなみに意識が薄かったのですが、この時点で中内田厩舎×3です。10位以下含めると×6になります…これは正直やらかしです。天才の厩舎とはいえど預託数は限られています。また育成牧場から出れなくなる馬が出てくるのでしょう。(去年もやりました)
この辺は後半でも触れたいと思います。

それぞれの巡目で一番取られて悔しかった馬

もちろん何頭もいるのですが、キリがないので各順目で1頭ずつ上げていきます。
忖度する気はまるでありませんが、今年は本当に難しいので見方を変えれば羨ましい馬って全然違うんだろうと思います。

1巡目 
やきゅう
ウールデュボヌール(母サンクボヌール)

坂路爆走くん。母もハービンジャー肌でSS,Lyphardをクロス。これは打率もあるし長打もある。父的にやきゅうくんなのがすごい納得ポイントです。ジャン負けしましたが、ぜひクラシックロードで相まみえたい!強いです!

2巡目
韋駄天
サフィラ(母サロミナ)

2巡目なら無理、3巡目でと思ってたらコレです。
まあこの母なら韋駄天なんですよね。そこまで分かってるならじゃんけんしにいくべきでした。韋駄天側もそう思ってたみたいです。
語ることは大体のpog本に書いてあるので、ありません!

3巡目
木戸
ベトルス(母エスキモーキセス)

いずれ重賞馬を出すことが約束されたつよつよ母です。社台Gの強さが全面に出ているピカピカの二番子。下でエピファネイア、下の下でコントレイルを付けているのですが、ベトルスから指名して追い続けたかった…。

4巡目
ツヤ丸
カンティアーモ(母リビアーモ)

チェッキーノをツヤ丸とのジャン勝ちで獲得しましたが、外れた際、あるいは5位まで残った際にはこの馬を指名する予定でした。この辺りの因縁は1年かけて楽しみたいです。
牧場曰く「他の二歳馬とはレベルが違う」

5巡目
なぎさ
ダイヤモンドレイン(母シーウィルレイン)

誰がどう見てもいい馬。サトノダイヤモンド産駒はこの馬だと思っていたのと、去年のダノントルネードが10位だったのでもう少し下で行けると安易に考えていたので悔しさ2倍です。
ちなみに下はリアルスティールを付けています。このあたりのストーリーも覚えておきたい。

5巡目は1頭選ぶのが1番難しかったです。

6巡目
韋駄天
エリザベスバローズ(母イスパニダ)

韋駄天に先手を打たれ続けています。
ディープで凡走した兄(大好き)からのドゥラ変わりはフラグビンビン。馬主の期待も凄いみたいです。そりゃそうだわなこの血統。

7巡目
やきゅう
ミッキースターダム(母ベルダム)

母待望の牡馬。エピファネイア×ディープかつ母母名牝は去年のクルミナルなんすよ…。
今年のミッキーはガチだと思うので、ここは期待値が高いです。

8巡目
韋駄天
スターリングアップ(母ソウルスターリング)

こいつもう…。
1番嫌なのが、青鹿毛なんすよ。スタセリタもソウルスターリングも青鹿毛。
めっちゃカッコイイんすよね。
他の指名もかなり効いたのがあるんですけど、ここは延髄にひびきました。

9巡目
なぎさ
キングズブレス(母インピード)

え、こんないいキングマンいたんだという気持ちです。何と私は今年何故かキングマンを一頭もマークしていませんでした。
血統表を見てビビり散らかし、牧場でも高評価かつ速攻で走りそうです。

10巡目
やまだ
ルシフェル(母アルアリングスター)

全姉が何故あんなに走らなかったか不思議でしょうがない、そんな血統表です。
ハーツはもう数少なく、狙うならこのあたりでしょう。各媒体でも大きく取り上げられています。
名前が天使天使していますが、Netkeibaの掲示板は既に地獄です。これ堕天しますね。


とりあえず折り返しまでは以上です。
後半戦の感想や、去年の振り返りも隙を見て上げて行ければと思います。

長々と失礼しました。


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