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やりたいことがなかった私が、webデザイナーになりたいと思ったきっかけ

私はこのままでいいのだろうか、と思ったのが事の始まり。気持ちの整理のために書き連ねます。

簡単に自己紹介。

・社会人4年目(今年26歳)
・転職歴1回
・現職エンジニア
・現在Webデザインを独学で勉強中



就活当時、やりたいことが分からなかった

大学3年生の3月から就活をスタート。

自己分析をしてみるものの、全然やりたいことが分からない。むしろやりたくないことの方が多い。

キャリアプラン?やりたいことも分からないのにキャリアプランもクソもあるか、と思っていた。

大学を選ぶときも将来何がしたいか分からず、中学生の頃自由研究で知育菓子について調べたことがあったことから、適当に食品系について学べる大学に進学。

大学で4年間食品について学んだが、特に食品業界に進みたいとも思わなかった。

やりたいこともないしせめて手に職をつけよう、と安易な気持ちでエンジニアを目指すことに。これまでプログラミングの勉強をしたことは一度もない。

最終的に小さなIT企業から内定をいただき、無事に就活を終えることができた。

新卒でIT企業に入社するも、業務内容のギャップが大きいことに気付く

入社してから3ヶ月間研修としてC言語を学習。

プログラミングの勉強自体は言うほど苦痛ではなかった。(知恵熱出るくらい大変だったけど)

最終成果物としてRDBに登録されているデータを簡易ツールで管理する、といったツールを作成。

すごく大変だったが、悩みながらも作り終えた時の達成感は気持ち良く、なんとかプログラマとしてやっていけそうだと感じた。

研修が終わって配属先が決まりようやく業務に携わることに。

バリバリプログラムを書く内容かと思いきや、2年間でプログラムを書く機会は1回だけだった。

しかも、やっている内容がレガシーすぎるのと、他社で通用する技術力が何も身につかないことに気付いた。

「これはマズい…」

技術力を身につけるために入ったのに、何も身につかない環境に焦りを感じた私は第二新卒のうちに転職しようと転職活動を始めた。

この時社会人2年目の冬。コロナが本格化する前のこと。

ちゃんとプログラムが組める会社に転職成功

転職活動を始めて2ヶ月弱で、無事に内定をいただくことができた。働きながらの転職活動はほんとにキツい、二度とやりたくない。

学生の頃の失敗をしないように、入念に企業研究をし、第一志望の会社に入社できることに。

業務でしっかりプログラムを書くことができ、会社の福利厚生や環境面でもとても満足だったため定年まで勤め上げる気満々だった。


しかし、私はエンジニアとしてのキャリアビジョンを甘く考え過ぎていたことに後々気付く。


上長とのキャリア面談をきっかけに、エンジニアとしてのキャリアビジョンが見えなくなってしまった

しっかりしてる会社はキャリア面談とか目標設定とかがあるのね…前職は体制が整ってなかったからこういった制度はなかったので転職して初めて知った。

キャリア面談では現在の仕事の興味の度合いや、3年後、5年後はどうなっていたいか、どういった知識を身につけるべきかといったことを聞かれる。

悩みながらも一般的にはこうだろうなあ、と自分の気持ちを一ミリも考えていない内容をシートに記入。

記入した内容を元に面談をして、特に問題なく終わったが、この時上長から「結局はtaroさんがどうなりたいかによるから」と言われたことがすごく胸に引っかかった。

転職活動の時にもキャリアビジョンを考えたが、取り敢えず転職できることが目的だったため将来的にはPMになって〜などとありきたりなことを考えていた。

しかし、将来のことを考えすぎて現状にしっかり目を向けきれていなかった。

今の会社でエンジニア(厳密にはプログラマ)として働いていて、周りのエンジニアに驚かされることが多くあった。

皆共通して言えるのは「技術を追うのが好き」ということ。あとは「プログラミングが好き、趣味レベル」の人が多い。

それに反して私は「技術の進化に全然興味が持てない」・「休日にプログラミングの勉強はしたくない、したこともない」といった状況。

このことに気付いてしまってから、エンジニアとしてのキャリアビジョンが見えなくなってしまった。そして、仕事が苦痛に感じ始めた。

昔から絵を描くことが好きだった

キャリア面談をきっかけに、今後のことを考える時間が増えた。

コロナで家にいる時間が増えたためそれも相まって考える機会が増えた気がする。

私は何になら興味を持って取り組めるかな、と考えてみた。思い付くのは「創造すること」だった。

小さい頃から絵を描くのが好きで、中学高校の頃はペンタブを使ってPCでひたすら絵を描いていた。毎日深夜の2時くらいまで没頭して描いていた気がする。

イラストレーターの道を考えたこともあったが、言うほど画力が高いわけでもなく、趣味を仕事にすることになんとなく抵抗があったため、趣味の範囲で楽しめればいいやと思っていた。

大学生になり絵を描くことから遠ざかっていった。友達と遊ぶのが楽しく、バイトに明け暮れ、飲み会で夜が遅いことが増えた。自然と絵から離れてしまった。

コロナ禍の今、おうち時間が増えたこともあり、自然と絵を描きたいな、と思うように。

持っていたiPadで絵を描いていくうちに、やっぱり絵を描くのが楽しいといった気持ちが強くなった。


一度きりの人生、少しでも興味のある方に進みたいと思うように

エンジニアとしてのキャリアビジョンが見えなくなり、毎日今後のことを考えるようになった。休みの日も頭が痛くなるくらい一日中考えていた。悩みすぎてGWは毎日泣いた。朝ごはんは必ず食べる派なのに喉が通らなくなった。考えすぎて4回くらい占いに行ってしまった。

そんな時に昔から好きだった絵に触れる時間が増え、何か関連した仕事がないか探してみた。

ものづくりが好きビジュアルで心動かされるものが好き。
そして、プログラミングの知識が多少なりともある。

これを掛け合わせた時に見えたのがWebデザイナーだった。


独学で勉強を始めました

 Webデザイナーという目標が見えてから以前のように朝ごはんをしっかり食べられるようになった。

macを買い、デザイナー関連の書籍を買い、Udemyの講座を買った。

懐が寂しい状態だが、自己投資に躊躇なくお金を出そうと思えたのは初めてかもしれない。(もう少し財力があればオンラインスクールなども使いたい)

見切り発車で始めた感じもしなくもないが、デザインの勉強が楽しいと感じているのは確かであって、このワクワクした気持ちを無駄にしたくないと思った。

勉強したことをなあなあにしてしまう癖があるため、しっかりアウトプットするようにnoteを活用していきたいと思う。

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