死ぬ前に。

よく夫と死んでからの話をする。
お互い医療従事者だから、結構潔いい考えになっちゃうんだけど、最前線にいるからこその答えなのかなって思っちゃう。

1年前、病院がコロナ一色になったとき、難病指定の疾患がある夫が当たり前の様に最前線に起用されてるのに違和感しか無かった。
医療従事者といっても、医療行為をする仕事をしてるわけじゃないのにどうしてうちの夫が駆り出されてるんだろうって。
だからと言ってわたしがどうこう上に言える立場でもなかったから、万が一死んだらどうしようって考えて、涙が零れて怯える毎日だった。

結婚した年、緊急事態宣言を出され新婚旅行はキャンセル。予約してた結婚式場も2回キャンセル。
その頃には行きたい、やりたいの欲望は全く無くなってたし、なんて時代に産まれてしまったんだと飽きれて口に出すことさえ止めた。
周りの人に、式いつやるのー?誘ってねー?て言われると嬉しさよりも虚しさが勝ってたのはここだけの話…。

小さい時わりと早い段階から我慢を覚えて教育されていたからなのか諦めの早い子になってたなと我ながら思う。
長所と取るか短所と取るかは置いといて、今まで生きてきて、この自分と生きていくのがほんとに面倒だなって思った。一生傍にいるのは自分なんだと考えたらいつか死ぬまでに長所も短所も丸ごと全部含めていい性格してんなわたしって思ってやりたいよね、折角ならさ。

死ぬことに怖さを感じないのは毎日の充実と生きることの辛さをしっかり感じてるからなのかな。
夫とわたしは歳を取って、お互いが認知してない状態になったら施設に入ろうねってよく話します。初めまして、と何回もあなたに会いに行きたい。夫がボケるの前提だけど(笑)

まあ死ぬのはまだ先の話になるだろうけど!


※※※

ちなみにこの文章は2021年6月にかいてずっと眠らせていました。(笑)
悶々とした日々の中、生きていくことの大変さをひしひしと感じながらも夫と充実した生活をしていることに感謝してます。
明日も一生懸命生きてみせるぜい。✌︎( ຶ- ຶ✌︎)


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