2021/03/28

2期生ライブ(未央奈の卒業ライブ)配信を観ました。正直未央奈の卒業にはかなり驚いて、率直な感想は「早すぎる」でした。早いとは言ってももう8年もアイドルとして活動していると考えると十分なのかなとも思いますが、まだ24歳という年齢だし、また表題曲のセンターを飾る未央奈が観られる可能性は十分にあったし、一ファンの身勝手な思いとしては「もう少し…」と浮かぶばかりでした。未央奈は乃木坂を好きになるきっかけになった人です。8年前にたまたま観ていたある番組で7thシングルの特集が組まれていました。乃木坂46のことは結成時のニュース等で多少のメンバーと代表曲を知っていた程度。選抜メンバーと番組出演者が7th収録曲の歌詞について語り、楽曲披露もするという番組構成でした。研修生から選抜のセンターに大抜擢された堀未央奈。当時はそんな背景も知らず、ただただセンターで踊る未央奈に魅了されたのを覚えています。重めのぱっつん前髪に綺麗な黒髪、印象的な眼力、バレッタの妖艶な振り、センターで踊るまだあどけない未央奈に目を奪われました。スタジオで映るメンバーを見て「この子可愛い!」と思ったらホームページで名前を確認、ブログをひたすら読む、ということを繰り返し、わたしは伊藤万理華推しになりました(今回この話は省略)。未央奈は推しというかなんというか、とにかく大切な存在です。最初から頂点のような場所に立たされ、華々しいスタートというよりは本人の言葉を使うと「落ちていく」しかない始まり。他のメンバーも言うようにそのプレッシャーや責任は計り知れないもので、それを感じさせない未央奈の姿の裏には並々でない努力があります。周りのメンバーが絶大な信頼を寄せていることが何よりの証です。センターから後列へ、さらにはアンダーへと言葉通り「落ちて」いった未央奈は、髪を切りました。乃木坂を辞めるか悩み苦しみ、髪を切ることを選んでくれたことはファンにとって本当に良かったことだと思います。アンダーでもセンターとして別のプレッシャーや葛藤があったはずですが、それでも未央奈はずっと努力を続けました。のちに選抜の常連となり、彼女を音楽番組で観ることは当たり前になりました。卒業ライブのことを書こうとしていたのにいつのまにか事実の羅列になってしまいました。
ライブの感想としては、卒業ライブが期別で行われてよかったな、と思いました。もちろんみんなで送り出すというのも良いのですが、未央奈が何よりも大切にしてきた大好きな2期生だけでライブができることは相当嬉しかったのではないかなと思いました。8人みんなにスポットライトが当てられ、たくさんの苦労と喜びを共にしてきた同期で卒業を迎えられたこと、誇れるライブになったのではないかなと思います。特に全員センターでのひとりひとりの言葉はそれぞれの思いを強く表していて、胸が苦しくなるとともに、どんなときもこのメンバーで助け合ってきたことが伝わってきて静かに涙を流しました。アナスターシャで始まりアナスターシャで終わる、胸にくる演出でした。これまでの道のりと強く美しくなった2期生を存分に感じた最高のパフォーマンスでした。

なんか納得いかない文章ですが…

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