なんでもない とくべつなひ #3
未だ見たことのない夏
久しぶりのふたりと歩く夏
未だ歩いたことのない道
パパが言っていた通り
ちょうちょの羽には粉がついていた
登れなかったすべり台を
軽々と登れるようになった
蝉の声に追われながら
公園をはしごして
山のような入道雲に向かって
奪われた体力を取り戻しに家へ帰る
写真屋 耕
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久しぶりのふたりと歩く夏
未だ歩いたことのない道
パパが言っていた通り
ちょうちょの羽には粉がついていた
登れなかったすべり台を
軽々と登れるようになった
蝉の声に追われながら
公園をはしごして
山のような入道雲に向かって
奪われた体力を取り戻しに家へ帰る
写真屋 耕
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