ヒロイック、パセティックでロマンチック

いろんなひとたちとすれ違い、微笑みかけられ、背中を押され、頭をなでられ、祝福された。そんな印象の一年間だった。

試験に受かり、たくさん遊び、仕事が始まり、めちゃくちゃに泣き、笑い、食べて愛して、美しいものに触れた。

しあわせの閾値が低いから、ああもういっそいまここで死にたい、と思うほどの幸福を何度も味わった。

生まれたときから生きているだけで苦しかった代償は、ちいさなことでも大袈裟に喜べる感性。

人嫌いは治らないけど、人間って悪くないなって思う瞬間は確実に増えているよ。

今年も生きててよかったねえ。
来年もそうであるように祈ります。


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