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窓を開けて夜風を浴びる。初夏とはいえ、まだ肌寒い夜。今日は少しだけ風か強い。風に揺られて、木々が激しく揺れる音がする。少しだけイヤホンのボリュームを下げて、好きな音楽と自然の音がちょうど半々くらい聞こえるようにする。カエルが鳴いている。この時間がとても好き。何にも変え難い。何も考えずにぼーっと夜を過ごす。少しだけ悲しくて胸が苦しくなる。ここの空間に私一人。ひとりぼっち。でもなんだかひとりぼっちが一番気楽で、泣けてくる。田舎だから街灯は10時くらいになるとだんだん消えていく。暗
(Netflix「二十五、二十一」のネタバレを含みます。) 「二十五、二十一」。ついに見終わった。8週間たくさんの青い眩しい気持ちを思い出させてくれたこと、本当にありがたくて、こんな作品に出会えたことすごく幸せだなあと実感している。まさに自分の「人生ドラマ」になった。最終回が配信されてから数日経っているけど、時間が経てば絶つほどじわじわと愛おしい気持ちが身体中に満ちていく感覚に襲われている。 いつまでも続くと思っていた、永遠だと思っていたあの熾烈な眩しい瞬間は、長い人生の