42という選択
42Tokyoの二次試験Piscineが自分にとってとても良い経験になったのでPiscineと42についてまとめると共に，少しでも興味ある方の後押しになればと思って書き記しました．
42Tokyoとは
42Tokyoとは，世界最大のエンジニア養成機関42が運営するプログラミングスクールです．
42は2013年にフランスで設立され，現在では世界27カ国まで展開されています(2022年時点)．
42TokyoはDMM.comが日本に誘致して，多くの企業に支援を受けながら運営を行っています．
42Tokyoの特徴と魅力
特徴
経歴不問
先生がおらず生徒同士で教え合うPeer learningの方式で学習を進める
学習を進めるペースは完全に自由(課題とその期限(ブラックホール)だけあり)
学費が完全無料
経歴不問であるため，年齢や職業の多様な方達が集まります．そのバックグラウンドの多様さや1ヶ月間に及ぶ入学試験Piscineがある点が面白い特徴になってます．
魅力
また，42Tokyoにとても惹かれた点はCommon Coreと呼ばれる基礎過程をクリアしたら海外の校舎に通い放題&修士に相当する海外大学の学位を取得できる点にあります．
日本ではまだプログラミングスクールの扱いになりますが，本場のフランスでは政府から正式に教育機関として認められており，必要な課題をクリアすることで学位を取得できます．
42は世界の大学をランキング付けするWorld Universities with Real ImpactのGlobal Top 100 Innovative Universitiesで8位取得，倫理的価値観に重点を置いたEthical Valueの部門では1位を取得しています．
そのため，グローバルに働くにはとても大きな一歩になります．
Piscineについて
入学試験のPiscineは試験内容について一切のネタバレ禁止なのでふんわりとした内容になります．
Piscineでは学生は課題だけ与えられて，後は各自で取り組むだけです．
与えられた課題に不安になりながら，毎日ひたすら課題に取り組みます．
先生はおらず，運営からも課題のヒントは与えられません．
また，評価基準を一才公表していないため，学生は緊張感を持ちながら毎日課題に取り組みます．
この環境下で1ヶ月に及ぶPiscineは行われます．
Piscineでは，自発的に行動していくことが必要とされ，課題を解決していく力が鍛えられると思います．
ネタバレ禁止なのでこれ以上はPiscineについて語ることは控えます．
総じて，Piscineはよく「つら楽しい」と言われており，Piscineを一言で表現する際に「つら楽しい」はぴったりだと思います笑
Piscineでは多様なバックグラウンドを持つ人たちと一緒に課題を解決していくため，つらいけどそれ以上に毎日楽しく過ごせました．
今後，Piscineに挑戦する人に向けて
彼女の言う通り，Piscineは人生で一度は挑戦するべきと言えるくらい自分にとっても充実した1ヶ月でした．
挑戦するチャンスがあるなら是非トライしてみてください．
Piscineでは，辛くなることがあると思いますがそれでも是非，周りの人たちと協力して課題解決していく過程を楽しんでください．
そういう自分も何回かつらくなり，42Tokyoの公式映像を見てモチベーションを奮い立たせてました笑
大学院を休学してまで挑戦した理由
以下は，私事なので興味ねえわ！って方は飛ばしてください笑
僕は，大学院に入学すると共にそのまま休学して42Tokyoに挑戦しました．
大学院は，今いる環境から離れたいという気持ちから休学しました．
大学院に属するということは時間的な制限，基本的にその場所を離れられないという場所的な制限が付いてきます．
そんな環境下で2年間を過ごして，社会にそのまま上がることを考えた時にその期間本当に楽しめてるかなと思いました．(自分自身，各地を転々としていたい性格で，，笑)
逃げなのかもしれませんが，もっと自由度が高くわくわくできる環境下で学んでいきたいと思いました．
そんな自分にとって，学習するペースはある程度自由，世界各国に渡って学ぶことのできる42がとても魅力的に感じたため，挑戦することを決心しました．
今後の目標は，ブラックホールに飲み込まれないようにCommon coreを突破して海外の校舎に通うこと，そして各地を転々としてこの期間を全力で楽しむことです．
最後に
ここまで自分の拙い文章を読んで下さりありがとうございました．
Piscineを突破できて，ようやく42の生活が始まることがとても楽しみです．
42の皆様，これから42に挑戦する皆様，42で切磋琢磨して一緒に頑張っていきましょう💪
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