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PSYCHO-PASS IN CONCERTに行ってきた

1月27日、『PSYCHO-PASS IN CONCERT』の初日に参加(参戦?)してきた。セトリ・感想など自分用の備忘録です。ネタバレしかない。

開演前

物販の購入とグッズ引き換えは開場前に済ませた。物販は思ったより人少ないなーなんて思ったら終演後に長蛇の列になってた。
開場まではカフェでパンフレットを読んで過ごしていざ会場へ。

ホール内ではコミッサちゃんのアナウンスを挟みながら1期〜3期のOPとEDが繰り返し流れてました。しかも二階席から見える範囲ではほぼ満席!


楽器

第1ヴァイオリン
第2ヴァイオリン
ホルン
トロンボーン
ヴィオラ
コントラバス
チェロ
ギター
ボーカル
(パンフレット参照)

何が凄かったって菅野祐悟さんですよ。

ピアノ・シンセサイザー・シンセドラムを変わるがわる演奏し曲によっては指揮もする。終盤ではDJもしてた。正装姿でスポットライト浴びながらドラム叩くのすごいかっこよかった。

どの楽器も、タクトすらも体の一部のように操っていたのが印象的でした。



セットリスト

☆…2期 ★…劇場版
◇…3期 星なし…1期
M1 法と秩序
M2 槙島聖護
M3 その銃口は、正義を支配する
M4 犯罪係数
M5 潜在犯
M6 廃棄区画
M7 裁きの場 ☆
M8 神託
M9 矛盾に満ちた世界
M10 光
M11 狡噛の過去 ★(SS3恩讐の彼方)
M12 命の重みと尊厳
M13 神の意識
M14 揺るぎない信念
M15 楽園
M16 命の在り方
M17 PSYCHO-PASS fast.AKANE ☆
M18 ドミネーター
M19 サイマティックスキャン ☆
M20  PSYCHO-PASS
M21 サイコパス3 メインテーマ ◇
アンコール

M1〜M17はサウンドムービーパート。
パンフレットに『音でPSYCHO-PASSを再構築する』とあったように映像は最小限。

1期の冒頭と同じ曲から始まり、涙したあのセリフ、手に汗握ったあのシーンの音楽が次々と流れ、まさに「音」の視点からPSYCHO-PASSを追体験するようだった。

狡噛と槙島の新録も「これかな?」と思うところはあったけど一回しか聞いてないから曖昧、もっかい聴きたい。
逆にいえば既存のセリフかと思うくらい世界観に溶け込んでいたということかもしれない。

岩浪音響監督と塩谷監督が登壇されたMCを挟んでM18〜M21はクラブパート。
アニメのイベントとはいえオーケストラってもっとお堅いものかと思ってたから、立ち上がって手拍子が出来たのは本当に楽しかった。サイリウム振りたかったくらい。 


アンコール

アンコールは菅野祐吾さんの即興ピアノソロ。
演奏前に「僕も弾いたことがない曲です」とおっしゃっていた通り、時折PSYCHO-PASSで聴いたことのあるメロディーを含んだまったく知らない曲が演奏されました。この日初めて披露された、この日限りの曲。
単純に考えると全5公演のコンサートで5回とも違う曲が演奏されたことになる、すごい。


最後に

初めてのオケコンは大満足でした。

菅野さんはMCで「機械やAIが発達する現代社会に抗って人が奏でる音楽を追求し、生の演奏を届けたい」という趣旨の話をされていました。

アニメを観ながら画面を通して何度も聴いた曲でも生の演奏となればそれだけで足を運ぶ価値があると思います。
音楽を肌で感じるというのは生の演奏の場ならではのことです。

機械なら同じ曲を何度でも寸分違わぬ演奏ができることでしょう。しかし人の場合は同じ曲でもまったく同じ演奏は存在せず、それが魅力なのだと思います。

なぜなら会場の盛り上がりや奏者の熱量や心情がすべて同じになる機会は二度とないからです。

ただ、今回音楽の観点から作られたPSYCHO-PASSの世界をじっくり繰り返し聴きたいという気持ちもあるので円盤にならないかなぁ、と思ってるし第二回の開催にも期待したいです。

お気に入りのパン屋に行きます