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HiHi Jets

(⚠️ただひたすらに私の沼落ち理由です)


2020年4月1日、コロナ禍で仕事を奪われ自宅待機の日々。ありがたいことに給料は全額支給。実質的な不労所得の毎日の中で、私は掛け持ち先のSnow ManのYouTubeをダラダラと観るだけの生活。人狼はやっぱり面白いな〜柔軟もカルタも好きだわ、とそこである動画を見つけた。


「HiHi Jets / だぁ〜くねすどらごん」

至って普遍的な歌割と歌詞の動画。変なタイトル。何これ?ジャニーズ?と思いつつ再生ボタンを押した。

多分、いや絶対これが始まり。


好きなアーティストを3つ挙げろと言われたら、今現在なら ・椎名林檎 ・サカナクション・ suchmos を挙げます。私は歌を好きになる基準が基本的にライブ構成と歌詞なのですが、私的に御三家です。この3アーティスト様。

suchmosのTABACCOという歌の中に「プライドをグラムで売れ それを買う奴に死ぬまで従え」ってあるんですよ...くっそ痺れません?何だこの歌詞。

林檎嬢は、「機知との遭遇'18」のオープニングと「林檎博'14」の殺し屋危機一髪がまだ凄く好きでして...貼っつけとくのでお手隙の際に見てください。↓


そしてサカナクション。私の音楽の礎はYUIとBUMP OF CHICKENなのですが、今や生活の一部となっているのは彼らです。1番好きなバンドを挙げろ言われたら即答でサカナクションと言います。あ〜語りてぇな...サカナクションを永遠に話しそうなので思いとどまります。

15歳の夏、アイデンティティを初めて聴いた、脳を揺さぶられるようなあの衝撃は忘れられません。


15歳って、何してましたか? 私はアホみたいに部活して真っ黒焦げに日焼けしていました。焼けすぎて鼻に水膨れが出来て、皮膚科に罹ったら「部活辞めたら?」と言われました。そんな15歳。汗と涙をキラキラと流しながら白球をガムシャラに追いかける、7年前当時15歳の私。


4年前当時15歳の猪狩蒼弥はだぁどらを作り上げていました。

いやもうね、私びっくりしました。だぁどら、お世辞抜きで耳心地良すぎません? 面白い歌詞! なにこれ! ジャニーズなの? HiHi Jets...聞いたことあるな〜ローラースケート履いてるんだ〜へぇ〜ところでこの歌詞は誰が書いたんだろう?...なんて読むんだこの名前。えっ!? 執筆当時15歳!!? この子なんでジャニーズなんかに入ったんだろう...見た目もまぁまぁジャニーズらしくは無いよなあ......。いがり そうやくんね、覚えた。


もうここからは、想像通り...と思いきや、違うんですよ。ここで一旦私は寝かせました。何故か、それは私にも分からないです。

ヤバいと思ったのかもしれない。何がヤバいのか私の語彙力じゃ伝えられないですが、「このケーキヤバーい!」「テスト無理!ヤバ〜」「ヤバ好きだわー」とそれぞれ解釈の違うヤバいを連発する女子高生みたく、とにかく「これ以上踏み込んだらヤバい」と思ったのかもしれない。

当時の私へ、ヤべーっすよ、今。


コロナ禍で暇で動画見てたらハマりました! って人多いじゃないですか。当たり前ですよね、コロナ禍ですもん。私もそのうちの1人で、でも実際ライブだの喋ってるとこ観れたらいいのに...って欲もあったんですよね。ただ好きなだけ。きっかけなんてあってないようなもの。ボタンを掛け違えたらヅカオタやアニオタにだってもしかしたらなってたかもしれないですよね。


5.6月、仕事もそろそろ復活の兆しが見えた中、アホなことにようやく気がつきました。

いや待ってYouTubeある(笑)

ジャニーズとSNSは水星と海王星ほどかけ離れていると思っていたので、すっかり見落としてました。クイズ猪狩蒼弥がなんと前後編で組まれている...! 豪華...! と思いつつ再生ボタンを押しました。

掛け違えたとしたら、ひとつ目はだぁどらを見つけたこと。そしてふたつ目はこれなんだと思う。


「俺は俺であるから唯一無二である必要は無い」


えっ待って君何歳? 人生何回目?

18歳でこんな考えに行き着くものなの?


俺は俺である。唯一無二である必要は無い。

衝撃。久々に脳を揺さぶられました。サカナクションのアイデンティティを聴いた以来。きっとこの言葉に感銘を受けた人、多いと思う。すごい。何がすごいって、齢18でこういう考えをしっかり持ってることが。

ちょうど私その頃哲学調べてて、この人はこういう思想〜こういう論理〜って人様々なんですよね。人間を葦にしちゃったり、輪廻転生だの無知を知れだの。結構面白いんですが、彼の発言した言葉もそのひとつだな、と。

もうダメだ、好きだ〜この子。


好きになったら一直線みたいなところがあるので、とりあえず写真とアクスタを買いました。オタク初心者あるある。いえーい!裸の少年も買えばよかった。


そして夏。サマーパラダイス。配信ライブで1公演1,500円って安〜実質無料〜と思いながら8月19日の18時公演を観ました。

ボタンの掛け違えみっつ目、

「この配信ライブは、現場の妥協ではなく一部のコンテンツとして」

うわ、すごく痛いところ突かれた...ってドキッとしちゃいました。だって、私はずっと思ってた。妥協や手抜きは言い過ぎかもしれないけど、「とりあえず今は」ってだけだろうなと。

社会に出てるからこそ分かる、ビジネスやお金の面。アイドル事務所はきっと現場が1番儲かりますよね。再三言いますがいやらしい意味ではないです。だからこそ皆生配信ライブしまくるんだろうなと。

だから猪狩のこの言葉はすごく真っ直ぐ私の心に突き刺さりました。18歳の男の子にしてやられたな、と。


1番仲のいいオタクの友だち(関西担)に言われたんです。「ジュニアにハマると帰ってこれないよ(笑)」と。

たしかに帰ってこれない...どんどんどんどん推しが増える(笑)つい最近までジャニオタじゃなかったので、むしろ偏見の方が強かったんですよ。ジャニオタな〜的な。

でも、今繋がってるみなさんは優しくて面白くて、ちょっと頭おかしくて、それでいてひたすら推しが好きなのが本当に心地良いです。私も周りからそう見られていたいと思っています。


多分ヅカオタだろうがアニオタだろうが、バンド厨だろうが、ここの部分はきっと一緒なんだろうな〜と思います。


なのでまあ、戻ってこれなくていいや(笑)猪狩と、そのグループのHiHi Jets推そう。と、現在に至るわけです。

サマパラ、本当に良かった...初めての現場。初めての自担のライブ。このお話は別のnoteに綴ります...。しっかりと生きて動いてることがこの目で確認できて良かったです。

まーじで、私ジャニオタ初心者なんですよ。たまたま周りにジャニオタが多い人生だっただけで、5人のこと多分、3割も知れてない。だって明日でようやく彼らを好きになって1年経つわけですから。

これからゆっくり、彼らのことを知っていきたいと思います。まあ見るべきは未来ですが。Eyes of the Future!  HiHi Jetsしか勝たんのです。


終わり

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