散歩論92 本の読み方

月に何冊読む、とか。
年間何冊読んでる、とか。
そんなことばっかり言う人が多いですよね。

本を読むことは大事だって思うんですけど、
本を多読することは大事だって思わないです。

本の目的。
それは、自分の世界を豊かにすること。

本を書いた人っていうのはそれ相応に苦労して、苦難してやっと見つけ出した自分の答えを本にまとめて出版します。

これはただ読むだけで、そう簡単に理解できるものではないと思うんですよね。

それ相応に自分でも思考して、錯誤して、やっと答えが出るものだと思います。

だから、本を読む時って

その作者の背景とか

どうしてその考えに至ったのか

そこを意識して読むことが大事なんだって思います。

その作者自身の問題を解決するために、思考し、導き出されたものだから
その問題が自分に当てはまってればその解決策っていうのは非常に有用な知識となるはずです。

つまり、本を読む時って課題感を持って読まなきゃ意味がないんですよね。

なんとなく本を読もう

これじゃ全く知識が増えない。

エンタメ系の小説とかは自分の娯楽のためって言う目的があるし、
専門書は自分の勉強のためって言う明確な目的があるからそんな気にする必要なく読んで良いと思いますが。

方法論とか自己啓発本とか。
そう言った本は

なんとなく自分に自信がないから、とかそんな安易な考えで読むべきではないです。

それに左右されて自分の意思決定、

否。

それはもはや他人の意思決定に左右されてます。
他人の意思で自分の人生を生きるのなんて馬鹿げてるって思います。

だから本を読むときは徹底的に自分の実生活に

どう役立つのか?
なぜこの人はこれを考えるのか?

ここだけは絶対に見失っちゃいけないって思うんです。

これはネットの記事にも言えます。

今や情報がクソほどあるんで、その中から正確に取捨選択しなければならない。

そんな時に一個一個試すんですか?
で、やってみて失敗したら次のやり方を?

そんなことするくらいなら自分で考えたほうが絶対に早いと思います。

自分に合ったやり方って絶対にありますから。

読書の際も、ネットの記事を読む際も、ニュースを見る際も、自分だけは絶対に見失わないようにしやしょ。

本の読み方は、課題感を持って、その書いてあることが
自分の実生活に生きるか?
はたまた
自分の考え方と合致しているか?

そんな感じで読めば良いと思います。

今日は図書館でアルゴリズムとデータ構造の本を一冊読んで、ノートにまとめました。
明日はもう一回読んでそれを深めて完全に自分のものにします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?