散歩論142 苦労を売ってください

最近の若者は自己肯定感が低いってよく言われてて、例えばその原因が自分に厳しすぎるからとか、上の世代がそうやって厳しく接してきたから、そういう理由が言われたりします。

ま、そりゃそーよねって思います。
今の時代は簡単に楽ができて、楽ができると更なる楽が見えて、そことのギャップに苦しむわけで。
じゃあ苦を探して、その苦に対してちゃんと自分が対処しているって言う実効感を味わえば良いんですけど、この苦を探すって作業がホントに難しい。。。

だから、上の世代が言う今の若者はって言葉は半分正しくて、半分は正しくない。

効率化されていく世の中で、楽ばかりしてしまうのはある意味当然だと僕は思います。

だってそーやって上の世代の人が作り上げてきたのだから。

でも。

それで話を済ませて良いのか。

僕は今まで楽な環境でずっと育ててもらってきて

お前らが楽をさせたから何もできない奴になっちまったんだなんて口が裂けても言えない。

結局楽を選択したのは自分自身だし、

何も考えずに生きてきたのは自分のせい。

でもそーやって生きるとホントに自己肯定感って下がっていくんですよねー。笑

実効感が無い、というか。

何がしたいのかもわからんし、何ができるのかもわからんし。

この時代の中で苦労を探すのはホントに難しくて、上手く隠されているようなそんな感じで。

ただその苦労があれば、というか苦労に対して努力できれば、実効感も自己肯定感も上がるのかなって思います。

だからホントに苦労をしたいなーって思って探してます笑

まぁある意味大学の勉強って最近ホントにこれだなーって思って。

高校までの勉強って要するに、苦労が見つかったときに楽をするための勉強なんですよね。

大学の勉強っていうのは苦労を探す勉強。

自分で課題を設定して、自分で調べて解決していく。

社会もこんな感じじゃ無いですかね。

社会人じゃ無いので知らんですけど。

ともかく、高校までにこの力身につけておけば良かったなーって思いながら今やってます笑

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?