散歩論79 人はなぜ、脳という自分の力で支えることすらできないものを持って生まれるのか。

僕は前に僕らは大人である必要はないって言いました。

それを前提に

ほんとにたまたまなんですけど

ウーパールーパーを調べてたら幼体成熟っていうワードに行きつきました。

今日はその話と、脳について軽く話します。

人間は猿の幼体成熟の過程で進化したって言われています。

ここで幼体とはどんなものかについて説明します。

赤ちゃんとか、子供を想像してみてください。

子供って良い意味でも悪い意味でも自己中ですよね。
つまり、良くも悪くも自分本位ってこと。
自分の思い通りにしたいってこと。
そして、子供の時は親に言えば大抵のことがなんとかなる。
自分の運命を自分でコントロールできるものと知っている。

そしてもう一つ、

なんで?どうして?が多い。
つまり、あらゆることに問いを立てることができるってこと。

これが子供というものだと思います。

ここからわかる幼体とは、
自分で考え、自分でそれを実現していく力があるということ。

ここにおいて、脳が発達し、人間は進化してきたって言われています。

であるならば。

自分本位で、自分で考えながら過ごしていれば脳はどんどん進化するのではないかって僕は考えます。

ですが、果たしてそれが良いことなのか。
それは自己中なんじゃないか。

もちろん悪い方向に働くこともあります。

それが悪い方向に働くと

自己愛性パーソナリティ障害っていう名前の障害になるんです、多分。

この障害において明確なのは、他人を思う気持ちが無いこと。
本物の自己中ってことです。

他人を思う気持ちってなにか。

どーすれば養われるのか。

それは感謝することです。

僕たちは、一人では生きていません。
今まで親とか友達、先生などの元で自分の道は自分で切り開く
運命は自分でコントロールできると言った
自分本位な生き方をしていました。
それは間違ってない。
人生は自分でコントロールできる。

しかしそこで気づかなければなりません。

僕らは人に愛され、自由に生きてきた、と。
そこで感謝するんです。

このタイミングで子どもは大人になるんだと思います。
ここでいう大人とは生物学的な成熟した人って意味では無いです。

ここに気付かない人が自己愛性パーソナリティ障害の人だと思います。

人間って他の動物と比べて幼体期が長いって言われています。

たとえば馬や鹿とかは生まれ落ちたその日から立ち上がれます。

人間は抱っこしなければ、頭を支えなければ生きられません。

それだけ脳みそってものが分不相応なものって事です。

じゃあそんなものなんで持って生まれてくるのか。

そう。

幼体成熟するためです。

脳を進化させるためです。

考えるため。
興味を持つため。

だからボクらがすべきことって言うのは
大人でありつつ幼体成熟をし続けることだと思います。

それがクリエイティビティにつながるし、人に対して感謝できるってことは他人を尊重できるってことなので、相手を思いやり伝わるように話すことができる。
ここにおいて言語能力も発達するんだって思ってます。

その事を無意識にやれていた人が世の中の天才って呼ばれる人たちですよ。笑

子供のような好奇心で、行動し
自己解決能力の高さから、自分で調べ考える。
そして成功する。

こゆことですよ。

人生は思いの外簡単なんだって最近思いました。笑


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