散歩論121 平和宣言
ラッセルアインシュタイン宣言について軽く勉強しました。
これは完全なる興味で。
ほんとに素晴らしいっすわ。
僕アインシュタインとか大っ好きなんですけど、これはアインシュタインの残した最後の遺言って言われています。
もっとも、書いたのはラッセルで、世界中の著名な科学者たちに署名を貰ったっていう形ではありますが。
生前、アインシュタインは核爆弾の開発をするためのマンハッタン計画というものに署名をしました。
それはアインシュタインの生涯にわたる後悔となり、戦争末期には大統領宛てに2度目の手紙を送っています。
確かに、少し考えれば核兵器なんてものが世に広まるとその絶対的な威力から、開発競争になることがわかります。
(これは今だから言えるのかもですが。)
だからこそ、ラッセルとアインシュタインらによるこの平和宣言には非常に意義深いものがあると思います。
ある意味この競争に歯止めをかけたという形です。
僕がこの宣言の背景で感動したのが、これが発表される3ヶ月前にアインシュタインが没してるということです。
この宣言が効力を持つためには世界的に有名な科学者たちのトップであったアインシュタインの署名が不可欠で、
その中で、アインシュタインが死ぬ間際の苦しみ?の中で、それでもサインをしようと
ラッセルに手紙を出したんですよね。
その平和への強い意志みたいなものを感じてボクは感動しました。
今これがなかったら世界はどうなってるんでしょうね。。。
これは現代でも言えることだと思うんですけど
どーにも政治家って一般的に技術に関心が無いような気がしてしまいます。
科学者とか最前線で現場を引っ張っていく専門家の意見を軽くみがちと言うか。。。
これはオーバーかもしれませんが、こういう事が続くと結果的に核兵器のようなものを生み出してしまうのかもしれませんね。
流石に無いと信じたいですけど、情報化社会になってきてIT戦争が無いとは言い切れませんからね。
ま、ともかく平和って改めて大事やなぁって思いました
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