散歩論24 コミュニケーションとカンバセーション

あくまで個人の見解です。笑

communicationとconversation。
communicationはcommon(共通のもの)を元にできた言葉です。
conversationはcon(お互いに)verse(向き合う)を元にできた言葉です。
それらの違いについて考えてみました。

これからカタカナで書きます。

真ん中に一本のでかい河があるとしましょう。
両岸に人が立ってます。
コミュニケーションの僕のイメージはその両岸に立つ人がよいしょよいしょって河を渡ってきて、河のどこかにある陸地を探すようなものだと思います。
例えば、aさんとbさんが議論していて、あれってこうだよね?これってこうだよね?それは違うよこうでしょって論を展開しながら共通理解できるところを探して、そして方向性を一致させるものです。そこで新しい方向性であるαを見つけることがコミュニケーションだとおもいます。

そして、方向性が一致してからカンバセーションが始まります。
例えば、友達とかって、類は友を呼ぶって言葉があるように、方向性が一致(考えが一致)してる人だと思うんですよね。そう言う人といるときはカンバセーションです。だから、カンバセーションは喧嘩にはなりづらい。
河の例えを用いると、aの側にいるa'とa"と一緒にいる時にするのはカンバセーションです。ワイワイやってますね。
αに行きついて、aとbがワイワイやりだします。考えが一致してるから、一緒にいられるようになった。

すなわち、コミュニケーションは共通理解しに行くって言うベクトル。
カンバセーションは共通理解を前提として一緒に歩んでくって言うベクトル
いわば、平行と垂直のような(?)ものと捉えてます。

じゃあコミュ障ってなんなのか。コミュ障があってカバ障(カンバセーション障害)がないのはなぜなのか。もうわかりますよね。

ここまでの流れでいくと、共通理解のある共同体とだったらカンバセーションはできますよね。例えば友達とか家族とか。
でもコミュニケーションはそもそも共通理解しに行く方向なのだから、相手に共通理解させるだけの言語力だったり、知識だったり、相手を分かろうとする心だったりが欠けてると出来ません。

だからみんなコミュ障っていいますけど、会話能力がないわけじゃ無いし、なんならみんな元々はコミュ障ですよ。笑

つまり!
コミュニケーションに自信がない人は諦めずに、相手を理解しようとと心がけましょう、自分の内面をうまく言語化できるように心がけましょう。自分の伝えたいことをわかりやすく伝えるような努力です。お勧めの方法はノートに自分の内面を書き出したり、弱みを人に見せたりすること。
それだけで見える世界は全然変わるはずです。
そして、こっちの方が大切なんですけど、コミュニケーションに自信があるって言ってる人もしくはそう思ってる人は、もっと相手を理解しようと心がけてください。
そうすれば相手はもっとお話をしてくれます。特にコミュニケーションに自信がない人に対してちゃんと向き合ってあげましょう。
そうしたら、きっとコミュ障なんて言葉無くなりますね。笑


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