拝啓 あの日のわたしへ

これも記録。ただの記録。その日がくる前に残しておきたいので書いておく。

思えば、はじめて目黒くん見たのは嵐のコンサートだった。人間とは怖いもので興味がないと本当にさらっと見ちゃってるんだな。あのときはまだ前髪があって、カメラに映るときは不安げな顔してることが多くて。隅っこにいることも少なくなかった。突然They武にぶち込まれてここでも一悶着あったようだったけど、ただ相当できる子なんだろうなと思った。

去年の歌舞伎でしっかりと認識した。林くんとシンメ組んでる子ですぐわかった。ああ、こりゃ動けるな、と思った。

そして、今年の1月17日。びっくりした。Jr.で兼任?しかも入る先があのSnowMan?最強アクロ集団?こりゃ大変なことになるぞ、とすぐ思った。


言わんこっちゃない、叩かれる。分かってた分かってた、想像してた。

この時はよくあることだと思ってた。違かった。終わんない。そして1番恐れていたことが、あのブログ。ああ、やっちゃった。目黒くんだけがやっちゃたんじゃない。もうそもそも一連の流れが、「やっちゃった」


そうこうしてるうちにやってきてしまった「滝沢歌舞伎ZERO」ああ、来てしまった。行きたいのに、すごく楽しみなのに、お腹が痛い。行くのが怖い。ああ。

かっこよかった。結局こう、かっこよかった。もちろん、6人も。3人も。みんなかっこよかった。楽しかった。行ってよかった。

自分的初日から何日か空いて、この日は1人で入らせてもらった。幕間にトイレ行ってる間に「一幕の最後、目黒干されててわらった」ああ、最悪。聞きたくなかった。いい大人が本当に泣きそうになった。今日来なきゃよかった、違うな。このタイミングでトイレに来なきゃよかった。ああ、わたしが聞くのはいいからどうか目黒くんが直接こんな言葉を耳にするなんてことがありませんようにと強く願った。

この日に限ってだよ。林くんが「SnowManよかったね!おめでとう!」って言ってくれて、目黒くんにこにこ拳突き上げて両隣のさくだての顔覗き込んでて、わたしもすごく嬉しかった。でも、その瞬間に「6人を踏み台にしてデビューするな」ってツイッターに書かれてた言葉を思い出してしまって。言葉自体も悲しかったけど、公演中に、目黒くんの前で、こんなこと思い出して泣きそうだった自分がいちばん悲しかった。悔しかった。この日はしゅんとして帰ったな。

そして、わたしは入れなかったけど迎えた5/5の公演。この日で決意が固まった。SnowManが夢を掴むまで、わたしはこの人たちからもう離れられないと思った。目黒くんが加入したグループがSnowManで良かったと思った。わかってる。反対する人はもちろんいる。もうゼロになることはない。目黒くんがこのまま叩かれる状況が完全になくなることはないと分かってる。それでもSnowManに入ってよかったと思った。

そして、わたし的千秋楽だった5/12。楽しかった。すごく楽しかった。暗転中にメンバーと微笑み合う目黒くんが、一生懸命歌って踊る目黒くんが、すごく輝いてた。この人を応援したい、支えたいと思った。


そして、宇宙six。歌舞伎公演中自分らの舞台もやってて。のべつの東京千秋楽で、林くんも見に行ってたみたいで6人でステージに立てたようで。嬉しかった。目黒くんが嬉しそうにしてたのが、嬉しかった。外で「僕たちは5人で宇宙sixです」って言ってたくれたみたいで。

思い出した。目黒くんがいつか言ってた「無双になりたい」。だって、両方大事だもん。無所時代から這い上がってやっと手にしたグループ、デビューがあと少し、手を伸ばしたら掴めそうなところにあるグループ。ああ、両方手離したくないな、手離したくないね。両方好きだよね、大事だよね、守りたいよね。

でも、これもわかってる。いつかその日がくる。きっとまた叩かれる。「結局デビューかよ」ああ、言われそう。ありそう。どうしたらいい?目黒くんは、わたしは、わたしたちはどうしたらいい?わかんない。守ってあげたいけどわからない。

いつだって、「強い」「強気の男の子」だけど心配してる。いつか潰れちゃうんじゃないかなって。いちばん怖い。やだ。すぐ周りには8人と、4人と、ファンがいるからね。辛い時は頼るんだよ。1人じゃないからね。影で、知らない、聞こえない所で「すき」だと言って、応援してるわたしだけど、頑張れ!頑張ろう!


いつだって願ってる。目黒くんとそばで支えてくれるひとたちの夢がひとつでも多く叶いますように、優しい世界が回りますように、この道を選んで、歩んで、よかったと心から思える日が来ますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?