かぶれ子は施策に入りません【スピークバディ】

3月から6月までの活動の流れとしては以下である。
① スピークバディを1週間続けてみる
② 英語に対してどのようなイメージがあるか
③ 競合分析
④ 自分たちの英語に対する悩みから現状分析 
⑤ ポスティング案
⑥ アンケート調査をするがいい結果を得られず⑤は没案行き
⑦ ペルソナ2人作成
⑧ ペルソナからの施策考案
⑨ ペルソナ2人解雇
⑩ ④に沿った施策の提案

3月はメンバーで話し合いをする前に前提としてスピークバディを1週間試してみた。コンテンツの性能が高いことに驚愕し、施策や広告などで知名度を上げることさえできれば人気アプリに成長できるスペックは十分あると感じた。コンテンツ自体の完成度は充分なため、現状分析から施策を練ることが重要である。
様々な既存のコンテンツに目を通していると、矢作とアイクの英会話というYouTubeチャンネルを発見した。芸人ということもあり、話の内容も面白いのだが、それ以上に場面設定が上手であると感じた。初対面の人と話す面といったものから、文法的に正しくない時にどれくらい伝わっているかなど、日本人ならでは発生する問題を上手く取り上げたコンテンツとなっている。
 また、コロナ禍によって自宅にいる時間が増えたため必ず見てもらえる広告を考え、ポスティング広告案が班内で出てきた。この案を持っていく予定であったが、アンケートを実際に行ったところ、「ポスティング広告はしつこくうざいため、見ずに捨てている」という意見や、ポスティング広告に目を通すかを聞いた質問で、最も多かった回答の「興味あるものだったら見る」が46.2%と半分もいなかったことから、ポスティング広告案は見送り案となった。
 英語学習に関して「ビジネスで使えるほど語学が堪能になる」「海外の生活が不自由なく送れる」といった大きな目標を設定している人ももちろんいるだろう。だが、私たちが提案していくべきは、「相手の人と意思疎通ができる」「字幕なしで洋画を見ることができる」「自身の英語力の上昇の実感」といった日常的な英語との関わり方だと感じた。実際のアイデアでは使用していないのだが、私たちはこのような目標を持つ人たちをペルソナとして作り上げた。ペルソナをひとり例に挙げると、海外かぶれ子(20)がいる。

「洋楽を聞くこと・洋画鑑賞を趣味としていて普段から英語には触れているが、海外旅行に行くという行動力や気概はなく実際の英会話力は乏しい」という特徴を持つ人だ。かぶれ子の目標としては、「洋画を字幕なしで見れるようになる・海外旅行に行き外国人の友達や彼氏を作る」とした。(かぶれ子の特徴や目標からとがった施策を出すことが出来なかったため、今回の施策案として入れることが出来なかった。)
 実際のアイデアは2つあるのだが、ひとつの施策提案のきっかけは班員の趣味において英語に触れた体験から、ひとつの施策提案のきっかけは大学生の悩みを代弁してほしいことから生まれた。大学生は日常から、気づかないうちに英語に触れた生活を送っている。英語に触れていないという意識の生活から、日常的に英語と触れている生活に変えることで見える世界を180度変えることが考えられる。英会話ができるようになることは、大学生にとって自身の世界を大きく変えることが出来る。
 施策内容はプレゼン資料を見て頂きたいため、ここに載せることはできないが、私たちの施策は多くのメリットや達成目標が示されている。論理的かつ斬新であると私たちは自負できるほどのアイデアであるため、自信をもったプレゼンを見て頂きたい。

中野香織ゼミ ほんわか5人組
阿部 大西 大友 藤田 宮下

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