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薔薇とサムライ2



大阪公演に引き続き、新橋演舞場公演も観劇した薔薇とサムライ2。
大阪フェスティバルホールはステージ含め全体的に奥行きや広さを感じたけど、新橋演舞場はそれより少しだけコンパクトに感じて。
だからなのか、ステージ上でキャストの皆さんがお芝居をする表情や動き(花道を歩く・颯爽と走り抜ける姿)がより見やすく感じたし、花道下から古田新太さんが登場するという新橋演舞場ならではの演出が本当に良くて。会場ごとに一味も二味も違う楽しさや魅せ方があることに気づけたのは新橋演舞場公演も観劇できたからこそで、アンヌ陛下の言葉を借りるけど「ちょっと前の私よくやった」と本気で思うくらい、薔薇とサムライ2を再び堪能できて本当によかったし、心身共に元気になる最高に楽しいエンターテイメントに出会えたことも触れられたことも改めて人生の財産であり宝物だなと心から思いました。
これは言霊になればという思いと願いを込めて。またいつか、広い海のどこかで五右衛門とアンヌの乗った船に会える日がきますように!その時がきたら、また一緒にお祭り騒ぎできますように!






【個人的 西垣匠くん 記録】

・言葉を発したときの声量や滑舌がよりはっきりと会場中に響き渡る感覚が常にあって。場数を踏んで経験を積み重ねている努力の賜物なんだろうなと感じてすごく胸がいっぱいになった

・殺陣シーン 剣での攻防戦はもちろん剣を仕舞うときのスマートな所作も低い姿勢でフェンシングのように構えて剣先を相手に向けるのも本当に様になっていて、何度見てもかっこよくて震える(個人的に赤い衣装を靡かせて剣をさくのがたまらない)

・傷を負った腕から手を離していたベルナルド(西垣くん)その腕をちらりと見て傷を負っていることを思い出したかのように腕を押さえる様子を見れたのが個人的に貴重な名場面の一つ

・ベルナルドが着用するエプロンの紐がなかなか解けなくて、結局足からエプロンを脱いだ西垣くんの足元を気遣うように腰辺りに手を添えていたニコルちゃんの自然な振る舞いがあまりにも良すぎてこれもまた貴重すぎる名場面だった

・ムッシュ・ド・ニンジャが登場したときのベルナルド。右手に持ってる剣を思いっきり下に振って右足で力強く地団駄を踏んでいて、悔しさがにじみ出ているような表現力が非常に良かった

・ラテンダンス。腰つきや手の動きがよりなめらかにしなやかになっていて色っぽさ+ダンスの魅せ方がグレードアップしていて惚れ惚れした

・西垣くんの"怒"のお芝居が本当に良くて。中でもラウールとエリザベッタに対して感情を剥き出しにしたり、捲し立てる場面は表情や声色全てから怒りとか悔しさとかが感じられて何度見ても鳥肌が立つし、その素晴らしさに圧倒される

・マリアグランデの手紙のくだりでのベルナルド。聞いている最中に左手で右耳を触る仕草をしていて。主観だけど呆れてる感がひしひしと伝わってきて個人的にすごく印象に残ったし、好きな仕草だった

・最後アンヌと五右衛門を見送る際にお辞儀をするベルナルド。左足の前に右足を組むようにクロスして右手をお腹に当ててお辞儀をしていて、そのスマートさが最高に美しくてすごく良かった

・音楽に合わせて右手の拳を突き上げて登場したり音楽に合わせて手拍子しながら左右にゆらゆら揺れたり、時折曲を口ずさみながら頭をフリフリしたりと終始ノリノリな西垣くん。素で楽しんでいる感じがにじみ出ていてこちらまで楽しくなった

・最後登場したとき、太ももに両手を当て深々とお辞儀をするのもカテコで両手フリフリ&最後は両手を上げてぴょんぴょんうさぎさんみたいに飛びながらお手振りするのもカテコでの西垣くん、素敵な人柄も愛おしさも毎回垣間見えるから本当にたまらなくて、大好き