2024/01/03

忘れたくない瞬間のこと
忘れちゃいけない瞬間のこと
絶対にずっと覚えていられる保証がないから
その輝きのことだけを日々覚えている
感情が含まれていないものはそこにはなくて、
体温や匂い、心臓の音、呼吸音、手のひらや指が体をなぞるときのこと
君の指の先は硬いはずなのに、私の体に触れている時だけはなぜか本当に柔らかくて不思議だなあとか、そんなことをずっと覚えていたいのに、人は、忘れてしまう

だから、忘れてもいいように
いまはそばにいるのかな

抱きしめられると、薄いヴェールのようなものが私を守っているのが本当によくわかる
忘れたくないと思うより覚えていたいという気持ちが強くて
その言葉の使い分けを、理解してくれるだろうかとか考えたりもする

私の価値観と君の価値観をぶつけた時に
残るものがかけらでも、2人で見つけたいです