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行って良かった旅・神社仏閣

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公共交通機関を使って行ったおすすめの旅や神社仏閣について、不定期に更新
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2023年5月の記事一覧

北斗七星降臨の聖地・星田妙見宮と【大阪公立大学附属植物園】

◆星田妙見宮◆大阪府交野(かたの)市に鎮座する、星田妙見宮。 交野市は奈良にも近く、いろんな歴史がありそうな地域です。 ご祭神は、天之御中主大神(アメノミナカヌシノオオカミ)・高皇産霊大神(タカミスビノオオカミ)・神皇産霊大神(カミムスビノオオカミ)。 素敵な神社と聞いていたのでずっと行ってみたかったのですが、今回やっと参拝できました。 京橋駅からJR学研都市線に乗り替え、星田駅から住宅街を20分ほど歩いたところにあります。 弘法大師・空海が近くの獅子窟(ししくつ)で修行

【弘法大師御誕生1250年記念】参拝フリーパスでまわる高野山

高野山は今、弘法大師・空海ご誕生1250年の式典で盛り上がっているのをご存知でしょうか。 5/14~7/9までの期間中、高野山内をまわるのにとてもお得な特別記念品が3,000円で限定販売されています。(※現在は終了) 4つの特選品だけでも充分なのに、金剛峯寺・霊宝館を含む6か所の参拝フリーパス付で、期間中は何度でも利用できるとのこと! 全て1回参拝で合計4,500円なので、どれだけお得なのかがわかります。 特別記念品と表現されていますが、下々の言葉で表現するとまさに高野山限

石切剣箭神社上ノ社~役行者と弘法大師・空海

大阪で人気の神社といえば、“石切(いしきり)さん”と親しみをこめて呼ばれる『石切劔箭(いしきりつるぎや)神社』。 奈良との県境、生駒山の麓にあります。 神社までの参道は大阪版“プチおかげ横丁”のような雰囲気で、食べもの屋さんや占いのお店などが立ち並び、多くの人で賑わっています。 いしきりさんには今まで3回ほど参拝していますが、『上ノ社』があることは先日境内の案内で知りました。 気になりながら、どのくらい歩くのか不安なので、そのまま帰ってしまいました。 お寺でいうと『奥の院

路線バスで行く『龍神のまち』 室生龍穴神社と室生寺

奈良県宇陀市室生(うだし むろう)には、『日本三大龍穴』の1つといわれている室生龍穴神社があります。 見える能力がないので、数年前からの『龍ブーム』には乗っかれず、『龍』という存在がよくわからないままでした。 前回の大神神社と山の辺の道の記事を書いてから、なぜか本家?に行かなければいけない気がして、調べてみました。 龍穴は車でないと行けない、“秘境”の思いこみがあったのですが、近鉄・室生口大野駅から室生龍穴神社前まで、路線バスが通っているとのこと。 今回も熊野や玉置神社の

奈良・大神神社から『山の辺の道』を歩く

日本最古の神社といわれている、奈良・大神(おおみわ)神社。 ご祭神は国造りの神様、大物主大神(おおものぬしのおおかみ)。 奈良にはたくさんの観光スポットがありますが、時々癒されに行きたくなる神社です。 いつの間にかJR『桜井線』から『万葉まほろば線』に名称変更していましたが、電車の本数が少ないため、JR三輪駅までの行き帰りは少し時間がかかります。 周辺は日本の原風景も感じられる地域で、ゆったりと時間が流れています。 こちらでは、蛇を「巳さん」と親しみを込めて呼んでいるそ

路線バスで行く世界遺産・玉置神社

熊野三山の奥宮・修験道の聖地として知られる『玉置神社』は、奈良県十津川村の山奥にあるため、呼ばれないとたどり着けないと言われています。 でも奈良交通さんが小型バスを運行しているので、簡単に行けることを知り今回は2度目の参拝になります。 ※土日祝のみ、電話にて事前予約要 熊野本宮に滞在していたので、本宮大社前7時15分発の奈良交通・大和八木行きに乗り、十津川温泉までは1時間ほど。 帰りも十津川温泉からこの路線に乗れば、奈良市内や大阪まで戻れます。 新宮までの『日本一距離の

路線バスでまわる世界遺産・熊野三山~熊野本宮滞在記

紀伊山地周辺が大好きで、時間があれば高野山・熊野・伊勢神宮などを訪れています。 このあたり一帯が世界遺産なので、最近は日本人より外国の方に、素晴らしさを発見されているようです。 今回も観光客の半数くらいが、白人の方だった印象でした。 その中でも、ゆっくり数泊滞在したいのは熊野本宮。 山に囲まれているのでお店も少なく、便利な場所ではないですが、ゲストハウスで暮らすように滞在できます。 昨年から訪れるようになったのに、『ただいま!』という気持ちになります。 今回はゴールデン