コロナに生きがいを与えられた夏

2020年4月

社会人2年目を迎えた私を待ち受けていたのは
職場の休業。
世界を変えてしまったコロナウイルスの影響を
もろに受けた私は自宅待機を余儀なくされた。

もともとこれといった趣味もなく
楽しみといえば、代わり映えのない毎日に疲れ
限界を迎えた時、全て忘れて夢の国に行くこと。


でもコロナのせいで県外どころかスーパーに行くのもやっとの生活、しかも自宅待機
家から本当にほぼ全く出ない生活を2ヶ月
気が狂うかと思った、本当に。
1日中ベッドにいて一歩も歩かない日もあった（）

職場が再開してからも、口を開けば人件費削減
どう考えても不可能なシフト、理不尽な上司
辞めたい、辞められない、楽しみはない、
毎日の希望も何もない、そんな夏

運命の8月5日

趣味:Twitterのトレンドを漁る

豆とは。
突如Twitterのトレンドに現れた豆ちゃん

そもそも私はKPOPとは無縁に生きてきた。
プデュはよく見てたYouTuberが
インスタのストーリーにあげてたの見て
なんとなく知ってたぐらい、そのレベル

8月5日
それはJO1 2ndシングルOH-EH-OHの
MV SHORT Verが公開された日だった。

でもYouTubeを見に行った訳じゃないんだよな

ああ、これが豆ちゃん、、？？？
まって、あんま顔見んとこ（何故？）

それだけ。

でもこれが底なし沼への引き金をひいた。

丸3日ほぼ徹夜でプデュ完走

なぜプデュを見ることになったか。
それはその時期爆発的に流行ってた
ガールズグループのオーディションに
母親がどハマりしていたから。
どこか”豆ちゃん”を忘れられんかった私は
そのオーディション見るには追いつけんくて
なら逆にプデュ見てみよか？ってなった。
（よくやった私、偉すぎる）

後から知ったことやけど
GYAOの再配信が伸びてたらしい
伸びてなかったら今もまだJO1のこと
知らんままやった、怖い、、

ほぼ徹夜で1話から爆走
この時点でJO1のことはほぼ知識ゼロ
豆と蓮くん、拓実、汐恩は
なぜかメンバーなんやろうなという
潜在意識（？）のもと見てたけど
後のメンバーは正直誰もわからなかった

普通に朝6時半に仕事行かなあかんのに
4時までぶっ通しで見て
ご飯もほとんど食べずに見続けた（痩せた）

ファイナルまであと少し、そんな時
普段から仲良いリア友とカラオケに行った
そしたらなんと合間の映像（？）
JO1おる！！！！！！！！！！
あかん、まだファイナル見てないねん！
メンバー見たくない！！無理！！
喚き散らかして友達に一生歌い続けさせた（）

そのあと食べに行った韓国料理屋さんに
あったポスターもみんなJO1に見えた（末期）

気付けばそこは沼

そんなこんなで走り切ったプデュ
この時点で推しは汐恩
でもどこから推しになったか不明やし
とにかくお顔が好みど真ん中すぎた
ここから怒涛のお名前覚えよう祭りが始まる

この動画何回見たかな
あー緑でかいな　あ、犬いる　天使かぁ、
ピエロね、、何？料理人？？　うさぎ可愛いな

こうして11人を覚え
JAMの布教シートに散々お世話になり
写真フォルダはあっという間にJO1一色
ファイナル見終わった次の日たまたま最終日のJO1museumもひとりで乗り込んだ（怖い）
あの時の行動力は二度とないほどの勢い
それぐらい気がつけばもう沼の底にいた。

そして毎日の生きる意味に

こんなにも人の心を動かす
愛らしくて大切でキラキラ輝く宝物JO1へ

今まで特に趣味もなくただ仕事に行って帰って
そんな生活をしていた私の毎日は
JO1を知って変わってしまった

過去の供給漁りまくってHOUSE見てグッズ調べて
スイパラ行って音楽聴きまくって
YouTube回してCD買ってYSLのリップ買って
Twitterのアカウント作って友達出来るなんて
想像もしてなかった。

私は日プから追ってたわけじゃないから
供給砂漠時代も知らないし
当時の空気もわからないし
どんな思いでどんな辛いことや苦労が
あったかわからないから
それが少し悔しくて悲しさもあったけど
みんなが自分の好きなように
それぞれのペースで推せればいいなと思うし
いろいろあるけど
どれだけ時間がかかってもいいから
11人が輝き続ける姿を見続けたい

思わずMVに残したコメント
1年以上経ったけど、今もずっと思ってるよ
私の人生にきらめきを与えてくれてありがとう
11人が真っ直ぐに突き進めるように
私たちは糧になるし意味になるし
貴方達が笑顔でいられる未来だけを望んでます。

20代になっても
こんな素直に泣いたり笑ったり喜んだりできるの
オタクの特権かもなぁ。

実家を出てほぼ連絡をとってなかった
真逆な性格の妹を
JAMに引き摺り込んだら
休みの日に5時間も電話するほど
仲良く沼落ち限界オタクになった話は
またの機会に、、、