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あなたの夢はなんですか


あなたの夢はなんですか




私の夢は「 」です


私は約1年前まで「夢」を見る事を許されない世界にいました。


「夢」というなの「理想」

「理想」を語る事を許されない世界です



空想でも妄想でもありません

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父親が母親に対して

「あんな奴に金出す価値ねぇ、俺はもう、あいつに一銭もださねぇからな早く出てけ」


リビングの扉の前で耳に入ったセリフ


お父さんどんだけ嫌いなん私の事笑笑


なんでこんなセリフ吐かれたかって?




私が父親の言いなりにならなかったから


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「結果」が全て。という考えの父親

勉強できて当たり前
スポーツができて当たり前

その上、やるなら結果を残すのが当たり前

「結果」が出せないなら辞めろ
「結果」をだせないなら初めからやるな

高校でどれだけ資格を取っても、
生徒会長をつとめても、
ボランティアをしても、

「それをやって何がしたい」
「できて当たり前だろ」
「資格?取れて当たり前だろ」
「落ちるとかありえないからな」

17歳に与えられた言葉

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ある日、

「お前、将来何がしたいんだ」

唐突に聞かれた

分かってる。何言ったって怒られるだけ。
でも、何も答えないと何も考えないで生きている事を怒られる。
必死に考えた。
当時の私が何を応えたか記憶にない。

「カメラマンになりたい」

そんな事は口にしなくとも頭の中にあるだけで怒られる気がしてた

私は「夢」を持たなくなった

「夢」を抱いたところで否定され怒られ罵倒される


そして、上京する直前で吐かれたセリフ

「もう、あんな奴に金出す価値ねぇ。俺はもう、あいつに一銭もださねぇからな早く出てけ」

私がいないところで

「あ、なんで生きてるんだろ...」って

実の父親からそんな言葉を投げられると思ってもみなかったから

せめて、最後くらい「後は自分の力で生きていけよ」とか優しい言葉でも良かったのにって

もう、「理想」を語るのは辞めよう。
もう、「夢」を持つことを辞めよう。


そう想いながらの上京だった。

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3/31で東京に住み始めてから1年が経ちました

6月から「写真」で活動し始めて、

色んな出会いがあって
色んな人に支えてもらって
色んな事がありました

そして何より、「夢」を語る事を許してくれる
そんな方々に囲まれています

皆それぞれ「夢」を持っている素敵な人達

私はまだ「〇〇になりたい」っていう夢を語るのが怖いです

正直逃げています(父親に対してね)

週ごとに「〇〇になりたい」が変わっているのはこの職業なら、この仕事なら父親に認めてもらえるかなってずっと頭のどこかで考えてしってるからです。

ひとつの職業を目指すのが怖い

なれなかったらどうしよ。

そんな恐怖からきています

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「夢萌」と書いて「むめ」

私の本名です。

いつか、「夢」を叶えた私でお父さんに報告できたらいいな。


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追記

なんていうか、私は凄く恵まれてるんだと思う

高校へ行かしてくれて、
ボランティアもやらせてくれて
資格も取らせてくれて

高望みしすぎただけだね

写真をやるってことは認めてもらえてないけど
東京でるってことは認めて貰えたわけだし

もう子供じゃないからお父さんの認めがなくても立てるよ私は。

お父さんが悪いとかじゃなくて単なる過保護なだけだね笑


いつも、家族のために頑張ってるパパが好きだよ〜。いつか、恩返しができるくらいになるからそれまではもうちょっと遠くからでいいから見守ってて欲しいな。

もしかしたら、この記事こっそり読んでるかもしれないから











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