240708
仕事が忙しい。もっと毎日夜中まで働いている人なんて世の中沢山いるのだろうが、今の自分にとっては心が磨り減り始めるくらいにはしんどいものがある。どれだけ頑張って働いても結局得られるのものは残業代くらいだけであって、いや、そりゃお金も大切だけどそれ以上の何かを失っているような気がしてならない。必死になってこんなどうしようもない人生をなんとかかんとかごまかしごまかし繋いだところで一体何になるんだろう。何とか仕事を納期に間に合わせてふと時計を見ると既に日付を跨いでいて、いや間に合ってないじゃんとか思いながらもうなんでもいいので退勤、翌朝起きたら高熱、正当な理由で仕事を休めることにほんのちょっとだけ安堵した。最近頑張りすぎてませんか?と内科の先生に言われ何故か分からないけれど不意に泣いてしまった。実際のところは全然何も頑張れていなくて、ただ仕事が忙しいことを言い訳にしているだけでここ最近の自分は本当に何も成長できていないのだ。月1回通っている精神科、毎月こんなことがありました、こういう変化がありましたとかをなんとなく話すのだがここ最近はなにも言えることがなくて先生にも呆れられている気がする。もうそろそろお薬やめれる頃だとは思うんですが、と言われてしまい本当にごめんなさいと言う気持ちになった。それからもう全部どうでもよくて副作用が出ようが気分が落ち込もうが薬をやめた。自分が嫌いなくせして人生の意味を見出だせずにいながら精神科に通い命を繋いでいる自分がなんだか滑稽で馬鹿らしかった。目眩でふらついたまま地下鉄のホームに落っこちたらどれだけ楽になれるのかと考えてみるが毎朝自分の1m隣をすごい速さで追い抜いていくそれを体感すると恐ろしくてたまらなくなる。死なない限り続く毎日がなんとも理不尽に思えて仕方なかった。
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