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心臓部となる開発部の部長:濱岸 秀年さん

・技術開発部 部長
・入社16年目
・複数部署を横断した調整役
・冷静沈着なスマートなお方


お仕事の内容

技術開発です。おもに製品の中身、バルクって呼ばれる内容液の方の開発と、品質管理を行っています。

——ずっと同じ部署だったんですか?

最初の1年は製造部に居たんですよ。
そこから開発の方に移って現在に至ります。

やっぱり開発とか品質管理するのに、現場のことをわかってないと中々難しいので、1年間くらいは現場に入らせて欲しいって自分で希望しました。
残りの14年くらいは開発、品質管理ですね。

——1年目の製造で大変だったことはありますか?

製造はかなりしんどいです(笑)
私は9月に入ったんですけど、まだちょっと暑くて7.8月に入る子は大変ですね。
涼しくなった時に入って慣れてきて暑くなるならいいんですけど最初から暑くて、あの25キロの袋とか何回も何回も運んでタンクの中に入れたり、ほんとに筋肉痛になるし本当に体力仕事です。
そんな体力に自信があるわけでもなかったんで。

粉末の仕込みも大変で、何回も担いでは入れてを繰り返して、粉も舞って、、結構大変ですね。

お気に入り商品

——開発部の濱岸さんが好きな商品ってなんですか?

自分が商品を作ってるんで、自分の作った商品は思い入れあるんですけど、その中でも苦労した商品は思い入れ強くなりますね。

排水口の洗浄剤、きれい水なんかもだいぶ携わってますし、自動製氷機の洗浄剤、一昨年だったら近大生が企画してくれた化粧筆・パフ専用クリーナーのやつもあれも私が携わりました。

他の人が作った商品だと鏡のはっきり曇り止めっていうやつは、お風呂入る時ほんとに曇らなくて、すごい効果効能が高くて好きですね。

開発の魅力

——開発ってどんな魅力があるんですか?

開発は作っていくにあたって、他社さんの商品もたくさん知らないといけないので、結構新しく出た商品買ってきて触ったりするので世の中にある商品の知識も増えますし、
自分の作った商品が目に見えて市場に出回っているっていうのは嬉しいですね。

——開発もされつつ今はマネージメントもされてるって聞いたんですが、、

自分の部署以外の部署の若い子らもと一緒に仕事して、何か吸収してもらえたらなっていうのがあって

——例えばどんな部署の方と?

もちろん製造も関わりますし営業も企画も。

でも営業・企画が多いですかね、
やっぱり一緒に商品作り上げていくんで、
分からないことも多いんでこっちが分かることは全て教えてちょっとでも成長してもらえたらなって

——マネジメントする中で意識してることはありますか?

自分であんまりやりすぎないことです。
自分でした方が早いことはたくさんありますけど、いっぺん任せたらそれをやってもらいます。途中でいろいろこっちが手出しちゃうとね、、いうても見てて大変そうだったらすぐ助けちゃうんですけど^^;

多分他から見たら、すぐ助けてると思います。

——すぐにやりがちなタイプですか?(笑)

任せるのは任せるんですけど、やっぱり最終的にお客様に迷惑かけるとダメだし、他の部署との色んな調整の中でうまくいかないこととかもあるんでそこはね、ちょっとフォローして、フォローしない方がいいんですけど、どうしてもしてしまう、、(笑)

現場の担当者同士で解決してもらうのがいいんですけどなかなか解決しないですね。


木村社長ってどんな人?

——現社長が入ってこられた当初はどうでしたか?
色々変わったこととかがあると思うんですが

会長は感覚で経営されている感じ、あまり細かい数字とか言わなかったですけど、社長は結構数字を細かく出すんで、だいぶそこらへんが違うなって感じましたね。

会長はあんまり商品開発とかそういうのにほとんど関わらなかったですけど社長は自分が作りたいものとかどんどん意見出してくれます。
社長は経営だけじゃなくて商品作りとか色んな部分に関わります。

全然違いますね、似てる部分は似てますけど

——どんなところが似てますか?

ちょっと言いにくいなぁ、
芯が強いと言いますか、頑固って言いそうになっちゃった。

芯が強いですね!
自分がこうと思ったことは突き通す!
もちろん意見も聞いてくれますけどね(笑)

木村石鹸ぽいエピソード

——木村石鹸ぽさがあって、印象に残ってることってありますか?

ずっと言われてるのが親孝行しなさいって。

毎年親孝行月間があって一万円もらえるんで、それで親孝行しなさいって言われてます。

親誘って食事行ったりとかそういう機会を作ってもらえるんでそういう道徳的なところは大事にしてるんでそういう部分はいいですね。
私も娘が居てるんですけど、子供ができて親に対する感謝の気持ちはだいぶ変わりました。

——たしかに木村石鹸ぽいですね
親孝行月間なかなかやってるところないですよね。

これはずっとやってくれてて、5年に一度
自分の親孝行の作文を書くんです。

2年くらい前に最優秀賞に選ばれて5万円頂きました。丁度その時、お腹痛くて帰ったら、気づいたら最優秀賞でした(笑)
みんなに読まれるのでちょっと恥ずかしいですね。

作文を一冊の本にするんです。
それをみんなに配るんでみんなのやつ観れるんです。5年に一回ちゃんと考えとかないとね
最優秀賞もらうために行動しないと!

——ちなみにどんな内容でしたか?

自分が子供と接してると昔のこと思い出すことがあって、自分が子供に対して言ってること親にも言ってもらってたなって。
やっぱり同じこと繰り返すんだなって感じてそういうこと書いたんですけど。

回り回って自分も親から吸収してたんやっていうのを感じますよね。
ほんとによく言ってもらってたことを子供にそのまま言ってますね。

給与の自己申告制について

(自己申告型給与制度: 社員が希望給与を申告する制度)

——今の社長が来て導入された自己申告型給与制度についてはどう思いますか?

正直今でもそれが良いのかどうかは分からないけど、自己申告制度になって、自分は会社にどんなことで貢献していけるのかをプレゼントするんで、その期間どんなことを会社に貢献できるよか考える機会になるんでそれは良いと思うんですね。

人によっても判断がどうしても違うんで難しいですけど。

——自分で仕事する様になって、周りの雰囲気とかも変わったなって感じますか?

そうですね、私どもの部署はみんなの貢献内容見れるようになってるんで、フォローし合って、その貢献内容実現できるように助け合いは多少ね、してあげたりとか。

みんな何を思って仕事してるのかっていうのが分かるようになって、部署を超えてチームワークが生まれてます。
社長はね、別に部署を飛び越えて何やってもいいっていうんですけど、製造は製造、開発は開発で、なかなか飛び越えていけなかったんで、自由にやっていいっていうのを、これをきっかけにちょっとはできてきたんじゃないかなーって

——濱岸さんは、それより以前から色んな部署行って調整してってやってるんですか?

私、掲げている貢献内容が後輩のフォロー、後輩が働きやすい環境を整備するとかそういうことなんで自分の部署だけじゃなくて会社全体で働きやすかったり、風通しの良い方がいいと思うんでね、
休憩がてらに違う部署に行ったりします。

ずっと開発でいたり、pc作業は疲れるんで、休憩で営業の部屋に行って話してると営業の情報も収集できるんでそういことをしてますね
ちょっとずつはいい方向に向かってると思います。

木村石鹸の魅力

市場に出回って目にすることができる商品に携わっていることが1番やっぱりいいかなと思います。
ネジとかだとなかなか自分たちが作ったのが見えないので、そういうのよりは洗浄剤とかっていう商品の方が売れて欲しいっていう気持ちも強くなりますし、そういう商品を展開してるっていうのは凄くいいですね

これから挑戦していきたいこと

——最後に、これから挑戦してみたいことはありますか?

化粧品開発とか面白い商品も作りたいですけど、自分がそんなに開発、開発にならないで、後輩にそこらへんは任せてる部分もあるんで会社の環境整備とか仕事のしやすい環境整備に力を入れていきたいです。
新しいこともしたいんですけど、自分1人でやるんじゃなくて若手メンバーと一緒にチームを組んでチャレンジしたいですね。

——濱岸さん、最後までご丁寧にインタビューにお答え頂きまして本当にありがとうございました!
インタビューを通して濱岸さんの素敵な考え方や内側の想いを知ることができました^_^
本当に良い機会になりました♪


皆さま、ここまでご覧頂きましてありがとうございました✨

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