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AJCC 考察&予想

AJCCの考察&予想になります。
出走馬確定前の月曜日時点ではありますが、
週末まで皆さまの予想の一助になれば幸いです😌

※最終的な印と本命馬の短評は当日追記します。

AJCC 考察&予想


☆ラップバランス傾向:【後傾持続型失速ラップ戦】


AJCCの過去走を確認すると、2022年以外の勝ち馬は<先行馬&好位差し馬>。
内が厳しい芝になった2022年のように外差しにならなければ、勝ち馬の特徴は持続的に脚を使い内を利した持続型先行馬。
週中の天気と土曜日の馬場状態がポイントも、先週までの感じだとおそらく内は使える馬場になりそうで、今年も例年同様に先行好位の持続型失速ラップ戦に強い馬の評価を上げたい。



☆狙い馬の傾向


・先行・好位で競馬ができる持続型失速ラップ戦に強い馬。
・瞬発型加速ラップ戦でキレ負けしている馬の変わり身。
・2200m戦に好走歴のある馬



☆上位評価馬


・ガイアフォース
AJCCと同舞台のセントライト記念を持続型失速ラップ戦で、後の菊花賞馬(アスクビクターモア)をおさえ快勝。
セントライト記念の後半4F47.0は、前半を61.0以下で走破した後傾ラップ戦では2013年以降で過去最速。
後半の高速持続ラップ戦を先行して押し切った内容はAJCCにも合う。
菊花賞は厳しい流れの差し追い込み決着を先行した苦しい競馬。ここは巻き返し必至。



・ノースブリッジ
持続型失速ラップ戦のエプソムCを快勝し重賞制覇。
エプソムCと同距離・同コースの毎日王冠は、真逆のラップバランスの瞬発型加速ラップ戦になりキレ負けしたが、それでも0.4秒差とG2で戦える能力を証明。
前走の天皇賞秋に関しては、2番手以降の後続は上り最速が32秒台に突入する究極の瞬発型ラップ戦になっていて、自身の過去最速上がり34.0では対応できなかった。
自身の上がりに限界があり、上りがかかりやすい中山コースはプラス。
2歳時の葉牡丹賞を見る限り中山コースは合うはずで、セントライト記念はタイトルホルダーがどん詰まった更に内で詰まって追えずのレースでノーカウント。
東京コースを中心に使ってきたが、久しぶりの中山コースでパフォーマンスが上がる可能性は高いとみれば、メンバーレベルを考えてもチャンス。



・ユーバーレーベン
天皇賞秋・JCで1.0差以内で走れているように、オークス後は着順こそ伴っていないがトップレベルのレースで少差。
なかなかハマるレースにならず今回も上りがかかりそうなのは良いが、先行有利の馬場や流れになると後方脚質のユーバーレーベンにとってはやや苦しい。
それでも野球に例えれば、ミートゾーンは狭いが当たったらバックスクリーンまで運んでしまうような爆発力を持っている馬なので、展開次第では一発ある。



・ラーゴム
ダートでも走れているように上がりがかかるレース向き。
自身の過去上がり最速が新潟記念の33.9と、新潟外回りを最後方から進みこの上がりタイムが示すように、上がり勝負では分が悪い。
それだけに上がりがかかりやすい中山最終週の馬場はプラス。
前走の中山金杯は内前有利の上り幅が小さい瞬発型失速ラップ戦を大外から長く脚を使って0.3秒差はトップハンデ58キロを背負っての走りに正直驚いた。
定量戦57キロ+頭数減と条件は好転。得意の持続型失速ラップ想定であれば穴で一発を警戒。



・レッドガラン
近2走はいきなりのダートG1でノーカウント。
天皇賞秋・京都大賞典は適性外のキレ勝負になる瞬発型加速ラップ戦(天皇賞秋の2番手以降は瞬発型加速ラップ戦)でもそれほど大きく負けていない。
札幌記念はハイレベルメンバー+前有利レースを後方からの展開負けでもあり、芝の近3走はどれも見直し可能。
1年前はハイレベルメンバーの京都記念で0.4秒差の好走。2200m戦での好走はこのレースで波乱を演出する可能性を感じさせ、想定では全く人気がないがここは買えるターン。




※上位評価馬以外の人気馬や気になる馬


・エピファニー
4連勝でOP入り、L2F目最速の瞬発型加速ラップ戦で結果を出している馬で常に上がり上位の脚を使っている。
33秒台~34秒台の高速上がり戦で勝ち上がっていることから、好走時のラップバランスと真逆のラップバランスでどこまで対応できるかはポイント。
真逆のラップバランスになりそうなAJCCで好走するようならG1でも好勝負できそうだが、戸崎騎手がインタビューで気性にかなり難しさを抱えている馬であることを吐露していることから、今回の距離延長は決してプラスにならなそう。
メンバーレベルも上がり、越えるべきハードルを考えたときに想定2番人気はリスクのほうが高いのでは?



・バビット
後傾持続型失速ラップの中山2200mはベストコース、前有利の展開なら面白い一頭。
差し馬場にならずハナを主張できれば好走確率は上がりそう。
オールカマーの好走は前有利の展開に恵まれたのは否めず、恵まれて馬券になれていないのは物足りなさも感じるが、オールカマーのメンバーは決して弱いわけではないので、今までの足りないイメージで考えるとここは危険。これで人気なら買いたくないが、人気薄なら馬券に組み込んでも。



・スタッドリー
3勝クラスを勝ち上がったばかりで格は足りないが、相手なりに走るタイプで1秒以上負けたのは新馬戦と梅花賞のみ。
それ以外のレースは0.5秒以内の差で常に走っている。
先行好位で競馬ができるのも今回のレースには向きそう。
中山は初コースで、走ったことのない条件なので合わないとは言い切れず、下手に人気するなら嫌って良いが、人気もしなさそうなのであれば、未知の魅力を評価し相手に加えても。



※1/22(日)9時20分 AJCCの印&東海Sを追記


AJCC のーむーの印


◎ ④ノースブリッジ
〇 ⑩ガイアフォース
▲ ⑭ラーゴム
☆ ⑤バビット
△ ⑫レッドガラン
△ ⑥ユーバーレーベン

※月曜日に出した無料記事の上位評価馬には、バビットを挙げていませんでしたが、前残りのグルーピングの可能性を考え4番手に評価を上げています。

◎ ノースブリッジ

昨年の馬場であれば本命を打てなかったが、まだ内が使える馬場で、前で持続力を活かす形の馬でも押し切れる馬場であればノースブリッジを推す。
東京コースで重馬場発表だった、差し追い込み決着のエプソムCを先行し早めに抜け出す形で重賞制覇。
エプソムCと同距離・同コースの毎日王冠は、真逆のラップバランスの瞬発型加速ラップ戦になりキレ負けしたが、それでも0.4秒差とG2で戦える能力を改めて証明した結果。
前走の天皇賞秋に関しては、2番手以降の後続は上り最速が32秒台に突入する究極の瞬発型ラップ戦になっていて、自身の過去最速上がり34.0では対応できなかったがここは真逆のラップ適性のレースで0.9秒差はむしろ評価できる内容と判断します。
自身の上がりに限界があり、上りがかかりやすい中山コースはプラス。
2歳時の葉牡丹賞を見る限り中山コースは合うはずで、セントライト記念はタイトルホルダーがどん詰まった更に内で詰まって追えずのレースでノーカウント。
東京コースを中心に使われてきましたが、自分の見立てでは中山のほうが合うと見ていますので、ここでパフォーマンスを上げられれば、近2走のメンバーより明らかに格が落ちる相手に対し勝ち負けを期待できるとみて本命に推します。




東海S 考察&予想


過去のレース傾向からは、やや前傾よりのラップで推移するレースで、今回のメンバーを見ると逃げるのはプロミストウォリア。
この馬が引っ張る流れなら、逃げた4戦中3戦は前傾ラップで、前走も前傾ラップの逃げから突き離すレースをみせているだけにスローにはならなそう。
コース形態からも後半は下りが続くコース形態で簡単にラップは落ちないので、前傾の締まったペースを好位差しできる馬が最も展開的にも向きそう。

◎ ⑬ハヤブサナンデクン
〇 ②オーヴェルニュ
▲ ④ハギノアレグリアス
☆ ⑤ヴァンヤール
△ ⑪スマッシングハーツ
△ ⑫クリノドラゴン


◎ ⑬ハヤブサナンデクン

前傾の持続型失速ラップ戦に強い馬で、近走馬券外になった2走前と3走前は、2走前が良績ないマイルの瞬発型失速ラップ戦、3走前のシリウスSは直線で追い出しを待たされるような形になり、更に差し追い込み決着の展開負け。
この2走を除けば、同コースの三宮Sで前傾の持続型失速ラップ戦を好位抜け出しで完勝。
想定される流れを好位で進み、ラップが流れてくれれば前が壁になるようなリスクも小さい。
福永騎手は中京ダートを極力ロスなく乗ってくれる騎手なので、外を回すようなリスクも小さく、得意なラップバランス+得意コースに替わってパフォーマンスを上昇させてくるここで狙いたい。


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