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京成杯 考察&予想

週末の雨の影響で馬場状態が判断できない状況ですが、
現状の能力と前走までに見せているパフォーマンスから評価しています。
馬場が悪くなりすぎると、現時点の上位評価馬も評価下げる可能性がありますのでご了承ください。

※最終的な印と本命馬の短評は、当日追記します😌


京成杯 考察&予想


☆ラップバランス傾向:【後傾瞬発型加速ラップ戦】


少頭数、距離延長馬多数、前走楽逃げメンバー揃いとなると、ハイペースでガンガン飛ばす馬はほぼいない。グラニットであってもサウジアラビアRCのようなハイペースの逃げは奇襲であって、ここでは逃げたとして未勝利戦勝ちのような後続を引き付ける逃げになりそう。
よってペースはさほど上がらず、L2F目が最速になる加速ラップ戦になると想定。
ある程度位置を取れて、坂で粘り込める脚力をもった馬に狙いを定める。


☆狙い馬の傾向


同距離・1800mからの臨戦で上がり上位の脚を使える先行・好位馬。
逃げ・先行で前傾気味の厳しいラップで展開負けして人気を落としている馬。



☆上位評価馬


・オメガリッチマン
前走本命推奨で期待しましたが、ゲートに入らない馬の影響で長時間ゲートで待たされた影響もあったか出遅れ最後方から、前傾ラップで道中も比較的ペースが流れるなかで、ラップの速い区間で最後方から馬群中団まで取り付く際に脚を使う負荷大。
追走で脚を使った挙句に4コーナーで11.9-11.3と一気に加速した区間での外回しでは勝負にならなかった(結果内を立ち回った馬の1-3着)。
それでも直線では一瞬3着まであるかと思わせる脚で上がってきたのは力の証明、ここは意欲の連闘でしょうし、まともならもっとやれるはずで穴ならこれを狙いたい。



・グラニット
サウジアラビアRCの大逃げが印象的ではあるが、決してハイペースで逃げる馬ではなく、前走の阪神JFの前半4Fのラップが45.7、サウジアラビアRCが46.3のように、前走のほうがさらに厳しい前半ラップになったことで直線失速したように、印象ほどハイペースに強い馬ではない。
コーナー4つの福島1800mでの未勝利戦勝ちの際に見せた、イーブンペースから後続を引き付けL2F目で一気に後続を引き離す逃げこそグラニットの持ち味が最も活きる競馬と自分は判定。今回はスロー〜平均寄りで流れるとみているので、グラニットにとってはプラス。
差し追い込み有利のハイレベル戦である新潟2歳Sを先行して、0.5秒差6着もこのメンバーではトップクラスの実績。極端な差し馬場にならなければ。



・セブンマジシャン
2走前の黄菊賞はエリザベス女王杯当日の圧倒的外差し馬場を、外を回して豪快に差し切ったレース、使った脚は素晴らしいがトラックバイアスの恩恵も多分に受けたレースで、内容を真に受けられないが、前走のホープフルSはスローの前残りレースを、道中で終始かかりどおしになりながら、急加速区間(11.9-11.2)の4コーナーで外回しの形になり、道中の折り合いも相まって相当負荷が大きいレースでの0.4秒差6着は評価大。
G1展開負け+位置取り&ラップ負荷からの、同距離+メンバー弱化。ここは好走確率高そう。



・ソールオリエンス
新馬戦は前半がスローとはいえ、後半4Fが(12.3-11.5-11.0-11.0)とレースラップが全く落ちず、ラスト2Fを22.0の超速ラップで走った上位2頭は、ドスローながら3着以下を0.9秒引き離し相当なキレを示した一戦。
タイム差なしの2着馬が、次走(60.0-60.6)の前傾ラップで流れたレースを先行し、12.4-11.6の急加速区間を楽に追走し、直線ムチを使わずに0.6秒突き離す強い競馬で勝ち上がっているように、新馬戦でタイム差なしで勝ち切ったソールオリエンスの能力は相当高いと感じる。
9頭立てでペースが上がらず、少頭数で差しが不利になりにくい状況も良い。
G1経験馬とのレース経験不足を、能力で凌駕する可能性は十分あっていい。


※1/15(日)13時追記



京成杯・のーむーの印

◎ セブンマジシャン
〇 ソールオリエンス
▲ グラニット
☆ オメガリッチマン

※本命推奨理由は後ほど追記します。


◎ ⑦セブンマジシャン

これは先の上位馬推奨理由に書いた通りで、2走前の黄菊賞はエリザベス女王杯当日の圧倒的外差し馬場を、外を回して豪快に差し切ったレースで使った脚は素晴らしいがトラックバイアスの恩恵も多分に受けたレースだったこともあり、勝ち内容の評価は保留扱いだったが、前走のホープフルSはスローの前残りレースを、道中は終始かかりどおしになりながら、急加速区間(11.9-11.2)の4コーナーで外回しの形になり、道中の折り合いも相まって相当負荷が大きいレースでの0.4秒差6着は評価大。
G1展開負け+位置取り&ラップ負荷からの、同距離+メンバー弱化となれば前走G1 の内容を評価し本命推奨。




日経新春杯 のーむーの印


中京11R(日経新春杯)

◎ ハヤヤッコ
〇 ロバートソンキー
▲ サンレイポケット
☆ プリマヴィスタ
△ ヴェローナシチー

※本命推奨理由は後ほど追記します。


◎ ④ハヤヤッコ

中京2200mで行われた過去2年の日経新春杯のラップバランスは、【後傾持続型失速ラップ戦】、1コーナーまでの距離があり坂越え2回のコース形態になるため、L4Fのラップは過去2年の平均で(11.8-11.6-11.7-12.0)と一気にラップが上がってキレを要求される形にならず、持続的に長く脚を使ってゴールに向かい末脚を持続させる我慢比べのレースに。
直線のトップスピードが要求されないので、速い上がりで勝っている馬は適性的にズレる傾向。
この上がりがかかり、持続ラップ戦に強いのがハヤヤッコ。
5走前の日経賞では、ドスローの瞬発型加速ラップ戦ながら、稍重馬場の影響もあって上がりのかかるレースを、上がり最速34.6で5着と好走。
2走前の札幌記念も、持続型失速ラップ戦を10着だが、ハイレベルなメンバー相手に上がり最速で持続的に長く脚を使えることを証明した。
ビックリしたのは前走で、距離不足+スローからの高速上がり勝負で完全に適性外のレースを直線も詰まり気味になりながら差し込んできた内容は濃い。
前走も今まで以上に位置を取れていたし、今回は距離延長で内枠を利してさらにポジションを取れると、時計がかかる今の馬場で持続的に脚を使い差し込めるチャンスがあるとみて推奨します。




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