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猫でもわかる!VALORANTの世界

ねこです。よろしくおねがいします。

今回は今世界で最も熱いFPS、VALORANTについてお話ししたいと思います。
某鯖ではあんな見出しでしたが、間違いなく現在のesportsを語る上では外せないタイトルであるVALORANT。
ちょっと興味あるなーとかやってみようかなーと思っていても、覚えることが多そうで敷居が高いな…とか思ってる方も少なくないんじゃないでしょうか?
今回はそんな方達に向けて、少しでもVALORANTの魅力を伝えることができればなと思います。普通に滅茶苦茶宣伝です。
こうやって記事を書いたりするのは初めてなので、暖かい目で見てくださいね。

VALORANTってどんなゲーム?


VALORANTは5vs5の対戦型タクティカルFPS。提供はLeague of Legendsでも有名なRiot Gamesです。お値段無料!
今の日本でFPSといえばAPEXを思い浮かべる方が多いかと思いますが、あちらが比較的カジュアルなゲームなのに対して、こちらはかなりシビアなゲームです。だいたい頭1発で死ぬ。

まずはルールを説明しましょう。
プレイヤーはそれぞれアタッカー、ディフェンダーに分かれて試合がスタート。
まずラウンド開始前に武器やアビリティを購入します。最初はお互いハンドガンと少しのアビリティが購入できる程度のラウンドから始まり、ラウンドで勝利するとより多くのマネーを獲得します。試合が進んでいくと獲得したマネーでアサルトライフルや強力なスナイパーライフルが購入できるようになり、激しい撃ち合いに発展していきます。
ラウンドが開始すると、1分40秒の間に、攻め側は爆弾を設置し爆発まで時間を稼ぐか、守り側を全滅させることを。守り側はラウンド中相手に設置をさせないために時間を稼ぐか、設置される前に全滅させる、あるいは設置された爆弾が爆発するまでに解除することを目標として試合を進めていきます。
これを攻め守り12ラウンド交代で行い、先に13ラウンドを勝ち取った方が勝者になります。
いわゆる爆破ゲーの類ですね。

VALORANT独自の要素としてはエージェントが上げられます。キャラクターのことですね。2021年12月現在では17人のエージェントが登場しており、それぞれが異なる3つのスキルと1つのアルティメット、パッシブを持っており、それぞれ出来ることが大きく違っています。
攻撃系のアビリティで前線を切り開くデュエリスト
防衛系のアビリティで守りの要となったり、後方支援を行うセンチネル
索敵や敵の妨害に長けたイニシエーター
スモークを炊いて視界を遮たりして味方をサポートするコントローラー
これら4つのロールのうち1つを与えられた17のエージェントから、ランダムに選ばれる7つのマップに合わせ、5人のエージェントを組み合わせて戦っていく…というのがこのゲームの大筋になります。

気を抜けば簡単に死んでしまうシビアさ、一人一人に与えられた役割の重要性、そこから生み出される個人、チーム単位の駆け引き…VALORANTというゲームはとにかく競技性が高く、今最も影響力や人気の高いesportsタイトルの一つとして数えられています。

ここまでが大まかなゲームの概要になりますが、こうやって聞くとやっぱり難しいんじゃないの?と思うかもしれません。まぁ実際にプレイしていても難しいと思うことは少なくないです。でも色々覚えなくてもとりあえずこのゲームを楽しむ方法があります。観戦です。

VALORANTの魅力 観戦


VALORANTは競技シーンに非常に力が入っており、世界大会の配信等では世界同接10万人を突破します。日本でも有名配信者のミラー配信等を含めれば数万は突破します。
自分もVALORANTは競技シーンの観戦から入った人間なんですが、初観戦の時はルールすら知りませんでした。それでも一番最初に見た試合で一気にその魅力に引き込まれました。とにかく見てるだけでも面白い!

観戦においてシンプルにわかりやすい部分として、個人技と実況解説があげられます。FPSを少しでもやったことがある人はわかると思うんですが、敵に弾を当てるのって滅茶苦茶難しいんですよ。頭1発で1キルが発生するゲームですから、相手を見つけて頭を狙って撃つ、というシンプルな動作が精密で速いほど強い。

こちらの動画はTenzという世界トップクラスの選手のクリップ集。少し見ただけでもわかりますが、エイムがもうちっっっっさい頭に吸い付いてるレベルなんですよ。ダイソンか?ちなみに彼の本名はタイソンらしいです。あながち間違ってないかもしれんな。
こういう、見てるだけでもなんかすげーことが起きているのがわかるくらいの出来事が、当然のように起こりまくるのがVALORANTプロの世界なんですね。プロのクリップ集を見ているだけでも楽しい。

観戦におけるもう一つの魅力は、白熱した実況解説でしょう。
特に現在も開催されている公式大会、VALORANT Champions Tour(以下VCT)の実況解説の熱さは間違いなく日本のVALORANT界隈の盛り上げに一役買っています。


EUやNA地域は様々な国の人が見るような放送なので、比較的実況は穏やかだったり、非常に細かい部分の解説がついていたりします。
日本の実況解説はキャスターの方々の驚きや感情がとてもわかりやすく、見ているだけで自分たちも興奮させられますね。
また、盛り上がる部分以外でも緊張感のあるシーンなどとの緩急の付け方も非常に巧みで、見ている側を常に楽しませてくれます。
また今起きたプレーの何がどう凄いかなどを解説してくれたりもうれしいところです。

https://youtu.be/S_SAN6CHGrE

ちなみにこれは全く関係ないスペイン語の実況解説です。

次々に飛び出す人間をやめているようなスーパープレイ、戦術や判断力をフルに活用した頭脳プレイに、それを盛り上げる実況解説…VALORANTの競技シーンは本当に見ていて飽きません。
現在は1年弱かけて行われたVCTの集大成であり、真の世界王者を決めるといってもよい世界大会、VCT Championsが行われています。
世界大会ですから、現在の各国のトップチームが集まり熱戦を繰り広げています。国によって戦術面や強みが全く異なっており、そういった部分も楽しめるのが世界大会です。
全試合日本語で実況解説配信が行われていますので、是非1度覗いてみて、VALORANTの雰囲気を味わってみてください!

VALORANTの魅力 ゲーム体験


ここまでは観戦における魅力を紹介させていただきましたので、ここからはゲームをプレイしていくうえで自分が感じている魅力をお伝えしていきます。

VALORANTはかなり運要素を減らしたゲームといえます。近年のPCシューターゲームといえば、FortniteやAPEX、PUBGのようなバトルロワイアル系のゲームが日本では大いに流行しましたが、これらは武器や防具、回復などのアイテム、安全地帯の収縮など、かなり運要素に試合の勝敗を左右されることがあります。

VALORANTのようなタクティカルシューターでは、エイム力、キャラクターやマップの理解度、立ち回りの上手さ、味方との連携など、経験したことがそのまま自分の力になっていきます。やればやるほどに強くなっていくのを実感しやすいというわけですね。

例えばキャラクターやマップの理解度でいえば、アビリティの切り方1つとっても様々です。あるキャラクターはグレネードを投げることができますが、それを定点を使って建物の屋根に実は少しだけあいている穴から通して、相手の待っていそうなポジションにうまく落とせたり、爆弾の解除を妨げるためにすごく遠くから設置場所に落とすことも出来たりします(いわゆる「空爆」)。

相手が設置場所に寄っていることを逆手にとって、全く空になっている逆サイトから空爆してみたり…

自分が守っている反対側のサイトから索敵スキルを打ち込むことだってできます。

ここに撃てたら強いなとか、こんなことができたらいいなとか、どうやったらこのアビリティを強く使えるだろうとか、そういうことが研究の末に発見できるのも、VALORANTの楽しさの一つ。今ではそういった知識がネット上にまとまっていたりもするので、それを見て勉強する人も多いです。そうやって自分ができることの手札を増やして、戦略につなげます。

また、1人あたりの命の重さからくる緊張感も、バトロワとは違った魅力です。守りの要が死んでしまえば一気に攻められてしまいますし、索敵がいなくなれば敵の情報を集めることが難しくなります。スモーク役がいなくなれば見なくてはいけない所が増えますし、デュエリストがいなくなれば攻めることは難しくなります。それぞれに与えられた役割を理解し、十全に果たし、長い試合に勝利したときの快感は何物にも代えられません。

超人的な反射神経や精密機械のようなエイム力がなくとも、強さの種類は一つではありません。先ほどのような空爆も相手にとっては脅威になる手札ですし、戦況を咄嗟に判断し、それに合わせた立ち回りを行ったり、試合を通して相手が何をしたいのかを読み取り、それに対応してみたり…純粋な撃ち合い以外の部分でも、楽しめる要素は沢山転がっています。

なんとなくでは勝てない。知識、経験、エイム力…圧倒的な緊張感の中それらを積み重ね、総動員してこそ成功体験に直結する。「できた!」を一つずつ増やしていく楽しさこそ、このゲームの真の魅力だと自分は感じています。

終わりに


どうだったでしょうか?
ここまで色々書いてきましたが、このゲームの一番手軽な楽しみ方は、どんんなゲームかを観戦して、ちょっと触ってみて一通り流れを覚えて、じゃあ知識を持った状態でもう一度観戦する、とかでいいと思います。とりあえず銃撃ってみてむっず!!!ってなるだけでもいいんです。楽しみ方は人それぞれですし。
せっかくこれだけ世界的にも流行しているゲームですし、とりあえず触ってみるのも悪くないと思います。無料ですし、そこまでのPCスペックを要求されませんしね。
某鯖のVCでは世界大会の観戦雑談も行ってますし、普段からカジュアルマッチなども遊んでいます。ちょっとやってみたいな~と思った方は、スレでもVCでも個人的にでも聞いていただければ微力ではありますが色々教えさせていただきます。もちろん、周りでプレイしている知り合いとかでも喜んで教えてくれると思います。多分。

こういったプレゼン?は初めてでしたが、読んでいただいた皆さんが少しでもVALORANTに興味を持っていただければとてもうれしいです。
是非一度VALORANTの世界に触れてみてくださいね!

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