見出し画像

冬の小倉から夏の小倉へ。

◎返し馬(前書き)

2024年冬の小倉開催が終了した。
僕は仕事の関係で最終週に行くことはできなかったので、一週前に、一足早くこの冬の小倉開催を終えたことになる。
本当は最後の馬場解放まで参戦したいところだったが、まあ仕方がない。

まずは、この冬の小倉開催のおさらいをしていこうと思う。


◎収支的な何か

現地に行くと、なぜか紙で馬券を買いたくなってしまう。

いきなり貨幣論の論理的文章みたいな言い方になるが、普段はスマホで馬券を買うので、ある意味「実体のないお金を扱っている」ような状態になっている。だから、現金を券売機に入れて、紙で馬券を買うと無駄にテンションが上がる。

小倉の初日は毎年共通テスト(一昔前までセンター試験と言っていたアレ)と重なるので、マークカードを塗る作業を、それこそ「入試」と呼んだりしている人を見かける。(かく言う僕もその一人) 

ただ、今年は開催中ほとんどマークカードを塗ることなく、スマッピーを利用した。普段の購入画面が緑色で、それが紫に変わるだけなので、慣れている人にとっては使いやすいと思う。

今回は見に行った全ての日程で指定席を利用したが、周りの人たちの多くがマークカードを利用していたのが個人的には意外だった。

で肝心の収支だが、ここ数年の中では最もドツボであった。僕は一介のしがない先生風情であるので、いわゆる「豆券」勝負になるのだが、それでもチリも積もればなんとやらで、痛すぎる負債となった。

ここまでの負け額を考えると、今年は例年の2倍以上のペースで養分化しそうな勢いとなっている。どこかでいきなり「急回復」することは考えにくいので、じわじわとダメージを回復していく手立てを考えるしかない。

なお、例年僕は「現金で使った額(現地観戦競馬 主として小倉・佐賀)」と「ネット上で馬券を買った額」を(途中で合算するのがめんどくさいので)分けて計算しておくタイプなので、ここからしばらくはネット上での収支が僕の中での懸念事項(笑)となる。

◎食べ物いろいろ

例年の小倉開催ではだいたい売店で買える『揚子江の豚まん』を主食かのように昼飯時に食べていた。今回は寒い朝イチに購入するパターンが増え、さらに2回開催に移行したあたりから、ほぼ食べなくなった。

理由はぶっちゃけ価格高騰ってのもなくはないけど、それよりも単純かつ簡単な理由として、ついに揚子江の豚まんに対抗する、新たな『主食』を見つけたからだ。

それが、みやじ(と、一部の売店)で売っているささみカツとかしわの焼鳥。今回はこれをひたすら食べた。

さらに今回の開催ではこの3月でフードコートのライオンカレーが閉店ということもあって、なんとなくそれも食べた。

加えて4階の売店にあるおでんも、寒い冬の小倉開催では重宝した。まあ、指定席なので、そんなに寒さ厳しいと言った感じではなかったのだけど。

◎駐車場

基本的に僕は小倉まで車で行く。運転が元々好きだし、高速を使えばさしたるストレスもなく行き来することができる。

今回は初日が愛知杯だということを忘れていて出遅れ、小倉競馬場のメインの駐車場に曲がる最後の交差点のところが渋滞していたので、道路を挟んで向かい側にある立体駐車場に駐車した。

実は今までメインの駐車場にしか止めたことがなかったのだが、この立駐が当たり。

モノレールの駅を挟んで反対側まで濡れずに行けるし、帰りも割とスムーズに出ることができる。駐車料金も同じ1000円なら、雨の日はもちろん、普通の日でもこちらの駐車場の方が使いやすいなと感じた。これは大きな発見であった。

ただ、時々メインゲートでしか配っていないグッズがあったり、朝の早い時間はモノレールゲートの方では入場券を販売していなかったりというデメリットもあるようなので注意。(グッズにさほど興味がない、予約してから行く僕にとってはなんの支障もない)

◎イベントなどについて

この冬は元HKT48の田中美久、元プロ野球選手の松田宣浩両名のトークショーが実施された。

また、ウェルカムチャンスが明らかに当たりにくくなったような気がする。今回はA賞でオリジナルバッグをもらった以外は、ほぼ何も当たらなかった。(ちなみに以前もA賞でQUOカードをもらったが、その時は別の機会もそこそこ色々当たっていた。)

コロナで来場者が限られていた状態から、どなたでもウェルカムという状態になって、競馬場に来る人が増えたのが原因ということなのかもしれない。

◎秋山真一郎騎手の引退式

僕が見に行った最終日(2月25日)には、秋山真一郎騎手の引退式が実施された。

プロ野球選手の引退試合などは見たことがあったけど、騎手の引退式を見たのはこれが初めて。

最終日に現役最後の勝利をした後、最終レース後にはウィナーズサークルにてインタビュー。そして騎手仲間登場からの(グダグダの)胴上げ。インタビューでも飾らない言葉が印象的で、とっても穏やかな時間でした。 

◎総括〜次の夏開催に向けて

・小倉競馬は真冬と真夏という過酷な条件で競馬が行われるため、1日過ごそうと思うと指定席を取った方が得策ということになるのは以前からの通り。

・今年は6月29日(土)に夏の小倉競馬が開幕。1ヶ月間なので、最終日が7月21日(日)となる。いつも9月の頭まで開催があっていたので、とっても不思議な感じ。(しかも、夏開催では昼休みを長く取るという予告もあっていたので、どんな開催になるのか全くの未知数。)

・重賞については、北九州記念がまさかの開幕週6月30日(日)に実施。その後、中京の重賞であるプロキオンステークスが7月7日(日)、開催最終日の7月21日(日)には中京記念が実施される。(小倉記念、小倉サマージャンプ、小倉2歳ステークスは逆に中京開催)

・例年と全く違う動きになるので、とりあえずなってみないとわからないのが本当のところ。夏の新潟開催と全く予定が被らないのも新鮮。新潟ではなく福島開催と全く同時期での開催。この時期は福島、小倉、函館という右回り小回りばかりなので、使い方も難しくなりそう。毎年、3歳未勝利がいわゆる「スーパー未勝利」と化したり、連闘が当たり前になる(場合によっては3連闘)のが小倉なので、その辺もいつもと違う感じになるかも。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?