気を失うほどに熱情的な

こんばんは。拳です。

先週の9月24日、「気絶フェス vol.3」というイベントに行ってきました。
気絶フェスというのは俺がよく行っている湯島のコンカフェメイドのいるブックバーの「本とメイドの店 気絶」が主催となって、所属しているメイドや常連の客、交流のあるゲストを呼んでライブハウスで出し物を行うといったイベントです。

普段から世話になっている店のイベントというのはもちろんだが、今回は推しのアイドルユニット「ぼくらが夜明け」も参加予定だったのでそういう意味でもかなり楽しみにしていたイベントだった。
残念ながら「ぼくらが夜明け」はメンバーの体調不良で参加叶わずだったが、まあそれは仕方ないし他にも目当ての演者しかいないイベントだったので行く意思は揺らがなかった。

そして迎えた当日。

会場の上野音横丁

14時開演から20時半終演まで駆け抜けた。いや俺はただの客なんだけどね。ざっくりと出演者ごとの感想を書きます。関係者しか読まないと思うので演者の紹介はほぼしません。

DJかんだみつき
流行りものを抑えつつ、ダンスの練習とか衣装、小道具の用意とか凄いなって前回のvol.2に続いて思った。あとStar Divineで久々に伝説のオタ芸であるところのディバインスネークをすることが出来て感無量。アニクラあんま行かないから2度とやる機会ないと思ってました。

きぜつ坂46
まさか凪ちゃんがステージに立って推すことが出来るなんてっていう感動があった。いわゆる坂道はマジで全く通ってきてないんだけど(影山優佳って乃木坂?って聞くレベル)ガールズルールとI see…は知ってた。楽しそうな3人が見られてよかったです。普段光物は振らないんだけど、朝ヨドバシに寄ってサイリウムを買いました。

ぱんだぱすぽーと
通称ぱんぱす。今年の1月に開店したコンカフェのキャストたち。店内にライブスペースもあるらしい。アイドルソングや踊ってみたを披露してくれた。司会のるーさんが可愛かったです。初恋サイダーが来たのでぱんぱすのオタクたちの後ろでオタ芸したら後日映像がYoutubeに上がってて恥ずかしかった。すげえ声出てる女オタおるな……って思ったら、ぱんぱすのオーナーのらこさんだった。

メイドカフェ25年これまで・これから
メイドカフェでの勤務や運営を経験してる人たちによるトークショー。俺はコンカフェで働いたり運営したりってことはまあ今後ないような気はするけど、出店地のトレンドの変遷とかコンカフェキャストのセカンドキャリアとかは興味深い内容だった。

気絶演劇部
「星の王子さま」を実は読んだことなくて、こんな話だったのか~ってなった(?)朗読劇とはいいつつ、声色だけでなく表情にも気を遣ってて素晴らしかった。最後は結構泣いてるお客さんもいて、それは単に物語の切なさだけじゃなくて、それを心に響かせる力が4人に確かにあったってことなんだろうなあと思った。

有頂天MAID
全体的に歌上手すぎだろ特に月詠みことさん。以前アイドルとかされてました?(すっとぼけ)あかりさんは未経験だったらしいけど、他の4人に負けないパフォーマンスでした。オトナブルーの「Instagramで聴いた曲だ!」感

萌ゆる
カネコアヤノのカバーを弾き語りでカバーしてくれた。人生初ステージとのことだったけど、歌声に独自の雰囲気が乗ってて美しかった。楽譜をぼとぼと落としたりしてるのも世界観でしたね。
正直ノンストップで前方で暴れてたから演劇部と萌ゆる弾き語りは休憩になってて助かった……

ルーズマイソックス
ルーズがゆる、マイが麦(むぎ)の中国語読みということで毎回ユニット名のセンスがいいな。星が瞬く夜にはもちろんだが、個人的には気になるあの娘が懐かしくて思わず全力でオタ芸を打ってしまった。歌声可愛かったし演奏もかっこよかった。

RRRium
インターネット老人への劇物しかないセットリスト。チルノのパーフェクトさんすう教室でバーカバーカ言ってたら喉がいかれた。あとテニミュの音声そのまま流すのは面白すぎる。ラケット持ってきてるの見てなくて本当に驚いた。アイドルでハイテンショングリーティング出来て個人的には嬉しい。オタ芸の話ばっかしてんな。

Princess Formation
マッハバロン、そろそろ覚えそう。もう正直限界だったんだけどなんか前でオタクがノッてるの見てると我慢できなくてオタクの肩掴んでジャンプしたりヘドバンしたりしました。あとマチコさんのMCの哀愁がやばかった(?)

気絶フェス、客層的にライブは前方で暴れようって人は少なくて、2月に前回行われた時も今回も、殆どの時間を最前中央で過ごしました。1人くらいは暴れる奴が居た方が盛り上がってる感じあっていいだろうっていう勝手な使命感と、暴れたいから暴れるという単なる賑やかしの本能でしかなかったが、盛り上げてくれてありがとう助かったとか、かっこよかったって言われることが結構あって、嬉しさ半分困惑半分といった感じ。

自分が勝手にやってることが誰かの助けになるなんてとても嬉しいことで、正直鬱陶しいなと思われてたらどうしようという不安もあったりしながら、まあそれでもフロアに1人くらいはこういうの居た方がいいよねくらいの気持ちでやってました。あんまりただの客の俺ばっかりに話が行くのもどうなんだという感じなので、もう1人くらい最前でアバレてくれるオタクおらんかなあ……次も頼むよとか言われたけど、都合悪くてvol.4行けなくても責任取れんで。

大人のための文化祭、というとまあ良い歳こいて青春ごっこだなんてと揶揄されるかもしれないけれど、やってみたいと思うことに遅すぎるというのはないってことは大事にしていきたい。俺の母親は50代になってから語学の勉強や小説の執筆を始めたし、俺も物心ついた時からずっとゲームやってて、ゲームに関する仕事したいなってぼんやり思いつつ、20代後半でようやくゲーム制作に携わるようになったので。
舎長ことかすやかずのりの、収支が赤字でもこれからも続けていきたいっていう心意気を買って、今後もなるべく開催されたら参加してフロアを盛り上げていきたいと思っています。

それではまた。

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