グエー感染したンゴ

※もしかしたらフォロワーさん以外にも整形手術の情報収集で辿り着く方がいらっしゃるかもしれないので、症状や経緯などを詳しめに書いています。

【悲報】オトガイ形成、感染

顔の骨を切る手術をしてから2か月が経ちました。1か月半くらいまではダウンタイム中の顔のキモさにも耐えつつ比較的順調（全く順調ではなかった、と後から発覚するのですが…）に推移していたのですが、ある日突然下前歯内側の歯茎が爆腫れ。口内炎かと思い軽視していたところ、その1週間後に外側の歯茎が赤黒く大変色。ようやく手術で縫合した傷から化膿していることに気が付き、大急ぎで歯医者さんと美容外科に駆け込みました。

結果、1週間ほど毎日点滴に通わなければならない事態に…

【大鬱】人生初、歯茎から大量の膿

私は以前外部からの衝撃で同じように歯茎（歯根）が腫れたことがあり、神経を抜く治療を受けました。神経を抜いた歯は死んでしまうのでとても色が悪くなります。色が悪くなった歯は見栄えが悪いため、見える部分を削り土台だけを残して被せもの（差し歯）をします。
今回下前歯の歯茎が腫れているのを見ると、明らかに以前より重症。膿まで出る。私は下の歯が全て差し歯になるのではないかと恐怖に震えました。これ以上差し歯を増やしたくないと２年以上足繁く歯医者に通い、口内環境を整えてきたというのに…大鬱です。
その時には既に顔中が痛み、ご飯を食べることすらできなくなっていました。

【朗報】歯、無事

私の人生はもう終わりだ…と絶望しながらかかりつけの歯医者さんに診てもらうと、歯茎は膿んで壊滅的だが一応歯（神経）は無事である、とのこと。ただこんなに化膿していると神経が影響を受けてしまうかもしれない、無事だけど無事とは言えないといったようなことを言われました。
しかし歯が一命を取り留めていることに喜ぶ私。ヤッター！
希望は残っているよ、どんな時にもね

そして、治療へ…

その翌日、下顔面がどんどん腫れ熱まで出てきた頃にようやく抗生剤点滴の治療を受けることができました。症状が落ち着くまで毎日来てくださいと言われ、計５回ほど仙台へ通いました。

歯茎の状態はもちろんのこと、「ずっと腫れ引かないなぁ」「前アゴがブヨブヨしてキモいなぁ」「痛みも痺れも無くならないなぁ」「でも術後１か月半ならこんなもんかなぁ」と思っていた症状の全てが、なんと点滴によって90％程度も消え去りました。
順調だと思っていた経過は「内側が化膿して炎症を起こしている状態」であり、歯茎から膿が出てきたのは最終段階だったよう…トホホ。
とはいえ点滴と飲み薬の処方は無料、歯茎切開からの排膿治療も無料で行っていただき、手厚くアフターケアをしてくださった美容外科の皆様へは感謝の気持ちでいっぱいです。
何か大きなチャレンジをすると必ず痛い目に遭う人生だったけど、その時その時ちゃんと助けてくれる人がいて、いつも周囲への感謝を持ち続けながら生きてこれたのは本当に運が良いことだなぁと思います。

治療開始２週間経って今はだいぶ炎症が落ち着き歯茎の腫れも引いたのですが、相変わらず状態は悪いので経過観察といったところです。飲み薬（抗生剤）は継続しています。

ご飯が食べられるって幸せだ…

顔が痛くなり治療を開始するまでの期間、うどんでさえ嚙みちぎることができず箸で小さく切ってからほとんど丸飲みするように食事をしていました。
抗生剤を点滴し始めるとみるみる症状が改善、その日のうちにおにぎりが食べられるまでに回復しました。食事という当たり前のことがとてもありがたく幸せに感じられます（泣）。まだ固いものや弾力のあるものは食べられないので（切った骨が軋むため）、骨がくっついて元気にステーキを食べる日がくるのがとても楽しみです。

感染原因

もし感染の原因が使用したスクリュー（骨同士をくっつける細いねじ）の異物反応かつ抗生剤投与でも治らなかった場合、最悪顔が壊死陥没するのでスクリューの抜去・患部洗浄の必要があると調べたら出てきました。
もしそうなった場合、私は骨を中抜きして上下の骨をスクリュー１点で固定しているのでアゴ先が空中浮遊してしまうのでは…？ととても不安です。また全身麻酔で傷口を開くということは、無駄なダウンタイム2周目がくるということ…最悪です。

歯茎の状態を見るに口内を清潔に保とうと意識しすぎて歯磨きで傷口を引っ搔いてしまったのかな…？というのが先生の見立てでしたので、すぐすぐスクリューを抜去しなくてはならない、ということは無さそうです。ただ完全に前アゴのブヨブヨ感が引いたわけではありませんし、歯茎も赤黒いままなので全く油断はできません。無理せずきちんと薬を飲んで、引き続き注視していきたいと思います。

現在、顔の仕上がり

真顔は将棋のコマ、笑うと王騎将軍

以上です