漫画の音読

昔、声優を目指して居た頃があった。
超人ロックの声をしたくて、漫画を音読していた。

両親とも入院してしまい、家に誰もいないので、
久しぶりに 超人ロックの 魔女のミレニアムと
コズミックゲームを音読してみた。

自分の声が、どんなふうに聞こえるか
昔はカセットテープで録音して聴いたが
今はスマホが一台で できる

昔と同じセリフ回しで、音読してみて

超人ロックの
コズミックゲームの作品としての凄さを改めて感じた。

なにしろ、説明なしのリズム感 スピード感の凄さ。

この才能の評価はもっともっとあっていい。
だけど、そんなに 知られていない

内容は まるで今の世界を 予言しているよう

人々が 都会と 自然に セパレートして住んでお互い理解しあえない

住民カードがないと敵とみなされて殺されてしまう

だれかが 支配しようと 戦争を繰り返す。
その支配構造
人が人として生きられない世界。
だれかの指令を実現するための道具として生きる

なぜ、リアンナがロックを愛したのか

なぜ エーリカが 「くだらない人間たちを」支配しようとしたのか


優生学
世界観の共有ができないほどの意識の格差
人間らしさと 非人間性
管理社会
管理を拒否する人々と 管理される人々が同じ時代を共有している世界観
様々な未来がここに映し出されている。

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