ニポン國の法律家たち

ニポン國には法律という約束事があった

それは、
契約したら破ってはいけない
契約してハンコを押したら、もう文句言えない
というもの

そして、
言論は自由
という法律と

必要最低限度の生活を保障する
という法律であった。

契約したら約束を破ってはいけないという法律は
もちろん
契約するまえの説明が不十分な場合は、文句を言ってもいい
という内容もくっついていた。
でも
ほとんどの人は

説明が不十分な場合(説明と 内容が違う場合)文句を言ってもいいという
内容がくっついているのを知らない。
だから
契約したからには
自分の名前を書いたからには、
文句が言えないと諦めている。

法律家は、そういう 知識のない人たちに知識を授けず、
「わからないことはききなさい。もちろん有料で」と
金を要求することだけは 怠らない勤勉な人々である。

なにしろお金にならないことはしないことが最善なのだ。

そして、

言論の自由や
必要最低限度の生活

保障されていない
法律違反が行われていても

「お金が発生しないから」
自分には無関係なことだと

見て見ぬふりをして、
権利を犯され、被害にあっている人たちが
お金を払ったとしても

親身になって 味方につくなんてことはしない

それは、だいたい 権利をおかされ被害にあっている人たちは
お金をもっていないから、

彼らにとって法律とは
金を生み出す泉であり
お金を生み出す泉 として機能しない行為に関わるのは

バカのやることだから

関わらないのが善なのだった。

法律とはお金を生み出すものに、
お金を持っているもののためにあるものであり

お金をもっていない
お金を生み出さない人には
適応されないという

文字にかかれない法律を一番守っているのが

この
ニポン國 の法律家だった。

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