Wake Up, Girls!のライブに間に合った
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Wake Up, Girls!のライブに間に合った

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2月16日、一宮市民会館に私は来ていた。この3月に解散を控えた"Wake Up, Girls!"のライブを初めて観るためである。

WUGの存在自体はずっと前から知っていて(荻原さん、尾崎さん、huwaさんに感謝)、アルバムを愛聴していたし何なら『Polaris』は2018年のマイベストトラックだった…とライブに行く理由はいくつもあった。

が、それ以上にアニメ本編を全く観ていない、ペンライト必須なライブに行ったことがない(今まで行った声優のライブは花澤香菜さんと小松未可子さんだけ)、近場でライブがない…という行かない理由が自分の中で大きく立ちはだかり、実際に行けたはずの岩手公演もなんとなくスルーしてしまうという有り様。
この一宮公演を見に来たというのも、次の日にナゴヤドームにて行われた星野源のツアーに当選したから。抱き合わせでWUGのライブに参加することを決めて手に入れたチケットは2階席の後列も後列のもので、今思うと『One In A Billion』の歌詞じゃないけれども偶然にタイムラインが重なっていなければWUGのライブを見ることが無かった可能性も大いにあったはず、というかたぶんそうだっただろう。

ツアーTシャツだけではなく、法被やビブスを着たワグナーに気圧されながらペンライトも持たずに見たライブは”選曲に膝を曲げて喜ぶ人ってホントにいるんだな”とか”『僕らのフロンティア』ってこんな良い曲だったんだな”とか”、”『恋愛サーキュレーション』…!”とか”『地下鉄ラビリンス』~『極上スマイル』の流れ楽しい...”など感想は枚挙に暇がない。ただ、終演後も頭から離れなかったのは『Beyond the Bottom』での吉岡茉祐さんのパフォーマンス。サビ前に飛び込んでくるソロパートでの歌声は音源の比ではなく胸に刺さるものがあった。世界中の憎しみを全部僕が受けとめる、と叫ぶ姿は正に神懸っているとしか形容できないパフォーマンスで、会場を離れてからも”BtB”のリピートを止めることができなかった。

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そして2/24、SSAには行けないけれどその姿をもう一度見たいと思った私は千秋楽のチケットも持っていないのにはるばる仙台まで来てしまった。色々なライブには行っている方だと思うが、こんなことは初めてである。無駄足になるんじゃないかという出発前の不安は杞憂に終わり、幸運にも当日券の販売電話には11:30ごろ何とかつながって夜の部のチケットを手に入れることが出来た。Twitterを見ていたら直後にはチケットが無くなっていたようである。またしても紙一重で重なるタイムライン。

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仙台サンプラザホールは半円形の作りになっているので、自分がいた3階の見切れ席でもメンバーの姿がよく見える。一宮では離れていたために分からなかったダンスや細かい仕草にまでメンバーごとの個性が感じられた瞬間にまず、仙台まで来て良かったと思えた。
『タチアガレ!』でのペンライト企画やアンコール後のまゆしぃ、ななみんのMCなどメンバー・ワグナー共に感極まる場面も多くあった千秋楽ではあったけれど(MC中には周囲ですすり泣く声も多く聴こえた)、それ以上に楽しい瞬間が後味として残ったライブでもあった。前述した『地下鉄ラビリンス』~『極上スマイル』の流れは前回にも増して楽しかったし、『Polaris』のアウトロでは自分がいた場所までもが肩を組んで歌を歌っていた(Negicco『圧倒的なスタイル』以来のアットホームさ)。Wアンコールでの『7 Girls War』の合唱は凡庸な言い方だけど会場が一体となっていたように思う。ライブ2回目の私でさえコールを自然に叫んでしまう、そんな空間だった。
そして何より、ありがとうの声と拍手、ワグナー達の”Wake Up, Girls!”の声が終演後も鳴り止まなかったあの光景をこれから忘れることはきっとない。


とりとめもない感想になってしまったけれど、言いたいことは楽曲でもメンバーでも今のWUGに少しでも興味がある人は3/8のファイナルライブに行ってみて欲しいということ。今のWUGの楽曲はどの曲も音源を遥かに超えた仕上がりになっているし、何よりこれほど楽しさで溢れたライブはそうそうないと思う。こんな私でさえ心から楽しめたのだから、”よければ必ず”さいたまスーパーアリーナに行ってみて、WUGのライブに間に合って欲しいな。


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