心理機能と将来＜Ne編＞INFPを救いたい

人間全員、適性があるし、適性を活かした仕事は存在する。しかし、成功するかどうか、どの程度成功するかどうか、稼げるかどうかはその個人の適正に大きく関係する。と言うこと。心理機能を分析することで、高い適性を伸ばすか、より相乗効果を生むために不得手な機能を鍛える、もしくはバリューが出せたりその自分の得意な機能に需要がある職種/業界を選ぶべきだと言うこと。

今回はNe持ち、特に生きづらさNo1のINFPたちへ、このNeと言う偉大なジャイアントキリング機能をどう使って大成するかを説明します。

体育会部活(ラグビーとする)の同僚のthe INFP男性、Aさん。まず、他の同僚からの評判は軒並み死ぬほど低い。残念。しかし、僕が視点を変えてから、このAは他の人よりできることがあるのだと気づいたのだ。

評判が悪い理由は、
1. ラグビーそのものが分かってない。理解度低い。
2. 事務作業、一般的な簡単な仕事ができない。
3. 自分のことしか考えてない。
4. 与えられた作業をまともにこなせないのに新しいアイデアとか制度自体の改革に逃げる。

この辺りだ。全部心理機能に当てはめればメカニズムがわかるのだ。
前提としてINFPはFi-Ne--Si-Teの機能を持つ。Fi、Neが得意で、Si、Teが苦手なのだ。

Fiが優勢と言うことは、まず自分の幸せは社会的成功または物質的成功ではない。心の充足や、自分の価値観、感性、精神的成長が大事なのだ。のびのび生きたい。僕はFiが欠落しているので解像度低いけど。まずFiを大事にしている時点で、 TJ型とは分かり合えない。残念ながら。彼らは大体がFiを持たないor無視している。そもそも、関心がテクニカルなところ（Siも第三機能で無いからね,,）や、物質的な成長にはないのだ。INFPを理解する上で、ここをまず抑えなきゃいけない。無視しているTJ型たちよ、今のZ世代の若者のなかで一番多いINFPを無視したらあなたもストレスが溜まることは間違い無いだろう。これを踏まえると　1.の「ラグビーそのものが分かってない。理解度低い。」の所以である。別に興味ないんだよねーそもそも。

Neを飛ばしてSiとTeを見ていく。Teは僕の別の記事で詳しく書いたけど、これがないと、組織に何かを還元するとか、奉仕の精神とか、組織にいい影響を与えて初めて自分の感性や価値観などが認められると言う考え方は通用しない。そう、Fiと Teは対となっている機能なのだ。トレードオフってやつ。3.の自分が良ければいいは、まあそう。言うなればね。Siがないと、先ほども書いた通りテクニカルなところには興味ないし、効率性重視、細部徹底、期限を守るなどの社会人としての力は弱くなる。前の記事で言及したが、SiとTeは、それだけあれば手堅く成功すると言っていいほど、クソ大事な機能であるので、それのトレードオフでFiとNeを獲得してることは覚えておくべきだろう。

ここまで説明したことをまとめると見えてくることは、Fiを大事にしていて、Siと Teがないと、ジャイアントキリング一発逆転才能機能のNeを全て無駄にしていると言うことだ。詳しく言うと、アイデア、クリエイティビティーはあるものの、それをそもそも組織に提供して価値を出すことを考えていない（Te）、そしてそもそも当たり前のこと、目の前のことができない（Si）から現実に落とし込めない、実現再現できないのだ。しかもアイデアの方向性も実用的でなく己のFiに則っているのだ。結構絶望的でしょ。

鬱になりそうなお豆腐メンタルINFPに、どうやって逆転するか教えよう。明らかに君たちは社会に向いてない。ただ、覚えておいて欲しいのは、世の中には、SF型という、Neすら持ってない人種が存在するんだ。ISFPを見てくれ。Fi-Se--Ni-Te。Seは今にフォーカスして楽しんで、五感を使って楽しむ機能。Fiとの相乗効果でSF型は快楽主義とか馬鹿にされているぐらい。まあ酒、タバコ、クラブとか好きよね、SFPたち。SF型、圧倒的no Valueなんだよ。まじで。残念すぎる人種なんだ。INFPたちよ、よく聞け。今を生きて快か不快かで日々将来を考えずに生きるISFPを見てもなお、落ち込んでられるか？Fi-Se--Ni-Te、まじでどこ見渡してもバリューないぞ、こいつら。それに対してNeあんじゃんお前らには。

君らは、アイデアの使い先は→組織のために　アイデアのベクトルは→実用的に　そして何より、Siを人並みに意識して補完して、どうにか現実にするんだ。組織の上の人たちは、当たり前のことを当たり前にやらない人間のアイデアに耳を貸さないし、目の前のことから逃げてアイデア、新しいものに飛びついてると思うんだよ。頑張れ、INFP。