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Our Selfish 〼querade! 感想

おはようございます。
浅いアイマスくんこと、kuと申します。

今回は慶應大学アイドルマスター研究会がC103で頒布していた会誌「Our Selfish 〼querade!」について自分を除いたのべ12人の文章を読んだ感想を適当に書いていこうと思っております。

シンプルに自分が不勉強なのでこれを機に学べたらいいなみたいな気持ちで読んでいます。そのためネガティブな感想は全く登場しないので安心してください(そもそも会誌読んでネガティブな気持ちになったことがない)。

パラ読みしかしてないのでこれを機にちゃんと読めるのが今から楽しみです。

あと一応ネタバレ注意です。念のためですが…。

それではいきましょう。

項目の順番は本誌に沿う形でいきます。


感想

ミリオンライブ!デュオユニット研究会(タキエP)

ミリオンを題材にした記事で「26組のデュオユニットを作る」というテーマのもと様々な組み合わせとその考察が述べられています。
ここでは一部気になった組み合わせを感想と共に書いていきたいと思います。

双海亜美×野々原茜
あまり双海さんを詳しく知らないのですが、雰囲気的にはめちゃくちゃ合いそうですよね。というかてっきりもう2人のユニットあるのかなとか思ってました。
茜ちゃんが3歳年上なのもいいですね、そう見えないのも含めて…。

豊川風花×中谷育
見てみたいですね。決して豊川さんがお姉さんのような立ち回りになるのではなく、あくまで対等な関係としてステージに立っていてほしいような気がします。クールで大人びた楽曲を提供していただきたい…。

菊池真×所恵美
これも見たいっすねぇ。確かに若さ溢れるデュオなので激しいロックとか聞いてみたいし、逆になんか可愛い系の曲でも嬉しい気がします。

秋月律子×永吉昴
これ自分では思いつかなそうな組み合わせです。確かに型破りなイメージを作り出していけそうですし、ラップ調の曲も聴いてみたいですね。
プライベートでの絡みが何となく想像できるのも良いポイントそう。

というわけで4組出してみました。
もしこの中に担当がいて間違った解釈だなと思われた方がいたら先に謝罪しておきます、申し訳ございませんでした。

それぞれのアイドルの個性を見つつ、楽曲の雰囲気も込みで考察しているのが分かりやすくて良かったです。ミリオンのことはあまり詳しくないので深くは言及できませんが、実際にこの中からデュオの曲が出てきたり…する可能性は十分ありますよね。
アイドルマスター研究会っぽいちゃんとした記事で感動しました。

今ミリオンの顔つきになっています。

エンジョイ系Pにとってのミリオンライブと担当(DiceP)

アニメでアイマスに触れて、そこから受験など紆余曲折を経て今に至るまでを時系列順に説明したという章になります。

エンジョイ勢というのは僕も同じなので終始共感しながら読み進めていました。結構やり込んでるイメージが強かったので意外でしたね。
担当が決まる経緯は結構似てました、自分も輿水幸子のSSRを当てた後コミュなどを見て深掘りしていたら最初に気づかなかった魅力にどんどん気づき始めてもう止まらなくなったのを覚えています。

もし一度でもコンテンツから完全に離れていてアイマスからも完全に遠ざかっていたら、会うこともこうやって記事を読むこともできていなかったと思うと何か不思議なものを感じます。
あと〼研に入ってアイマスのモチベが戻るのはめちゃくちゃ分かります。やっぱり話ができる友人や先輩後輩ができると一気に楽しくなる気がします。
デレアニをちゃんと視聴しているのが流石です。私は鬱展開が嫌いで見ていないので尊敬しています。

受験期に両立してたの凄いなぁというのも感想の一つですかね。
普通にKING of SPADEとかきたらアホほどやっちゃいそうなのによく自制しましたね…。

アイマスをやったことない人に対しての言葉も良いですね。このコンテンツはどんな深さでも基本的には楽しめると思っているので少しでも触れてみてほしいというのは全く同感です。
さっきも書いたのですが正直結構古参プレイヤーだと思っていたので意外でした。とはいえ私とかよりも全然ちゃんと真剣にアイマスに向き合っていて凄いなぁと思っているので来年以降色々応援してます(何様?)。

ミリシタ周年イベを初めて走った人の感想(あぱP)

ミリシタってこんなに走るの過酷なのか…というのがまず感想として出てきました。端折られてますけど平気で23時間稼働とか2時間睡眠とかしてるのがその過酷さを暗に物語ってます。

適当な理由で〼研を休まない漢気の強さにも感動しました。
あと麺屋こころは美味しいですよね。

正直ミリのランキングについての詳しいことがわからないので言及は避けますが面白かった点を少しだけ…。

イベランに端末が影響していることをこの記事を見て初めて知りました。やっぱりiPadでないといけないのかと…。他のスマホゲームのランカーからすれば普通のことなのかもしれないのですが、その小さいレベルの変化でも順位や効率に影響が出てしまう上位勢の熱量の多さに圧倒されています。

一度私もデレステのイベランを走ったことがあるのですがコロナ禍の一日中何もないような時期ですらかなり大変だったのに仕事や学校がありながらもそれをやっていくというのはもはや命をすり減らす行為のような気がします。だからこそ上位が価値のあるものになっているのですが…。

伊吹翼1位、期待してしまいますがどうなのでしょう。キャラ別1位とかどんな感じのスケジュールになるか逆に見てみたいですけどね。

もしまたイベランを走ることがあればTwitterの影からこっそり応援しています。

ぼくがかんがえたさいきょうのデレライブ(ローマP)

理想のデレマスライブの編成を考えてみたという記事です。
3日制なので1日ずつ見ていきましょう。

Day1
まずメンツが厳つすぎて良いですね。
竹達彩奈さんを呼んでいただきありがとうございますの顔つきしてます。
次にセトリについてですが比較的ソロが多めで笑顔になりました。
個人的には10thファイナルで回収できなかった輿水幸子がいるバージョンの不埒なCANVASを入れてくれているのがありがたいです。
田中秀和甦れ甦れ…。

Day2
メンツがデカすぎる(2回目)
セトリについてはDay1と同じく序盤のソロラッシュと途中コンセプトが明確な曲群があるのが感情移入しやすそうで良いなと思いました。
炎の華あたりからボルテージが上がっていってテンポが早めの曲が続いた後に星環世界や無重力シャトルといった宇宙っぽいイメージの曲が並び、その後クール系の曲で徐々に落ち着いてくという全体的な流れがイメージしやすく実際に客だったとしてもスムーズに聞けていそうです。
Stage Bye Stage久々にライブで聴きたいなぁ…。

Day3
メンツがデカすぎる(3回目)
この日ボリュームやばすぎてチケ本当に取れなさそう。
さてセトリなのですが80曲で爆笑してしまいました。倒れそう。
デレアニブロックは良いですね、見てないのであれですが…。
途中のメドレーゾーンも実際のライブでもっとやってほしいなと思っていたので入っていて嬉しいです。3日連続で行った場合このメドレーあたりで体力が限界を迎えそうですがそれでもこういう盛り上がりゾーンは欲しいですね。
ラストブロックもそうですが全体的に10thファイナルをリスペクトしたセトリになっているような気がして当時のことを思い出しました。S(mile)ING!とかココカラミライヘ!などは他のライブでは感じたことのない独特な感動を感じたのを覚えています。

ライブに関する知識が乏しいせいで雑な感想になってしまった感が否めないのですが、実際3日制のライブとかはあっても良いなと思います。ここまで大規模なのは現実ではなかなか難しいかもですがまた10thファイナルみたいな多くのキャストでデカめのライブ開催してくれたらいいな…とずっと思ってます。
この記事を読んでデレのライブへのモチベーションが少し上がりました、ユニットライブ後のデカいライブとかあったらまた行きたいですね。
そういえば最近ベルーナドーム行ってないな…。

Beginning Tomorrowは凄いぞという話(もろこしP)

SideMのキャラである天道輝のソロ「Beginning Tomorrow」についての記事です。
SideM何も分からないので調べたのですが元弁護士のキャラなんですね、そんなのアリなんだって感じです。
ていうかそもそもこのユニット自体が元弁護士、元パイロット、元外科医からなる3人組なんですね、エグすぎ。
さて歌詞の考察の部分を読んでいきます。気になった点をいくつかピックアップしながら個人的な意見を書いていてればと思います。

まず「走り続けた道が〜心ほどいてみてよ」という部分について。
DRAMATIC STARSというユニットについては案の定何の知識もないのであまり踏み込んだことは言えないですが、調べた感じだとここで言及されている桜庭と天道はその正反対の性格故にしばしば衝突することもあるとのことでそのエピソードを踏まえてこの部分の歌詞を見ていくと現在の打ち解け具合と共に同じ夢を目指そうというユニットとしての団結が感じられるような気がしています。
決して無理をするなとは言わないが時に夢の軽やかさを思い出して欲しいという言葉は確かに天道から桜庭へのメッセージと捉えることができそうですね。

次に「悔しい思い出だって〜胸高鳴らす」の部分について。
これも同じユニットの柏木翼に向けた(というか表した)言葉だという考察が述べられていましたがこれも納得ですね。過去の挫折を乗り越えて新たな景色をはっきりと目で見た柏木を表した歌詞という解釈…なるほど。
柏木のパイロット挫折関連の話は割愛されていましたが普通に気になってしまいました、調べても詳しく出てこないのですが詳細は何で見れば良いのでしょうか…。

最後に「俺は今〜一緒に始めよう」について。
一番星として輝くアイドル、そして君に見つけてもらう。不安を振り解いてあの太陽の下へ連れていくというまさに天道のアイドル像を表した一節…ということで合っているのでしょうか。
間違っていたら本当に申し訳ないので先に謝っておきたいです。
あとこの歌詞についての考察で天道輝が一番星であり、DRAMATIC STARSが星座であるのは彼らを星とみなす誰かがいるからという部分は納得感がありました。見てくれている君がいるから輝ける、という言葉はファンには刺さるものがあるのだろうと感じました。推しがそんなこと言ってくれた嬉しいですしね。

ソロにここまでユニットの要素などが入っているのは珍しいように感じます。デレマスだとほとんど無かったような気がするので…。
SideMって結構一人一人色々抱えているんですね、このユニットだけなのかもしれないですが経歴も特殊ですし大人が故にさまざまな経験をしてきた上でのアイドルとしての今、って感じなのでデレとはまた違った感覚を抱きました。
面白かったです、SideMマジで深そうでビビっております…。

ノクチルの捩れと方向(犬儒派P)

ノクチルが抱えている複数方向への「ねじれ」に対しての考察ですね。
当ユニットに関しては本当に何も分かっていないので余計なことを言わないようにだけ意識しつつ感じたことを書いていければいいなと思っています。

最初「ねじれ」に対する具体的なイメージがなかなかできなくて苦労したのですが、要はユニットの現状や未来に対して考えている方向性が各々で違っていて、それぞれの関係性も異なるためどういった感情で「アイドル」としての自分と向き合っているのか、そしてそれらがお互いに対してどのように影響しているのかという点を考察した…ということで合っているのでしょうか…?

個人的には円香と雛菜に対する考察が面白いなと感じました。
円香に関しては「思春期的な矛盾と不安定の中で自ら羽化しようとしている」という文章が印象に強く残りましたね、一見アイドルとしての活動に消極的に見えて…彼女が迎えている思春期的な変化へのトリガーにこの「アイドル」としての活動があるという解釈(で合ってるのかは分かりませんが)はこれまでにない観点だと思います。

雛菜も面白かったです。
一見気分屋のように見せて「自分の意思」をはっきり捉えているという部分は私も感じていましたが…行動や感情が決して打算的なものでなく、彼女の思う「しあわせ」を追い求めながらアイドルを続けていくことの一部であるという解釈(で合ってるかは分かりませんが)は彼女なりの人生観が垣間見えるようで読み応えがありました。

重ね重ねになりますが、解釈違い等ありましたら大変申し訳ございません。

チャレンジツアー〜放課後クライマックスガールズ編〜(めておP)

シャニソン未プレイ(は?)なので…内容に関しては言及を避けます、すみません…。

ただ昨年もそうですが実際のゲームでのお役立ち情報というのは非常に需要がある部分なので寄稿していただいた点に関してこの場をお借りして御礼させて頂きたく思います。

自分カードゲームの構造とか理解するのに相当時間かかるのでリリース直後段階でこのレベルまで深掘りできているのは恐ろしいですね…、内容に関して言及できないのは大変申し訳ないのですが…。

これちなみに執筆が4/19なんですけどシャニソンに関する編成や攻略の方法ってどれくらい出たんですかね…。

2023年、シンデレラガールズのプロデューサーがここまでのアイドルマスターシリーズのアニメを振り返る(ato lashP)

アイマスの直近アニメ振り返り企画ですね。
こう振り返りを見ると…二つとも新規既習共に見やすいアニメだったなという印象です。変に不穏にさせないで自分自身がアイドルという階段を登る過程で壁にぶち当たり…それでも乗り越えていくというシンプルな作りになっていたのが良かったですね。

さてそれぞれ振り返っていきましょう。
U149面白かったですね、アイドルの年齢によって考え方に大きく差があるなぁというのが個人的な感想なのですが、特に橘ありすの「大人」への考え方の変化に関しては言及されている通り興味深かったです。

子供が大人になるステップの中で必ず存在する「気付き」の部分をうまく描写しており、終盤はしゅがみんTV〜!とかのんきにやってた前半を忘れさせるようなシリアスな展開で見応えあった記憶です。

ミリアニも良かったです。
ミリオンはほとんど触れてこなかったのですがアニメで完全に野々原茜ちゃんにハマってしまいました。
伊吹翼、徳川まつりと〼研に馴染みの深いキャラに見せ場が多かったのも高評価です(?)。
あとミリの声優陣豪華すぎませんか…?

言及されていますが、全話視聴した後に39人全員が大体どういったキャラクターだったのかがわかる構成になっているのは素晴らしいですね。
玄人好みするアニメではなく、誰が見ても分かりやすい流れで尚且つキャラの魅力が毎回伝わるという理想的な番組…お見事でした。

あと3DCG凄かったです。
全然不自然じゃないしむしろキャラの躍動感が伝わってきて見やすいまでありました。茜ちゃんのCMテンション上がりますよね。

追記:大学は破壊しましょう。

U149 7話より(あぱP)

さっきも見た人のような気がしますが気にせずいきましょう。

アニメの当該部分について、私は全く気に留めることなく流し見していたのでこういった解釈があるのだなと勉強になったというのが第一の感想です。

この章を読んで非常に納得がいったのが「小春がシーンBの直前でお姫様像についてくっきりと映し出された」という点です。
小春がこのシーンを経て「メルヘンから目が覚めた」というわけではなく、みんなに好きになってもらえる人=お母さんの人物像をイメージしたという解釈には合点がいきました。
確かにこの年齢の子ですもんね、「愛」と聞いた時に母をイメージするのは真っ当なことだと思います。

小春に関しては将来どういったアイドルになっているのだろうという部分が気になりますね。今はまだ経験が少なく、メルヘンチックな考えが垣間見える場面もありますが…生きていく中で様々なことに気がつき大人になっていく時に「自身のアイドル像」にどのような変化が現れるのか…という点は非常に気になります。

尺の都合ももちろんあるのですが、アイドルによって親の描写に差があるのも面白いですね。モブとして描写されるのが勿体無いくらいです。

ストレイライト VS イルミネーションスターズ(ぺっぺけのぺP)

名前が面白い。

感想なのですが、まずページを見てびっくりしました。
量めちゃくちゃ多くないですか…?これ書くのに何日かかったのだろうか…
これだけの量を抱えながらしっかりとクオリティを持っている本作…圧巻です。

内容に関してです。
あさひが戦闘狂っぽいの解釈一致ですねェ…
あと世界観にブレが無いのが良いですね、頭で映像に起こしやすくなっていて読んでいて分かりやすかったです。
真乃が283の中で最強格なのかなり面白い。

固有スキルに関してはアイドル自身の特徴も考慮してのものなんですかね…?
あさひのやつクールタイム無いの無敵すぎる。

とか思いながら読み進めていたら突然平和になって安心しました。
VRだったんですねェ…。

面白かったです、その時々の展開描写やキャラの描き方がシャニマスちゃんとやってる人のそれで理解度の高さをまざまざと見せつけられた気分です。
アンティーカ編も見たいですね。個人的にはコメティックとかも興味あります。

ストレイライト、同人などでもだいたい冬優子が目立ちがちなので全員にスポットライトが当たっているのも良かったです(何様?)
さっきから随分上から目線みたいになっててすみません、全然そんな意思はないことだけは…分かっていただけたら幸いです。

あんまりこれちゃんと数えてないですけど…2万字以上ありませんか…?
恐ろしいねェ…凄い…

アリエル・ハワードの朝は早い(あにりんP)

小説2つ目ですね。
最初見た時普通に知識無さすぎてアリエル・ハワードってなんだ…?となってしまいました。大変申し訳ございません、アイマス引退します。

冗談はさておいて内容を見ていきましょう。
ここからの文章を執筆するにあたり、設定を理解するために一応「オペラセリア・煌輝座 〜ある士官学校生の日常〜」という動画を視聴しましたが、恐らく解釈としてはかなり拙いものになると思われるのでご了承願えたらと思います。

まず率直な感想なんですけど…志保があまりにも適任過ぎますね。
この手の主人公って人選によってはなかなか馴染みづらくなってしまうところを上手く当てはめたな…という印象です。絶妙な感情の変化を細かく表現できるキャラだなというのが最初に感じた感想です。
デレだとこういった劇中劇は無いので新鮮な気持ちで読むことができました。

徳川まつりの表現力には驚かされました。こういった一面を見せられると担当Pはより一層魅力に気付き、より沼にハマっていきそうですよね。
私は王子幸子の登場によって脳を破壊されました。

本編に関して、直接的な表現を極力避けながらもアリエルの心情が伝わってきて切ねェ…となってしまいました。
これあんまり関係ないかもなんですけど…構成と場面分けに小説としての上手さを感じましたね。人名を頻繁に出さずとも会話シーンが明確に映像として浮かび上がってくるのは細かな話し方の描写が巧みであることの証明であり、それが私自身を感情移入させてくれた大きな要因だと思いました。

これ映像で見たいな…徳川まつりがこの感情をどう表現するのかは普通に見たいです。

間違った内容が含まれていたらすみません。

わたしはえほんがすき(海P)

いよいよラストです。
読んでいきましょう。

まずめちゃくちゃ読みやすいです。
これ読んでるの相当深夜なんですけど、かなり助かってます。

さて内容に関してです。
「私は絵本が大好き」というかなり直接的な表現で始まった本編ですが、この時点でかなり柔らかいイメージを彼女に抱きました。ミリオンあんまり分からないので変なことは言えないのですが…孤高でクールというイメージが強かったので意外でしたね。逆説的に彼女の絵本に対する愛が強調されているように感じます。

作中でプロデューサーは彼女の印象を「…ひねくれた態度とは対照的に…」、「…初めの印象で誤解される所とかは…」と述べており読者はこの描写からある程度作中の「北沢志保」の人物像が浮かび上がってくると考えられます。ここでおしゃれだなぁと思ったのが読み聞かせのシーンです。

彼女はP曰く誤解されやすい、つまりクールで寡黙な人物であると表現されていますが、絵本を読み聞かせた際にはそれを聞いていた子供達は怖がるどころかその迫力に吸い込まれ、魅了されています。終了後に女の子が尋ねにくるシーンなどもそうですが、これは暗に「志保の絵本に対する愛情」が子供らに伝わっていることを表現しているのではないかと感じました。
元々子供好きなどの設定があったら申し訳案件なんですけど…ただこの場面に関しては「好き」という抽象的な表現に具体性というスパイスを加えた素晴らしいシーンだと感じました。

最後のシーンも…彼女の生い立ち等考えると胸に来るものがありますね…。
知識無さすぎて薄っぺらい感想しか出てこなくて本当に申し訳ないんですけど…満足感のある文章でした。

全然知らなかったんですけどソロ2曲目のタイトル「絵本」って言うんですね、最後の「独りじゃ強くなれないこと 笑うことを思い出した 絵本の中で見た笑顔」とかいう歌詞良すぎて顔になりました。

おわりに

というわけで全ての作品を読み終えました。
やってみて気づいたんですけど、これ感想書くうちに自動的に色んなコンテンツ知れるのでかなり勉強になりますね。全部めちゃくちゃ面白かったし勉強になりました。

内容も流石慶應生の文章力という感じで…大変読みやすかったです。
あと上から目線みたいなコメントもしかしたらあるかもなんですけど、そういった意図は全くなくリスペクト前提なのでその点に関しては何卒見逃していただけたら…と思っております。すみませんでした。

あとこれ出すのめちゃくちゃ遅くなってすみませんでした🙇
1月中旬くらいに「もうすぐ出せそう」みたいなツイートしておいてこの有様です…本当に申し訳ないです。
正直サボってました。そんなんだから就活終わらないんですよ…?

さて長々と語ってしまいましたがこれにて終了です。
随分文字数の多い記事になってしまいましたが本当はもっと書きたいくらいです。
今年もしまた会誌が出たらぜひ読みたいですね、今から楽しみです。
新たに9期を迎えた新生〼研に幸多からんことを。

読んでいただきありがとうございました。

ku



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