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C101出展についてのあれこれ

こんにちは、kuと申します。
先日行われた冬コミ(C101)に初めてサークル側として参加させていただいたのですが、その時の個人的な感想や良かった点、改善できた点などをメモ感覚で書いていこうかなと思います。
初めてのnoteなのでお見苦しい点などあるかと思いますが、見逃してやってください。

製本〜搬入

製本

コミケ当日のことだけ語れよ!と思う方もいるかもしれませんが、この段階についても少し語らせてください。

今回の会誌も寄稿者から完成した記事を個別に集める形を取ったのですが、先輩から「締切は早めに設定しろ」と散々言われていたにも関わらず適当な締切日を設定した結果、結構ギリギリになってしまい、発送の日程を早めた関係で余計にお金がかかってしまいました。
会計の方、大変申し訳ございませんでした。

マニュアルに書いてなかったので一応メモとして残しておくと、11月下旬(最終週のどこか)を締切にして12月の頭には印刷の依頼ができる状態にしておけば上手くいくと思います。(夏コミの場合は7月第2週締切→18日くらいまでに印刷依頼が良さそう)

土日祝日を除いた営業日の日数に応じて値段が変わるのですが、10日以上のプランであれば負担がかなり軽減されるので逆算して計画を立てられるとベストです。

ただし日数の多いプランはその安さゆえに受付終了がビビるくらい早いので締切日が近づいてきたら印刷会社のHPを適宜確認するなどしてください。

今回印刷を依頼したちょ古っ都製本工房様↓

印刷依頼をしてから数日で本が届いたんですが、正直感動しました。
会誌の中身は本が届くまであんまり見ないようにしていたのですが、いざ読んでみるとちゃんと文章が作り込まれてて「あ、この人たちそういえば頭良い集団だったな」としっかり分からせられました。(失礼)

さて真面目な話をすると今回の会誌はA4サイズで作ったのですが、他大学の会誌を見てみるとB5サイズやそれより小さい文庫本のようなものもあり、来年以降デザインの変更などはやってもいいかもとは思いました。

文字とかはデカい方が良いかなと勝手に考えていたんですが、小さいのも持ち運びやすかったりで結構良いです。
色々な印刷会社のHPを回ったりして調整してみてください。
ここら辺は正直編集の人の好みなので来年以降はお任せします。

あと印刷する部数なんですが、これもマニュアルに書いてなかったので一応残します。
結果から言うとサークルの人数+35部くらいあれば大丈夫です。
少なすぎよりも多すぎの方が後からいくらでも調整が効くので、思い切ってたくさん依頼してみるのが吉だと思います。

今回はサークルの人に配る分+頒布用+αという想定で60部刷ったのですが、手元に残るのが大体10部くらいで新歓や来年以降のコミケに既刊として出すことを考えるとちょうど良い感じになったんじゃないですかね(適当)

搬入

次に搬入に関して、今回は印刷会社→家→ビッグサイトという流れで行ったんですが、可能なら印刷会社から直に送っても良いんじゃないかなとは思います。
ただ乱丁、落丁があった場合に対応出来なかったり、部数が多く搬出が面倒になったりするのであんまり推奨はしません。

搬入も意外と締切が早かったりするので気をつけましょう。
クリスマスくらいまでにはやっとかないと手持ち搬入とかいう地獄をみることになるので…。
搬出の手続きもこのタイミングでやると楽です。

長ったらしい語りはこの辺で終わらせて次行きましょう。

準備〜前日

備品準備

早く当日のこと書けよ!とお思いの方、僕もそう思います。
もう少しだけお待ちください。

流石にテーブルにポン置きで売るのは品が無いので、下に敷く布、ブックスタンド、ポスタースタンド、ガムテープなどを購入しました。
参考にした記事はこちらです↓

これと合わせてポスターとか値札を作って当日持参したのですが、何も無い状態と比べて見栄えが段違いなので準備は必須です。
売上にも関わってくる話なのでここだけはちゃんとやりましょう。

もしお金に余裕がありそうならめちゃくちゃデカいポスタースタンドを買ってクソデカポスターを持ってくのもありです。

今回購入した備品は来年以降全然貸し出せるので、要望あれば連絡ください。

釣り銭

一番準備が面倒だったのが「釣り銭の確保」です。
500円玉を20枚生成する簡単なお仕事のはずだったのですが、私が秋葉原のATMでキャッシュカードを取り忘れて12/30まで使用不可になるというバカを披露したせいで高難易度ミッションになってしまいました。

とにかくこれも早めにやるべきでした。
後回しにすると手数料などがかかって損失を被るので来年は早めにやりましょう。

当たり前ですがゲーセンなどで業務両替をすると業務妨害になるので余裕を持って必ず銀行に行くようにしましょう。

前日

正直Twitterでの宣伝と早寝くらいしかやること無かったです。

宣伝は前々からやった方が良い派と前日派で別れると思うんですが、個人的には前日の方が良いんじゃない?と思ってます。
数日前に見ても忘れる気がするんですが…。

やり忘れていたとかでは絶対にありません。絶対に。

早寝もしといた方が良いです。
ちなみに後輩のAくんは前日バイトからオールして来てくれました。
化け物です。

当日〜

朝マック、美味いですよね。メガマフィン最高でした。

有明の飲食店は混むんでやめた方が良いかなといった感じです。

8:00に集合して会場に入ったのですが、これくらい余裕を持って入れれば準備も間に合います。

搬入した本を受け取ってさっさと設営したら終わりです。
飲み物とかはこのタイミングで全然間に合います。

こんな感じの配置にしました。

開場〜

10:30スタートだったんですが、10:00くらいから他大学の方が会誌の交換を始めていました。

その文化を知らずに適当にエナドリ飲んでたので、気づいた時にはもう時間が少なくなっていてそのタイミングでの全ての大学の方との交換は出来ませんでした。(後でさせていただきました)

早めに自分から声を掛けに行った方が良いです。
待ちの姿勢は負の結果をもたらします。

開場した後、1時間くらいはかなり混みました。
そんな中一人の男性がこちらへ…。

「新刊1つお願いします」

言われた時は結構慌ててたので何かを考える余裕は無かったのですが、徐々に嬉しさが高まっていったのは覚えています。

売れなかったらどうしようとかは正直結構考えてたのであの一言で相当救われたと思います。ありがとうございました(?)

その後も他大学の方やサークルOBの方にも来ていただけて、とても充実した時間を過ごすことが出来ました。

僕自身、同人誌即売会に行ったときに「立ち読みってあんまりしない方が良いのかな…?」とかよく思ってたんですが、手にとって読んでもらえるって普通にそれだけで嬉しいんですよね。

だからといってじゃあ自分も立ち読みしまくるとかそういうことは無いんですが、これはちょっと意外でした。

多分表紙の影響か、#UNICUSのPの方に話しかけられることが多かった印象です。

この表紙と裏表紙は後輩のMさんが描いてくれたのですが、各所から好評で嬉しかったですね。会誌が構想段階だった頃、送られてきたラフ絵を見て感動したのを覚えてます。

面白かったのは他大学のアイマスサークルにコスプレをしてる人が居たことです。夢見りあむのコスプレの人が突然サークルの前に現れた時は本当に焦りました(その後会誌の交換をしていただいた)。

あとイタリア軍の軍服を着たお兄さんが話しかけてきてくれた時は「コミケ来てるな〜」って感じでしたね。また会えるといいな…。

やってみたい方いれば是非。〼研OBの皆様、コスプレ待ってます!

最後に見てないとは思いますが、購入していただいた皆様、ありがとうございました!

撤収

終盤(15:00〜)に差し掛かると半分くらいのサークルが撤収、搬出作業をしていました。
早め撤収もありかなと思っていたのですが、意外と終了直前に何名かに寄っていただけたりもしたので特に予定などが無ければ最後までいる方が良さそうです。

16:30頃に搬出を済ませて完全撤収となりました。

撤収後のビッグサイト見たことなかったので新鮮でした。

良い夕日でした(?)

という訳で当日までの振り返り終わりです。
ここからは今回の一連の流れの中で気になった点を挙げつつ、来年以降どう改善していけるかを少し考えていきたいなと思います。

来年そもそも会誌が出るか分かりませんが…。

問題点と対策

会誌の形態について

まずこれです。

僕はこれまでの会誌と同じ「寄稿者募集→記事を集めて一つの本にする」という流れで制作させていただいたのですが、他大学の会誌なんかを読んでると他にも何か企画をしていたりするんですよね。

ここは難しいところなんですが、そういった企画をサークル全体で行うことで寄稿してくれた会員はもちろん、時間などがなくて出来なかった会員にもフォーカスをするような取り組みはやってもいいのかなとは感じました。

ただのお節介かもですが…。

あとデザインなどももっと視野を広げて色々やっても良いなと思います。
今回は余裕が無くて出来なかったのですが、一つや二つ工夫を入れるともっと良い本になった気がするので来年以降検討してほしいです。(大きさとか記事のデザイン)

寄稿していただいた記事は全部素晴らしかったです。記事への批判では全くないのでそこだけは間違えないようお願いいたします。

赤字問題

今回やって初めて気がついたのですが、コミケは申し込み費用と印刷代で普通に2万以上飛びます。

全ページ白黒の印刷ですら1冊250円くらいかかるので、カラーにしたら普通に破産です。

500円という値段設定ではどうやっても黒字に持っていくのは無理なので、値段を維持するのであれば数を減らす、または印刷代や搬入・搬出代を極限まで抑える努力が必須になります。

利益を生み出すことが目的では無いので無理矢理黒字を狙う必要はありませんが、会員が少なくなればなるほど財政は厳しくなるので会計の人としっかりコミニュケーションを取り、お金の状況を理解しておく必要はあると感じました。

Rさん、本当に色々ありがとう。助かりました。

他大学との交流

これは問題点では無いのですが、コロナ渦が引きつつあるこのタイミングで他大学のアイマスサークルとの合同企画などをやってみるのも良いのかなとは思います。

コミケのタイミングでお互いのTwitterなどは知れるので、その際に仲良くなっておくと良さそうです。

名刺は制作必須です。

おわりに

感想

ここまで適当に色々垂れ流してきましたが、正直問題点などは僕の能力のなさが全ての原因なので来年以降は多分勝手に改善されてるんじゃないかなとかは思ってます。

何はともあれ、自分がやりかった「サークルとしてのコミケ出展」が達成できてとても嬉しかったし、関わってくれた全ての人に感謝しかありません。

来年も出しゃばりすぎないレベルで会誌の制作に関われたら…なんてことも思ってますが、今度は個人サークルとして冊子の制作、頒布をしてみたいなという気持ちもあり…。

個人だと全部自腹なので大赤字覚悟ですが…泣。

でもまたいつか出展側に戻ってきたいですね。

さて、こんな気持ちの悪い自分語りを最後まで読んでいただきありがとうございました。
来年はもっとちゃんとした文章を寄稿しようと思います(?)
ここら辺で失礼します。


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