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通るか!こんなフリート!!
環境の試練に耐えうる発見というのは、膨大な知識や研究に基づいて生まれるものであり、素人の思い付きがそこに至る可能性は限りなく低い、というのが持論だ。
初心者ならではの視点で常識を覆すような発見をするというのはフィクションの世界では王道とも言っていいロマンのある筋書きで、実際、遊戯王ぐらいカードプールが広いと、まだ見つかってない組み合わせや戦法が眠っていても不思議ではない。だが、競技レベルの戦いで初心者の発見が環境を塗り替えるとなると、それはまさしく夢物語だろう。
なぜこんな前置きをするかというといえば、そう。そんな持論を持っている、素人の私が。環境に少なからず影響を与えるかもしれない、ある発見をしてしまったからだ。
本題に入ろう。まずはこちらの画像を見てほしい。
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いやいや、こんなんよくあるマントとか襟の装飾でしょ……。
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う、こ、これは……もう……。
「提唱開始の合図をしろ!!磯野ォ!」
(ドキィ☆)
「提唱開始ィィィィィィィィ!!!!」
エルドリッチの中の人、マッスルレディ説
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週刊少年ジャンプの読者にとっては周知の事実なのだが、筋肉質で体格のいい女性キャラはすでにドラゴンやロボットと同じくらい令和の少年たちにとって憧れの的になっている。
これはマジに一点の曇りもないリアル真実なので、まだ気づいていなかった大抵の人も「言われてみればたしかに……!」と身の回りのあれこれを振り返って納得していただけると思う。
どうしても信じられないという人は、週刊少年ジャンプ2021年9月6日号(No.38)~2021年11月22日号(No.49)のバックナンバーを確認してほしい。『レッドフード』[#7 アイアンワークス]におけるデネボアの登場を皮切りに、『僕のヒーローアカデミア』のスターアンドストライプ、『SAKAMOTO DAYS』のダンプと続き、くしくも『レッドフード』連載終了の翌週に『アンデッドアンラック』であのキャラクターがその姿を見せる。過酷な順位争いでしのぎを削る連載陣たちが、1人の新人が放った輝きに呼応するように共鳴していった様は涙なしには語れない。まさに受け継がれる意志、人の夢。ほっとけばいずれ芥見せんせーも続くだろう。
少し話がそれたが、つまり。これ見よがしに描かれた三つ編みが鎧の下に女性が隠れていることの示唆だとすると、それが「筋肉質で体格のいい女性」であることは、今やゴツい鎧から線の細い美少女が出てくるよりもベタな展開なのだ。流行に敏感で、他カードイラストの展開を見るになんだかんだでベタなお約束は外してこない遊戯王のことだ。エルドリッチの中身がハッスルマッスルでゴーファイトなレディであることは7~8割がた確定していると見ていいだろう。いいだろう(確認)。
マスターデュエルの環境に与える影響
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正直、大会レベルの競技環境であればこの説が与える影響はほとんどないと言っていいだろう。
だが、マスターデュエルのランクマッチはガチ勢もカジュアル勢もごった煮で殴り合う魔境だ。ギンギンに研ぎ澄まされた最適解を握らなくても現状の最高ランクであるプラチナ1にはいつか到達できるので、デッキ選択には遊びの余地がある。
別に勝てればなんでもいいけど可愛い女の子が使えないからエルドリッチはやだな……みたいことを考えている腑抜けや、マッスルレディを待ち望んでいた層がエルドリッチを使いだすようになれば環境占有率には有意な変化があるのではなかろうか。
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また、現状いまいち評価が芳しくない融合体も、中身に意識を向けると見る目が変わってくる。融合体の採用率が上がれば、ミラーマッチで超融合などのケアを重く考えなくてはいけなくなってくる。
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手札誘発の採用率にも変化が起きるかもしれない。エルドリッチはあまり手札誘発を必要としないテーマだが、メインデッキのスロットには余裕があるので、先行展開を抑えるために手札誘発を積む場合もある。
うららにちょっかいをかけられてまんざらでもなさそうなエルドリッチや、Gを見つけて部下を総動員するエルドリッチを見たくないか?見たいだろう。私は見たい。
そんな潜在意識から手札誘発を採用するプレイヤーが増えれば、対面時のプレイングにも影響を及ぼすようになってくるはずだ。
余談:他の可能性について
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ゴテゴテの鎧から骨と筋だけのヌメッとした状態で永遠になった本体が出てくるのが一番素敵(婉曲表現)だと思います、個人的には。でも時代が、時代がマッチョを呼んでいる。時代がそう言うんや。時代が……。いや、違う。そうじゃないだろ。
"受け継がれる意志"
"時代のうねり"
"人の夢"
これらは止めることのできないものだ。
―――人々が『自由』の答えを求める限り、
それらは決して止まることはない。
まだ、答えが出たわけじゃない。自分だけのエルドリッチを見つけよう。黄金郷はそこでずっと輝いている。俺達の戦いは始まったばかりだ。
以上。
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