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KTWウィンチェスター M1873パラコードカスタム

KTW製ウィンチェスター M1873のレバーにパラコードを巻くカスタムの記録。

KTWのウィンチェスターM1873カービンというエアソフトガンを手に入れました。元となった銃は100年以上前の古いデザイン。その外観と個性的な操作性もあり、あえてアイアンサイトで使いたい銃です。

最近、プリンキングで使っていると気になる点が出てきました。

それは、メカニズムがエアーコッキング式の為、スプリングを圧縮する力がかかるレバー操作が構造上どうしても重くなり、操作を繰り返していると手の小指側、レバーに触れる部分がじわじわと痛くなってくること。

少しでも操作を軽くしようと内部のグリスアップを行ったのですが、あまり改善されず‥。

そこで、レバーにパラコードを巻くカスタムをすることにしました。

今回準備したものは、パラコード長さ約150cm、100円ライター、よく切れるハサミです。

ますば下準備として、カットしたパラコードの両端をほつれない様にライターで炙って固めておきます。

トリガーに近い方に結び目を一つ作ります。

結び目はしっかりと引っ張ります。

①:片方のパラコードをレバーの上に置き輪を作る。

②:逆のパラコードを先程のパラコードの「上」に置き、レバーの「下」を通して①で作った輪の中に通す。

③:しっかりと引っ張ると結び目が現れます。(下の写真では左側)

④:結び目から出てきた方のパラコードをレバーの上に置き、輪を作る。

⑤:結び目とは逆のパラコードを④のパラコードの「上」に置き、レバーの「下」を通して④で作った輪の中に通す。

⑥:しっかりと引っ張ると③とは逆の方向に結び目が現れる。

①〜⑥をレバーの端まで繰り返す。時々結び目のラインを揃える様に調整も行いつつ進めます。

最高まで来たら、余ったパラコードを5〜6㎜残してカット。この時ハサミの切れ味が悪いと、切れないからとグリグリやってる最中に結び目が緩んでしまいます。

カットした先を100円ライターで炙ってパラコードを溶かします。
炙る際は炎の先端はゆらゆら動くので、根本の青い炎の部分を使うと炙りたい場所をピンポイントで溶かせます。
程よく溶けた所でパラコードの先端にライターの銀色金属部分を押し当てパラコードが抜けない形に成形。

逆側も同じように末端処理をして完成です。

パラコードを巻くことで、小指へのレバーのエッジのあたりがソフトになり、コッキングを繰り返しても指が痛くならなくなりました。

実は当初、レバーのパラコードカスタムはデザイン目的であまり効果ないだろうと思っていましたが、実際やってみると想像以上の効果がありました。
コッキングの度に地味に蓄積されてくる痛みに耐えなくて良いのがなによりも嬉しい所です。

今回は以前のサンセイマスクのパラコードカスタムで余ったカーキ色を使いましたが、オリーブや柄物などパラコードの色を変えてみても面白いかもしれません。

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